■スポンサードリンク
おかしな遺産
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
おかしな遺産の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私見ですが連作途中のまだるっこしさが すべて消えて生き生きとした作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後の作品もKindleなら海外でも買えるのに!このほのぼの、でもちゃんとミステリー、そしてストーリーテラー、今現実にないから、余計素晴らしいんです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シャーロット・マクラウド大好き!!セーラ物もシャンディ物も大好き!!なぜか?2冊くらい違う装丁で出版されてた(出版社が違うのか?)「ポカパック島の黒い鞄」「ウーザック沼の死体」も楽しく読みました。、シャーロット・マクラウドのおかげで、コージーミステリーが日本に定着したんじゃなかったけ?。 また、セーラに会えるなんて、むちゃくちゃ嬉しいです。今か~。今になってやっとなのか~。なぜだ~???もっと、続編が出ることを期待して良いんでしょうか??まだうちには15年以上前のシリーズがとって有りますよ。 さて、今回の「おかしな遺産」は、「盗まれた御殿」を読んでからじゃないと、話がよくわからないです。何しろ、昔の出版なので、すぐに「盗まれた御殿」をすぐに確認できず、そうだっけ?そうだっけ?と思いながら読み進みました。前は読み切りでサクサクいけたのだけど?? なんだか、昔読んだ古き良きボストンと、岬の家のさびれた感じ?なんだか、作品の風合いが変わってしまい?前はもっと繰り返し読めた気がするんだけどな???なんだろう?自然が豊かで、食べ物がおいしくて、美術館の空気感があって?? まあ、セーラが強気で発言しているところなんか、年を重ねると、こんなに強く発言できるのか~と昔のセーラと違う点を楽しく読みました。 またイチから読み直しちゃおうかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学生時代に読み耽ったシリーズ。 待ちに待った新作(?)で、久々に楽しみました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
故・浅羽莢子氏の翻訳によるこのシリーズ、大好きでした。 (8作目・9作目のみ何故か他の出版社から他の翻訳者により出ていますが、あまりに違和感に最後まで読めませんでした・・・) 浅羽氏の早すぎるご逝去は未だに残念でなりません。 さて、前作から19年の時を経てのまさかまさかの新刊発行・・・正直、本作の事件の謎より日本で発行された経緯の方が余程ミステリーです(笑) もちろん、残念なことに、翻訳者は浅羽氏ではなく別の方になっています。 8作目9作目がトラウマで、浅羽訳以外でのセーラ・ケリング物を読むのはちょっと躊躇いましたが、とにかく読んでみました。 登場人物のカタカナ表記は見たところ浅羽訳と大きな違いはなく、それだけでもホッとしました。 が、読み進めるに従って、「う~~ん・・・」となる個所がいくつもありました。 原著を読んでないので偉そうなことは言えませんが、「彼が」「彼女が」「いくつかの」の羅列で「学生の英文和訳?」みたいな直訳が目立ちますし、 セーラの話し方も、これまでの古風で上品なお嬢さん育ちの奥様から、ちょっとサザエさん風というかチャキチャキした奥さん風味になってます。 あとセーラがマックスに「ダーリン」って言ってるのも違和感あり。そこは「あなた」でしょう! これは前作までとは翻訳された時代もかなり違いますし(おそらく翻訳者の年齢も)、 そもそも本作の翻訳者さんが浅羽訳の雰囲気を真似なければいけない理由もありません。 私が個人的に浅羽ファンだったので文句言ってるだけです。 ああでも、やはり浅羽訳で読みたかった・・・出してくれたのは有難いけどちょっと遅かった・・・涙 ちなみに内容は他の方も書かれてますが、第3作「盗まれた御殿」を読んでないとチンプンカンプンかもしれません。 私は事件の内容よりも、ケリング一族やマックスの親族やお手伝いさん達といったいつものメンバーが、あーだこーだ言いながらご飯を食べたり お茶したりしているシーンが好きで読んでます。なのでミステリを期待して、本作で初めてこのシリーズを読まれた方の不評は納得です。 何だかんだ文句ばかりですが、もう読めないと諦めていた続編が読めたことはやはり有難かったです。 最終作となる?次巻も刊行されれば必ず読むと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めてセーラ・ケリングシリーズを読まれる方にはおすすめできません。過去の作品を読んでないと分からないことが多すぎます。前のレビューにあるとおり独りよがりというか、かなり読み込んでないと理解できないと思います。少なくとも”盗まれた御殿”?は読んでないと・・・ シャーロット・マクラウドは大好きですが、これは残念ながらがっかりでした。このシリーズは第一作が一番読みごたえがあり、傑作だとおもいます。全部の作品を読んでいますが個人的にはシャンディ教授のシリーズのほうがすきです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
