■スポンサードリンク
魔境の女王陛下: 薬師寺涼子の怪奇事件簿
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
魔境の女王陛下: 薬師寺涼子の怪奇事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.47pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 21~38 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーを紹介する前に、感じたことを少し書かせてください。 原発とかその他いろいろな方針を批判をされる日本政府も日本政府ですけども、批判をただただ書いているだけだと、立ち呑み屋でグチっているサラリーマンのおっさんとレベルは大して変わらないものです。 第1作で「上役がいないのが作家のいいところ」とおっしゃっていましたが、私には先生もそんなサラリーマンと同じに感じましたよ。 作家先生なら、 「ではどうすれば良いのか」 という指針・正当性を発表し、読者レベルから反響を得て次第に口コミで大きく世論を巻き込んで、という効果を目指されてはいかがでしょうか。 とにかく、作品の主眼が国家批判に思えて残念です。 ここは西隣の大国ではありませんから、別に国家批判がいけないわけじゃありません。 内容の大半が批判の作品がいけないと思うだけです。 そういうのは某歌手のように、ツイッターで思う存分やってください。 で、肝心のストーリーは、我らが「お涼」さんたちがはるばるシベリアまで行って活躍するものです。 謎もドラマチックな展開も特になく、作家志望の中学生がノートに書きとめているストーリーの方がおもしろいかも、という内容です。 田中先生の作品は今までいろんな人に自信を持って薦めてきました。そうすることで人間関係に豊かさを持たせ、また、作品内容について協議できるのが楽しかったものです。 でも、この作品はそうできないのが残念です。 先生の趣味までは存じませんが、いっそ思い切って体をどんどん動かしてください。水泳でもジョギングでも何でもいいです。炎天下はまずいですが、とりあえず汗をかきましょう。 そして政府の方針を”それはそれとして”と置いていただき、本来の官僚機構に物申す爽快感あふれる薬師寺涼子さんを描いていただければ幸いです。 これからもがんばってください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここでの評価が低かったので、きっと良い本だろうと思い購入しました。 一気に読破しました。思った通り良い本でした。 ここの評価はとても参考になります。皆さんお疲れ様です。 そして私は五つ星をつける。同調圧力には屈しない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
漫画版短編集SP3で名前貸し(田中芳樹の名前で出されているが本編のシナリオは別の人)をされて読者として裏切られたのですが、流石に本業の小説では問題ないだろうと本作を購入しました。 相変わらずの社会批判は本作のある一面なので、過剰ではありますがいつもの事と流して読むことができます。 田中芳樹の作品で貫かれていた信念として、礼節をわきまえる事と恥を知ることが有ったと思います。ところが本作では、未だ震災の傷も癒えずナイーブな題材の東日本大震災に言及しているのですが、この中で薬師寺涼子が特殊素材の毛布を一万枚援助したという行があり、これは実際に欲しかったであろう人がいるわけで、実行していない現実問題に対して慈善行為を行ったと書いてしまうあたり、恥を知らないのか?と思えます。 また、文中で数回出てくる表現で「放射能だらけの日本」と言うのも、実際に苦労している方もいるのだから使うべきではない表現だと思えます。放射能汚染の問題を書きたいのなら、もう少し言葉の表現に気を付けるべきでしょう。 物語の進行も、いつものパターンで新鮮味が無く、他の方のレビューにもあるように、シリーズ中最低の内容だと私も思います。 言葉の使い方が稚拙で、言葉の意味への配慮も足りず、これ本当に田中芳樹が書いたの?と思える事しきりで、過去の田中芳樹作品の見る影も無い気がします。故に私は代筆じゃないの?と思うのです。 こう言う作品が続くと、今まで盲目的に田中芳樹の作品を読み漁ってきましたが、新作にはもう期待できないし、商売っ気ばかり全面に出て読者を蔑ろにする姿勢は、出版社等の意図かも知れませんが氏もチェックしているはずなので、今後信用できない筆者になってしまいそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回は猟奇殺人鬼を追ってシベリアへ。 