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リバース
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リバースの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
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ドラマでは、死因など、ラストが加えられる形で、関わった彼らはそれぞれ、なんらかの形で前に進むことができた。 転落による事故死と判明し、かつ、車は、逃げるために窃盗グループによって奪い去られたため、中毒症状で体調が急変した、広沢は山道に放置された。直接的には、飲酒も、蜂蜜入りコーヒーも関係はなかったということにはなる。小説では、親友の死の真相を探り、そして生を辿るために、 調べていくが、最後は自分が原因であったと言うオチ。救いがなく、つらいけど、一番は広沢に同情する。蜂蜜のことは、知っていてやったわけでもない。だが、皆、飲酒をしているのを承知しながら、慣れない道での運転を、たった一人に押し付けたのは判断を過った。飲酒していても、心配だから、同乗しようとしてくれる仲間はいなかったんだ。事故で処理されたものを、掘り起こされ、怯え、そして後悔することが、彼らへの罰だと言うことなんだろうね。 | ||||
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確かにストーリーは面白いですし、読みやすいです。結末も全く予想が出来ません。しかし、読み終えた後の正直な感想は「こんなものかぁ」程度です。感動とか教訓とか、読後に得られるものがありません。世の中には、面白くてかつ、主人公の生き方に涙したり、充実感を得られる本も沢山ありますので、そのような本と比較して3つ星です。 | ||||
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レビューを見て最後の一行を楽しみにしていたのに、その前のページの時点で人によっては結末がわかるようになっていて残念でした 読み返して伏線を探したいと言うほどではない小説です | ||||
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ドラマと合わせて読んで、違いを比べるとより楽しめると思います 小説のほうは人物描写にところどころ不自然な印象を受けました。 登場人物全部女性だったらもう少し自然になるのでは?と思ったり。 | ||||
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オチに向かって行く過程は楽しめたが、 登場人物の性格の設定がだいぶリアリティに欠ける印象。 湊かなえは女性の登場人物が多い作品の方が読みやすい。 | ||||
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条件設定の中で書かれた作品だと解説で読み、作品の登場人物が複雑な絡み合いで判別できない部分があり、できばえは普通でしょう。 | ||||
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ネタバレ注意です。 犯人は!?あの日の事故にいったい何が隠されているの!?という期待に突き動かされて読みました。それが無かったらだらだらと要らない部分が多すぎて退屈な作品。過去の事件が「何か裏があるぞ!」と思わせる魅力的なシチュエーションであったためそれだけをモチベーションにして読み切りました。しかし・・・真相はあ~そういうこと?の一言です。広沢にも責任はあるけどどっちみち防げなかっただろうし。劣等感が強く卑屈なくせに自分を変えようとせず、特定の分野のみを拠り所にして生きる人への皮肉を最大限に詰め込んだ作品です。深瀬以外の心理描写がほとんどないのもいかに彼が「自分しか見ていない」のかを表現したかったのかなと感じました。もっっと短くしてグリム童話みたいな教訓話にしたら万人受けしそう。 | ||||
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私が数年前に食べたのは黒くてかなりハッカのような風味があって、買うときもお店の人に「かなり癖あるよ」って言われたし、あれを入れたのかーと思ってしまった。 そのままお湯でといて飲めば美味しかったけど。 まあ「小説」と思えば。 これはなんでちゃんと言わないのか解らない。 命に関わる事なのに。 隠す方が悪い。なんか可哀想。 最後後味悪過ぎるし…いや本当にアレ入れたら無理じゃないかな。 | ||||
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湊かなえさんの物語は好きで何冊か読んでますが、私も最期の1行は「?」って思わせる後味の悪い終わり方でした。 テレビがされ2話まで見ましたが、1話を見終わった時に恐らく亡くなるきっかけはこの人で、手紙を送ったのこの人だなって推理できたので、推理が合っているか確認したくて読んだのですが、思ったとおりでした。 いつもは、裏切られるのに。 なんだか、終わり方といい予測通りで今回は普通の星3つです。 テレビは小説とは、変わることが多いので テレビに期待します。 | ||||
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湊かなえさんの作品は三作読みました。「告白」「夜行観覧車」そしてこの「リバース」です。さすが湊さん、人物の描写がうまい!主人公に感情移入はできませんが、誰もがもつ心の暗い部分をうまく表現していると思います。 そして終章は大変驚きました! この後味の悪い読後感こそ、さすが湊かなえさん!と思いました。 個人的にはタイトルに納得がいかないかな。 私だったら「透明な蜂蜜」とか「色のないコーヒー」とかつけるかな。 | ||||
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湊かなえさんの本はこれまで何冊か読んだことがあり、そのほとんどが個人的にはすごく面白かったです。 なので今作も楽しみにしていたのですが、読みはじめて最初の数行で違和感が……。 私が今まで読んだ本は一人称だったのですが、今作は三人称。三人称の小説は多いですし、そのことは問題ではないのですが、なぜかこの作者の三人称は読みにくかったです。 私に理解力がないせいか、心理描写から情景描写にうつったり、主人公のことを描写していたのに次の瞬間にはヒロインのことになっていたりと、まとまりがないように感じられ、何度も読み返しました……。 ストーリーは一つの告発からはじまり、現代と過去が交差するミステリーです。主人公は卑屈でネガティヴな性格ですが、嫌にはなりませんでした。 作者がコーヒー好きなこともあり、コーヒーにまつわるエピソードがたくさん出てきます。コーヒーが苦手な私ですら、読んでいて香ってきそうだと思ったので、コーヒーに関する描写はかなりのものではないでしょうか。コーヒー好きなら一見ありです。 最後の最後でのどんでん返しは、さすがイヤミスの女王、湊かなえ節満載!と感じました。 ただ思ったより衝撃はなかったかな……。こういうのも「殺した」と言っていいんでしょうか? 私には不幸な事故としか思えなかったので。 嫌気持ちになるというよりも、どこか引っかかるところがたくさんある本でした。 | ||||