題名につられて買ってしまいましたが、いくらコージーミステリーでもあまりにもいい加減。 独りよがりが多くミステリーとはいいにくい。 文章もごたごたして、関係ないことばかり。主婦のおしゃべりとしても、ひどすぎませんか? でも、ひとそれぞれですから。ミステリー好きでたまにコージーを気休めによむひとには おすすめできません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
待ちとました。もう、二度とお目にかからないものと、半ば諦めていました。前刊発行から、実に19年ですよ?! 19年といえば、おぎゃあと言って生まれた子が、もうすぐ成人するぐらいの長い年月がかかっているんです。 その間、作者も鬼籍に入った上に、翻訳者までお亡くなりになられてしまいました。 いくらなんでも、放置プレイにもほどがある! 創元推理文庫の近刊案内で、シャーロット・マクラウドの名前を見たときには、我が目を疑ってしまったくらいでした。 迷わず、予約して、ようやく届いたときには、貪るように一気読みしました。 閑話休題。・・・興奮してすみませんでした。 さて、お若い方には、シャーロット・マクラウドと言う名前を聞いても、ピンとこない人がいるでしょうが、1980~90年代にかけて活躍した、現在のように日本にコージーミステリーが根付くようになった礎を築いたと言っても過言ではない(・・・過言か? あくまでも、私見だと思ってください)作家です。 本当に大好きだったんです。 この方、別にアリサ・クレイグ名義で別シリーズが二つあり、シャーロット・マクラウド名義でも、セーラ・ケリングシリーズと、ピーター・シャンディ教授シリーズがあります。 今回刊行されたのは、セーラ・ケリングシリーズの方で、このシリーズは、ボストンの旧家の出の若い人妻だったセーラが、一族の納骨堂に大叔父を埋葬しようとして納骨堂を開いたときに、白骨死体をみつけたことから事件に巻き込まれていきます。(第一作、『納骨堂の奥に』。復刊で、9月に刊行が決まってます!) その際に出会った謎めいた男性が、盗まれた絵画や美術品を捜索する専門の探偵、マックス・ビターソンで、後々、セーラの夫となる人です。 当時セーラは、親の又々従弟のアレクサンダーと結婚していましたが、色々あって、アレックスは亡くなってしまいます。 若後家となったセーラは、親戚やマックスの力を借りて様々な事件を解決していくのですが、その過程で、マックスと愛を育み、可愛い息子まで授かります。 このセーラの親族であるケリング一族というのが、一癖も二癖もある、はたからみたら変人ぞろいの一族で、その上、一族の財産を流出させないために親族同士で結びつく傾向が多かったため、とても複雑で入り組んだ家系となっています。 セーラの数多いる親族が厄介な事件に巻き込まれ、それをセーラとマックスで解決するのがパターンとなっていますが、なんでこんなにと思うくらい、出てくる人みんなが変人ばかり。 癖があるのは登場人物ばかりでなく、文章も馴染みのない人が読んだら、話が脱線したり、どうでもいいような日常の話が続いていて、本筋が解らなくなって投げ出してしまうかもしれませんが、はまる人には、そこがたまらなく面白いのです。 さて、ようやく発行の今回は、ウィルキンズ美術館という個人が収集した絵画や美術品を展示している美術館で、またもや変死事件が起きる。 またもやと言うのは、シリーズ三作目『盗まれた御殿』で、変死事件が起きて、セーラとマックスが事件を解決した上、二人のじれったい関係が大いに発展したことを言う。 変死したのは、前回の事件で大きな役割を果たしていたドロレスで、彼女は遺言執行人に、セーラを指名していた。 折しも、マックスは海外出張中。そういうときには、公私に渡って助けてくれる従弟のブルックスととの妻シオニアも不在かということで、セーラはジェム叔父さんと、使用人のチャールズ、マックスの姉のミリアムとその夫アイラなどの力を借りて、事件解決に奮闘します。 今回、キーワードとなるのは帽子ピン。・・・と、言われても首を傾げる人が多いだろうが、帽子を頭に止めるピンのこと。 帽子ピンがどのように使われているかは、本作を読んでみてください。 いつものメンバーがいないのは寂しかったけど、ふだんケリング一族側ばかりにスポットが当たって、マックスの親族がどういう感じかが解って興味深かったです。コージーミステリの愉しみは、謎解き自体より、いかに登場人物に思い入れを持てるかだと思うので(私見です。純粋に謎解きを愉しまれるコージーファンもいらっしゃるでしょうから)今回は、新しい魅力を発見できたのが何よりです。 最後に、今までマクラウドさんの翻訳は、故浅羽莢子さんがなさっていました。名翻訳家で、海外ミステリ好きにはつとに知られていたので、ご存知の方も多いでしょう。今回、翻訳家が変わったことで心配してましたが、違和感なく読み進めることが出来てよかったです。 セーラ・ケリングシリーズは、あと残すところ一作だけ。ピーター・シャンディ教授シリーズの方も、あと二作くらいだったと思います。 創元社さん、お願いですから、最後まで出版してください。また、19年も放置は、長すぎますので・・・・・・。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!