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毒吐姫と星の石
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毒吐姫と星の石の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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前作の『ミミズクと夜の王』が非常に良かったため読むのが楽しみでしたが期待外れでした。 『ミミズクと夜の王』では登場人物1人ひとりに思いがあり、それぞれの思いが交差してとても良いストーリーを作っていました。 本作は優しい王子が毒吐姫の心を開く単純なストーリーとなっており、ただただ普通という印象です。 また、不幸な境遇によって毒を吐く姫ですが、それは不幸な境遇によるものでしょうか? 作中で毒吐姫が吐く毒は、人の弱みを的確に把握し攻撃しており、性格や才能によるものだと思います。 優しい人々と接したところで直るものでは無いでしょう。 | ||||
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単体でも物語は成立しているけれど、ミミズクを読んでおり、その想い入れがあってこそ楽しめる部分もある作品。 不幸なヒロインの境遇には同情できなくもないけれど、いまいち感情移入に至らなかった。不条理な占いによって不幸な人生を余儀なくなれたヒロインが、その不条理を決意によってねじふせて生きようとしている王子に触れ、自らの生きる場所を見つけるというストーリーなのだが……その心の変遷やきっかけのドラマがいまひとつ胸に響かない。おとぎ話のように第三者的に眺めてしまい、ヒロインの苦しさが伝わってこない。ヒロインに頑張ってほしいとも、生きてほしいとも、こうなってほしいとも、思うことができないままラストまで読んでしまい、心を動かされるものがあまりなかった。期待していただけに、残念。 | ||||
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