ペルソナ・ノン・グラータ
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話の展開が早くて面白かった。但し、一部現実的ではないところもあった。 | ||||
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夏樹静子の三十三冊目の短編集。単行本初刊は1989年。本作品集刊行前には長編『東京駅で消えた』が、後には長編『Cの悲劇』、中編『秘めた絆』が陸続と刊行されている。 【収録作品】 「ペルソナ・ノン・グラータ」 田園調布の道路上に止めてあった朱いジャガーの運転席には、大手デパートの重役夫人の絞殺死体が乗せられていた。助手席からは、一本の金髪が……。捜査線上に、被害者と交流のあった外国人の存在が浮かび上がるが、彼はR国の駐日大使館勤務の外交官だった。外交官特権の壁に留意しながらも、捜査陣は大使館の日本人スタッフに接触していくが……。 「艶やかな声」 バーテン殺しの捜査本部に、「目撃者より」と認められた封書が届く。現場を出入りしていたという男の似顔絵が同封されていた。その男・大瀬は、物的証拠を突き付けられ、犯行を自供するが、大瀬は顔も知らない女に電話で頼まれ、金も用意されたので、相手の指示通りに実行したという。この大瀬には、過去にある保険金殺人に関わった疑惑が持たれていた。 「カビ」 ある抵当証券会社を営んでいた大友の葬儀で出会った加藤ヨウ子と名乗る女。大友の仕事を手伝っていた広橋は、火葬場に行くのにヨウ子の車に同乗する。途中で見覚えのあるマンションの側を通りかかると、広橋には苦い記憶がよみがえった。 「俯く女」 ある温泉地のホテルの離れでガス漏れ事故が起き、中にいた一組の男女が中毒死した。しかし、女の方の夫・助川が、これは殺人だと捜査員に訴え出した……。本当に殺人なのか、それとも心中か、単なる事故か。被害者の男女の身辺捜査が進むが、助川が新たな事実を警察に提示してきた。 「宅配便の女」 産婦人科医長を務める高瀬の自宅に届けられた木枠のついた箱の中には、女の服毒死体があった。依頼人として名前が記入されていたのは会社員の貝島で、被害者は貝島の後妻・結花子だった。この前代未聞の事件に対して、警察の懸命な捜査により、生前の結花子の哀しい姿が、徐々に浮かび上がってくる。 | ||||
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