密室航路



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初公開日(参考)1980年04月
分類

長編小説

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密室航路 (角川文庫)

1987年09月30日 密室航路 (角川文庫)

恋人に会うため高知行の大型フェリー“さんふらわあ号”で東京を離れた総子。だが、順調に航行する船内で惨事が起きた―莫大な資産をもつ会社社長が密室状態の特等室で夥しい血を流し、死体で発見された。警察は自殺と断定したが、事件にまきこまれた彼女の疑惑は深まっていった…。表題作をはじめとして、船、SL、車、飛行機など乗り物にまつわる事件をテーマにした交通ミステリー集の傑作。 (「BOOK」データベースより)




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密室航路の総合評価:6.00/10点レビュー 1件。-ランク


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No.1:
(3pt)

乗り物づくし

乗り物をテーマにした短編集だが、医療問題を初めとする時事問題の研究を欠かさない作者の姿勢が窺がえる作品集でもある。

タイトル作の「密室航路」は東京〜高知間のフェリーで起こった密室事件を扱ったもの。だが、密室の構成法がストレート過ぎて、警察が真面目に調査すればすぐバレてしまう類のもの。犯人が「ある時期が来たらバレても良かった」と開き直るのは考えもの。ただし、当時として躁鬱病を社会問題として扱っている点は評価できる。「逃亡者」はミステリと言うよりは、疎開先という第2の故郷での人情の機微を描いたもの。「バンクーバーの樹林から」は子供の真の父親探しがテーマで、作者の様々な医学的勉強が目立つが、男女の情感より後味の悪さが残る。「結婚しない」は飛行機を使ったアリバイ・トリックものだが、それより「結婚しない」という女性の心理の謎に迫りたい。「90便緊急退避せよ」はハイジャック未遂事件の裏に隠された真相追求がテーマで、アイデアが秀抜。

乗り物をテーマにしながらも、社会問題、男女の機微を巧みに描いた短編集。
密室航路 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:密室航路 (角川文庫)より
4041445183



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