涼子、泉田、室町、岸本の4人でトラブルに当たるというのがここのところの パターンだけれど、ちょっと無理やりな感じになりつつある。 それとところどころ脳内補完しないとおかしな部分があり(銃を取り替えたは ずなのに取り替えてない描写があったり、いつの間にか脱出していたり)、とて もじゃないが行間を読むだけではすまないレベル。 衰えたなーという印象。 次は買わない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズ好きだったんですけれど…そろそろ過去形を使わなければいけない予感がしてきました. 前作で既に嫌な予感はしていたんですが、作品で露骨に社会批判を入れれば入れるほど小説としては劣化する傾向が顕著だと思います. (これは今に始まったことではありませんが) 個人的に目についた点は 1、 批判の根拠が薄く、キャラ設定と合致しない. 2、 批判のせいで会話の流れが不自然、お陰でテンポも悪い. 3、 メイドコンビの人気はわかるけれど、毎回同じパターンを見ている気がする…. 4、 「怪奇事件簿」なのに、今回は怪奇要素なし.バイオテクノロジーってことだとしたら、2012年刊行の小説のネタとしては古いのではないかと…. 5、 挿絵が綺麗なのに不自然、見栄えが良ければ良いってものでもない.スカーフなんだから、バトルシーン以外は巻いておきましょうよ…. 6、 技術系の話が「それはないわー」という描写が多い. 正直、今回は読了もきつかったので再読していません. …作品のレビューとは関係ありませんが、これなら先に他のシリーズ書いて欲しいです. 自転地球儀(丸投げ済?)とか、タイタニアとか、アルスラーンとか… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それこそ、中学生〜高校生のころは銀英伝・アルスラーン戦記を夢中で読んだものです。ツタヤでふと目にとまり、購入してみたのですが・・・びっくりしました。創竜伝でもお国批判はありましたが、あまりにもひどいです。ノリやキャラクター同士のやり取りも、ラノベを読まされているような感覚になりました。まあ、40手前のおっさん向けに書いてないだけのことでしょうが。気恥ずかしいやら、悲しいやら、最後まで読むことができませんでした。残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アメリカや原発や日本政府などを批判したくて書かれたんでしょうか。 非常に残念です。 シリーズ初期の作品はもっと面白く、痛快感もあったと思ったんですが。 合間にそういったものを入れるのは悪いとはいいませんんが、ネットの掲示板の思慮に欠ける書き込みと同じ感覚で書かれていて、読んでいて寒いです。 それがちょこちょこ入ってくるから読んでいて苦痛を感じます。 あと、草食系男子なんてメディアが流行らせたような言葉をまともな小説で見るとは思いませんでした。 肝心のストーリーも盛り上がりに欠け、延々と愚痴を聞かされた気分で読後感も悪かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズはそれまで漫画ばかり読んでいた私に読書の楽しさを教えてくれた本の一つだった。活字でもこんなに楽しいストーリー、魅力的なキャラクターを表現できるんだと感心し、毎回新刊が出るのが楽しみだった。それがここ2、3作は見る影もない…。 とにかく社会批判ばかり。こうも徹底されると、終始うんざりの連続。多少はあってもよいが、8割から9割がそうなってしまうと、肝心の物語が面白くなるわけがない。読了し、主人公達の動きのみ思い出してみると、驚くほどあっという間に終わってしまう。キャラクターの活躍に費やすページが少ないから当然だ。はぁ…。 昔の涼子たちの魅力はどこにいったの?キャラ設定もまったく生かされておらず、新キャラも都合がよすぎる。悪役も魅力がない。 昔からのファンで、いまだに読み続けてる人の中に、この方向転換を歓迎する人がいるのだろうか。垣野内先生はどう思っているんだろう。でも最悪だった前作よりはマシと思うので、星2個にしておきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前回の水妖日が散々だったので警戒していましたが、そのままの路線でやはりガッカリしました。 もう日本や原発や官僚への憎悪を書きたいがために小説書いてるんですか?という風にしか見えません。肝心の小説が相変わらずのパワーダウンしたままなのに。 あんまり左翼思想を前面に時事問題書いてばかりだと、いつも読まされウンザリしてきます。日本やアメリカは憎悪するけど絶対中国の悪いとこはミエナイフリ〜という態度がブレないのはいっそ清々しいですが。 