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湊かなえさんの本は七割くらい読んでいます。 (初期から追っていますが、速筆な方なのでどんどん新刊が出されて追いつけない状況です。) そんな作品の中でも、ここまで自己肯定感が低くかつプライドは高いようなキャラクターは珍しいのではないでしょうか。 他作品では、周囲の不幸だったり理不尽だったりする環境に立ち向かって行くような強さや自信を持ったキャラクターがメインという印象です。 しかし、この『リバース』の主人公においては、環境についてはそんなに悪いものではありません。(一応。) それでもここまで不幸ぶっている(と言ってしまえば身も蓋もないですが)のは、まさに彼自身の性格の鬱屈したところによるものだと思われます。 私自身、非常に卑屈な人間なので、彼の心情には身につまされました(笑) 他のキャラクターも湊さんらしい、実にリアルな「嫌さ」を持っています。 ミステリーとしては、いわゆる「二段落ち」かと思われますが、最後の最後のオチの前段階までは、私でもなんとなくわかってしまいました。 そのぶん、ラストのオチが強くなるのかもしれませんが、途中で予想がついてからはダレてしまった印象です。 キャラクターの描写はお見事でしたが、それゆえにストーリー展開にはもう一声ほしかったのが総評です。 ドラマ化の際、どんな演出がされるのか楽しみです。 | ||||
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最後のオチがこれかと? 肩透かしされた気持ち。4月からドラマスタートですが、色々と真犯人を匂わす演出をされるのでしょうが、オチがオチだけにドラマの評価も気になります。 | ||||
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~たら、~ればとか、言い訳ばかり言ってみたり、どうせ私なんか、なぜ私だけ、私よりみんなって言う言葉は、不幸を呼ぶ。 死んだ仲間の自分探しのつもりが、実は、自分自身を見つめ直すことになり、そして、真実を知る。 真実を知ることが、必ずしも幸せになるとはいえない。 知らず知らずに他人を傷つけてしまうことは、誰しもある。 それを恐れてばかりいては、人生は上手くいかない。 | ||||
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脅迫の「犯人」まではこう言っては何だけど、「順当」。 ちゃんと伏線張ってくれてる訳で、「はいはい来ましたねー」でしたが、ラスト2Pの鮮やかさは想定外で、「やられました」。 楽しませて頂きました。 | ||||
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湊かなえさんは、映画で見てしまうことが多いので、本を手にとるのはこれが初めてだったのですが、正直、ラストのオチ以外は凡庸だと感じてしまいました。 代表作「告白」などを読めばまた違った感想になるでしょうか。 少し前に読んだので、細かい部分は忘れてしまいましたが、最終ページの衝撃だけはすごかったですね。 後味が悪すぎます。 このオチに対する伏線は、確かにあちこちにありました。 でも読んでいてそれに気づく人はいないでしょう。 みなさんビックリすると思います。 | ||||
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告白から湊さんの本は全部、読んでます。 読みやすかったですが主人公が卑屈になり過ぎでイラつきました。 最後は久々のイヤミスでしたね | ||||
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読んでいくうちに、 なるほどそういう意味でこういうタイトルなんだな、 というのはだんだん分かってきた。 「人」にはいろんな顔があって、 誰と、いつ、どんなこと、 から見えてくるのかは分からない。 人となりを分かったつもりになっているだけであって、 1人を理解しきることはできない。 最後の最後の方は、人間関係が乱れていて、 「???」ってことが多々あったので、 もっと分かりやすい文章がボクは好きだなー って思って読み終わろうとしていた時に、 (;'Д`)へぇぁっ!!! という驚きが残されていた。 こんな筋書きがあったとは、、、 鳥肌ものでした。 | ||||
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一気に読み進めてしまいました。作者のいつものスタイルとは違うと思っていたのですが、やはり結末はこう来ましたか……という感じでした。 まず、友達のことを調べ始める動機が弱いような気がします。「手紙」が発端かもしれませんが、それを送った人もちょっと精神的にちょっと違和感がある気がします。 また、ある友達が、「あいつは優しいから自分の側に来てくれるけど、それだからって、自分が上に上がっているわけでもなくて、あいつを自分の側に引きずりおろしてる」なんて発想がちょっと気に入らない。何から何までぴったり合う友達なんていなくて、この点ではこの人と合って、この点ではこの人と合う。だからいろいろな世界で親しい友達が存在すると思う。また、立ち位置なんてその人との関係で変わると思うから、こんなふうに考えながら友達とつきあっているとしたら、すごいつらいと思う。友達なんて、自分が変なこと言ったら「何ばか言ってんの?」とか「そうかも」とかそういう関係で、この人に自分は釣り合うのかな?とか考えながらの関係は、友達としてはつらいと思う。「友達」は対等だから、広沢君はこのタイプだったんだと思うけれども、ちょっと人が快適に過ごせるように気を使い過ぎの人。このことが結果的に…となると…ここには書けないけれど、私にはちょっと違和感のある展開でした。最後まで気が抜けませんけど。 | ||||
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