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深紅の断片 警防課救命チーム
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深紅の断片 警防課救命チームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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血まみれの少女監禁事件という衝撃的な幕開けから、異様続きでスピーディーに物語は展開し、答え合わせまで、一気に読みきってしまいました。これまで未体験のミステリーです。 | ||||
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正義とは、なんぞや!? 人により、その根拠は違うものであり、社会正義も時代と共に移り行くもの。 多大なるエネルギーを使い、他人を呪い、恨み、復讐することに血道をあげる。 虚しいだけと解りながらも、貴重な時間を金を突っ込み、結果、何を得るのか? 怒りに端を発する『言葉』が、ネガティブな『感情』を生み、報復という『行動』につながる。 所詮、我々は、『言葉』の奴隷でしかない。 裏を返すと、他人を許すことも、過去を忘れることも、選択肢の一つとしてあるのかもしれない。 いずれを選ぶも、また、自由なり。 | ||||
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この作者の作には、魅力的なオープニングに対して後半に失速感を感じる経験が続いていたが、今回はバランスが良く最後まで満足できた。イタリアのスラッシャー映画みたいな酸鼻な映像を連打しながら、最後まで●●●●●●という仰天の趣向が今回の目玉ともいえる。犯人の意外性はそれほどでもないが、人物の描き込みが非常にすばらしく、とりわけ悲惨な第三被害者には胸を打たれた。さりとてこの人物は実は無謬というわけではなく(過去の事件においても、自分の被害においても)、なおかつそこでの誤ったふるまいに痛切さも感じさせるという実に重層的な造形になっている。 救急現場の描写が良いのはもちろんだが、最後に「蛇足ですが」と加えられる別件の知識にも仰天。この事実が警察や国土交通省ではなく民間の指摘で問題化したというのも酷い話だ。官僚というよりも組織の欠陥なのだろうが。 ぜひシリーズ化して欲しい。主人公と、癖のあるサブキャラクターで(こっちは短編向きかな?)二つのシリーズが作れるのではないか。 | ||||
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久しぶりにドキドキして本を読んだ様です。救急医療の一部しりました。 | ||||
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業務用冷蔵庫に監禁された少女、というショッキングなあらすじとは裏腹に 猟奇的でもなく、異常者でもなく、少しのボタンの掛け違いが招いた悲しい 話でした。 だから、本当の意味で憎むべき悪い人は出てこない不思議な内容になってい ました。 ただ、物語もスピーディーで若干、犯人っぽいフリの登場人物も数人設定し たりと面倒臭い演出はありましたが、楽しく読めました。 総じて面白かったです。 | ||||
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骨太の内容ですが、文章は非情に読みやすいです。日本語が美しいです。 ミステリとしても疾走感があり、読み終えた後の気分は良いです。 ただ、とても考えさせられます。他人は他人を非難し、ただ見えている情報だけでその人間を抹殺することが出来るのです。もし過ちがあるのだとしてもその行為に対する勇気を何故認めないのだろうか?最近の風潮とリンクするような気がして心痛くなりました。 是非多くの人に読んでいただきたい内容だと思います。 | ||||
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救急隊が事件に巻き込まれて犯人を追って行くという珍しいタイプの小説でした。救急隊の仕事がわかりやすく説明されていて勉強になる面もあり、よく言われる救急車利用の問題点もなるほどと納得。内容的にはかなり謎の密度が高く、途中ちょっと現場の状況が伝わりにくい部分もありますが、最終的にきれいな形で解決します(図があるとよかったかも)。帯には「社会派×猟奇サスペンス」とありますが、ミステリーとしても完成度が高くて面白かった。 | ||||
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救命チームのお話なのに、彼らが事件を解決するという、なかなか強引な展開でした。 現実的に事件の捜査は警察のお仕事なので、シリーズ化にするには難しいのだろうなぁとか、でもそういう際どい設定で物語を展開していくのは凄いなぁと感心したりとか、読んでいる間にそういうことばっかり考えてしまい、その不自然な設定に心が奪われたまま読了してしまった感じです。 あらすじ自体は面白いと思いましたが。 | ||||
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とても良いです! 読みたかったので嬉しいです とても読み応えがありました! | ||||
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この原作者の作品はとても面白く、この本も一気に読み終えました。 | ||||
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医療系社会派猟奇サスペンス? いまや警察小説の名手として地位を得た感がある麻見先生ですが、本作で主人公を務めるのは消防署の救急隊。連続猟奇傷害事件の顛末が臨場感たっぷりに描かれます。 これは取材がたいへんだったろうな……という救急活動のデティールをそつのない話運びの中に巧みに盛り込み、滞りなく読ませる手腕がまず御立派。この著者らしい猟奇性に医療事情の比重が大きく、全体に初期作品に近い雰囲気かも。お約束の闇社会が出てこないのがかえって新鮮な感じだったり。十八番の警察小説が多作のためややマンネリ気味の印象ですが、こちらは手放しにオススメできる面白さであります。 | ||||
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ストーリー展開の面白さもさることながら、救命救急のあり方 についての問題提起もあり、臨場感たっぷりで一気に読ませ る秀作。 | ||||
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