ここ最近の数作品はほんとに酷い。願うならば次あたりで完結させて欲しいです。これ以上最初は好きだった作品が思想かぶれになって欲しくないなぁ。いっそTVコメンテーターにでもなって存分にストレス発散しちゃえばいいんじゃないでしょうか?作品汚すよりはいい。ひたすら日本批判、政府批判、アメリカ批判、田中先生そればっかり。 総評としては、水妖日より若干マシ、でもいつもの時事内容が左翼かぶれっぷりも健在でした。 シリーズ当初の爽快感を求めるなら期待外れになると思います。 原発に対するひたすら愚痴、愚痴、愚痴に耐えられる自信がある方ならオススメ! 時事ネタ入らないフィクションものだけ書いてくれないかなと願ってしまいます。 田中先生・・・作品を痰壺代わりにしないで下さい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本は、薬師寺涼子の名を付けた原発批判小説です。 既存のキャラを無理やり全員登場させ、ことあるごとに原発や政府への批判を垂れ流させるだけで、 肝心の物語はテンプレートをなぞった程度。敵は人間と、科学技術で蘇ったサーベルタイガーのみ。 最早、怪奇事件簿なのに怪奇さの欠片もありません。 登場人物の描写も、いまいち腑に落ちない。こんなキャラだっけと思う事だらけで、特に、後半 の泉田の行動は突拍子もなさすぎて戸惑いました。その行動に続けてヨードチンキが出てくるので、 おそらく、原発ネタのヨウ素を登場させるためだけに強引に書かれたのでしょう。 エンディングにまで、降って湧いたように日本批判が出てきて辟易してしまいます。作者は、物語 の書き方を忘れてしまったのでしょうか? 長年待ち望んでいた新刊ですが、このような残骸を読まされる事になるとは思いませんでした。 こんな調子が続くようなら、さっさと完結して欲しい。むしろ、自然消滅してくれても問題は無い なと思ってしまいました。 好きなシリーズだったのですけれどね。残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初の摩天楼からの、このシリーズのファンです。久々の新作ということで、とても楽しみにしていました。 なのに。なのに。なのに。 はっきり言って、酷すぎます。 文章力の低下は心配になる程だし、既存キャラのイメージがブレまくっていて、これ本当にお涼さま?泉田警部補?って混乱するくらい、行動や言葉遣いがキャラクターの性質に合っていません。今までと別人です。特に、泉田警部補とお由紀!!歴史オタやらキレキャラやら、キャラクターの新しい一面を出したいのかなんなのかわかりませんが、一貫性が無く唐突で、取って着けたかのようです。 そして、ストーリー。他の方のレビューにもある通り、このシリーズの持ち味である痛快さは全くありません。ダラダラと起こった出来事を並べただけの内容です。伏線も構成もあったもんじゃない。挙げ句、文章力が深刻に低下しているので、簡単な文章なのにとても読みにくいです。しかも、描かれていない内容が唐突に既出のように出てくる。本当にこれ編集者さんは読んだのかしら?作者はちゃんと推敲してるの?左寄りなのも日米、警察批判したいのもいいけど、もうちょっと上手いこと織り込んでくれないと、もはやストーリー展開の邪魔にしかなってないです。特に、ラストのお涼さまと泉田警部補の会話の唐突さは酷い!! 元々、大好きなシリーズだっただけに、こんなレビューになることがとても悲しいです。また摩天楼や巴里妖都変のような作品が読めることを願います。田中芳樹先生!!帰ってきてー!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分の偏った思想を押し付けたいだけの自慰小説と化してしまった。 このシリーズ、好きだったんだけどな。 巻を重ねる毎につまらなくなっていく。 今回も、ストーリの合間合間に入る、アメリカ批判、原発批判、日本批判…痛快小説のはずが、苦痛小説になっている。 ストーリーにも起伏がなくなり、ただ、流れて行くだけ。 文章力も落ちてないか? 本気で、老いを心配する。 偏屈爺さんの戯言とかしてしまったこのシリーズ、次巻は発売日買いしないで少し様子をみると思う。 追記: これよりも他の作品を書け〜って意見があります。 僕は、竜騎兵をずっと待っているのですが、それでも何を書くかは筆者の自由裁量に属する事なので、それを理由にこの作品を否定はしません。 でも、創竜伝で社会批判をはじめ、それを投げ出しこの作品…となると、社会批判したいがための作品で、世の中への鬱憤がたまったら出る?みたいな印象はあります。 今の社会に対する不満が合って、それに関係する悪役を作って…そんな感じでストーリーを作っているのかな?