密室航路
評判
密室航路の評価:
3.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1〜4 1/1ページ
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密室航路の評価:
3.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
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タイトル作の「密室航路」は東京〜高知間のフェリーで起こった密室事件を扱ったもの。だが、密室の構成法がストレート過ぎて、警察が真面目に調査すればすぐバレてしまう類のもの。犯人が「ある時期が来たらバレても良かった」と開き直るのは考えもの。ただし、当時として躁鬱病を社会問題として扱っている点は評価できる。「逃亡者」はミステリと言うよりは、疎開先という第2の故郷での人情の機微を描いたもの。「バンクーバーの樹林から」は子供の真の父親探しがテーマで、作者の様々な医学的勉強が目立つが、男女の情感より後味の悪さが残る。「結婚しない」は飛行機を使ったアリバイ・トリックものだが、それより「結婚しない」という女性の心理の謎に迫りたい。「90便緊急退避せよ」はハイジャック未遂事件の裏に隠された真相追求がテーマで、アイデアが秀抜。
乗り物をテーマにしながらも、社会問題、男女の機微を巧みに描いた短編集。