■スポンサードリンク


ドーム 終末への序曲 (人類の箱舟)



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

ドーム 終末への序曲 (人類の箱舟)の評価: 4.00/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

30年の年月はやはり重い

30年以上前の事だが、初めて夢中で読み進めた作品である
これだけの年月を経てもすごく面白かった事を覚えているのは、かなり凄い作品なのではなかろうか

子供が小説をよく読むようになったので、是非この作品を読ませてあげたいと思い購入
子供に渡す前に先読み

うーん
やはりというかなんというか、色々な知識と経験があり、小説も多くの作品を読んできた今の自分が読むと、腑に落ちない部分やツッコミ部分があって、思い出は思い出のままにしておくべきだったなと、少し後悔した
特に物語のクライマックスは、急ぎすぎ感は否めなかった
と言いつつも、弛みがなく一気に読ませる作品である事は変わらず、サクセスストーリー的な読後感が爽やかな名作だ

自分が読んだ版に、かなり加筆されているようだが、当時の自分が楽しんだように、子供も楽しんでくれたらいいなと思う
ドーム―人類の箱舟 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ドーム―人類の箱舟 (角川文庫)より
4041445329
No.5:
(4pt)

これはものすごい名著ではないだろうか

既に鬼籍に入られた筆者が当時(冷戦末期)、どのような思いでこれだけの内容を書き上げたのかと、心底驚かされた。評者は建築家ではないので構造計算の部分はどれほどのリアリティがあるのか論じられないが、地政学的な立地環境の検討や全面核戦争時のフォールアウト、核の冬など技術面の説明や描写は玄人裸足で、今読んでも唸らせられるところが多いように感じた。モデルの実名が簡単に類推できる登場人物と、参照されたであろう先行研究の研究者名などがそのままなところがクスっとさせられる。当時の資料などはwebを少し探したくらいでは見つからないのだが、恐らく筆者は当時大変な熱意でもって周辺領域的な研究成果を取材されたのではないかと推察する。大企業での人ぐりや、出資を募るためのプロセス、広告代理店を活用した世論形成など見せ場も多く、筆者の優れた筆致で描かれる生き生きした登場人物にも感情移入して一気に読んでしまった。kindleで手軽にこうした名著が読めるようになったことを一読者として喜ばずにはいられない。実は筆者の他の業績は未読なのだが、ザ・ドームの一作で大ファンになってしまった。
ドーム―人類の箱舟 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ドーム―人類の箱舟 (角川文庫)より
4041445329
No.4:
(5pt)

非常に内容が興味深かった。

非常に内容が興味深かった。
ドーム―人類の箱舟 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ドーム―人類の箱舟 (角川文庫)より
4041445329
No.3:
(4pt)

ドームをつくる話

「ドームをつくる話」です。ほんとにこれだけ、なんのひねりもない。しかしこれが面白いんだわ。
NHKプロジェクトXと硬いSFが好きな人には無条件におすすめ。続編の「βの悲劇」とセットで読もう!
ただし少々地味で読み手を選ぶ作品なので星一つ減らして4つ。
ドーム―人類の箱舟 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ドーム―人類の箱舟 (角川文庫)より
4041445329
No.2:
(5pt)

何度でも読み返したい名作である

かつて本で読み、感動し、回し読みをしてるうちに所在不明となってしまいました。今回、kindleで購入し再読し、またまた虜になってしまいました。。夏樹静子の異色作です。昔、設計事務所をやっていた関係もあり、ディテールにも感心させられたものでした。
ドーム―人類の箱舟 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ドーム―人類の箱舟 (角川文庫)より
4041445329
No.1:
(4pt)

推理小説ではありません

夏樹静子さんお得意の推理小説ではありません。

核戦争勃発の危険性に対処するために、赤道上に広大なドームを建設し、世界各国から選抜した男女を定期的に入れ替えつつ住まわせるという、とんでもなく壮大な構想を描いた、サスペンス小説というべきでしょうか。
国際政治の力関係、南の島の住民との駆け引き、台風、「選民」思想であるとの非難など、これでもかと困難を極めるドーム建設と住民選抜ですが...。

うーん。
南のドームに数千人を残して核戦争が勃発する状況で、本当に人類は存続しなければいけないのでしょうか?

ただ、本作は冷戦構造下の核戦争の危険性が高い時代のお話で、その後ドームは違う用途に使われます。
それが続編「βの悲劇」。
こちらも推理小説ではありませんので、念のため。
ドーム―人類の箱舟 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ドーム―人類の箱舟 (角川文庫)より
4041445329

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!