と思うほど、わかりやす過ぎる悪役…。 日本人外交官をシベリアで好き勝手に行動させるとか、リアリティに欠ける部分もありますし、かなり質が落ちていると思わざるを得ませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久々に薬師寺涼子が読みたくなって、新刊でてないかなーとふらっと本屋に立ち寄ったらその日が発売日でした。 シベリアが舞台ということで、「おぉ!田中芳樹らしいなぁ」と思ってしまいました。割とシベリア好きな舞台ですよね。 時事、風刺が効きすぎてると一部批判も受けてますが、私自身はあまりに偏りすぎているので逆に『フィクション』として楽しんでいます。 実はこの部分がないと作品として現実感のない空虚な印象になってしまうのではないかと思います。現実に起こった事実と、お話しとしての荒唐無稽さをだすことによって作品が絶妙に現実と非現実をいききする『ブランコ』のような状態をつくりだしているんではないでしょうか。 中途半端にだされて『変にリアルよね』というよりも当人たちさえ『自分たちはここまで悪くないだろう』と思わず笑ってしまえる部分をついているところもあるような気がします。(え?変に読みすぎ?笑) 他の方のレビューでもありますが、このなんとも言えないバランス感のあるキャラクター作りにはやはり脱帽します。 たとえば今作中の『ペト』さんの絶妙加減は映画『ユージュアル・サスペクツ』を彷彿してしまいました。 一部にはまりすぎない、絶妙なバランスのあるキャラクターが逆に『かっこいい』と思えるんです。 逆に敵かたや悪人たちは『型にはまりすぎてる』ことで滑稽さを演出してます そのバランス感のある主人公たちが犯罪者たちのグロテスクな行為に本気で怒ってくれる。それが作品の救いなんだと思います。 泉田くんも今回は初期のようなかっこよさがあって、私はよかったなぁと。 ただ付け加えるなら、もう少しラスボスを滑稽にせてほしかったなぁいや、十分滑稽なんだろうけど、 涼子がスリッパでスコーンと殴るくらいの『笑える』部分も欲しかったかな? あと、泉田くんの大げさなくらいの涼子の賛辞が少なくなってきてるなぁと(笑)もう少し入れてください。 まぁ。この作品に限っていうなら、私の読後の感想はシリーズ通してただ一つです。 『私もいい男と仕事してー!!!』 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
元々左寄りの作家さんではありますが今回は特に強いです。 最初から最後まで原発の愚痴ばかり、そして合間に日本をこき下ろす。 作者の主義思想を作品で語りだすと碌な事にならないという典型でしょう。 中国人は働き者と言い出した時にはさすがに笑いましたけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品を使ってひたすら社会や警察、オタク等に対する愚痴を吐き出すのはもういい加減にやめてほしい。 読んでいて疲れる。ほんと疲れる。 今の時期出たから多分原発や東電ネタだろうな…と思ってたら案の定原発界のボス(苦笑)が悪役でした。 さらには北方領土ネタまで突然絡んできて、思わず苦笑い通りこえて吹き出しました。 内容はひたすら原発や公務員などに対する愚痴です。9割方それです。 悪や怪物を機転で倒すなどの爽快さ、痛快さは欠片もありません。 摩天楼みたいなのを期待してつい買ってしまうけど、 やっぱり毎回愚痴愚痴愚痴のオンパレード…なんでこのシリーズはこうなってしまったんだろう。 初期からのファンだけに、読み終わるといつも悲しくなります。 ※追記 いつもより若干ですがグロ度が高くなってた気がします。 いつもはさらっと流してた描写を、ねっとり気味に書いてたというか…死体の切断面の描写とか拷問シーンとか。 動物好きには悲しくなるシーンも多かったので、ペットとか飼ってる人は少し注意かもしれません。 こんな悲しい現実もあるんだ、そこから目をそらすなっていうメッセージだったのかもしれませんが…それでもやっぱり少し凹みました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お凉のシリーズには田中芳樹ファンの中にも特にアンチが 存在するのは承知のうえで。自分もアルスラーンやタイタニアの 続きをこそ読みたいわけですし。 お話の組み立てもさることながら、キャラクターを印象付ける 巧みさも、やはり随一のものがあると思うのです。キャラ立てに 固執というか妄執するあまり過剰になって行く一方の傾向から 抜け出せない創作者たちの中にあって、一線を画する何かがある。 その「何か」を具体的かつ明晰に分析できるなら、恐らく自分は 今ここでレヴューを書いたりしてないワケでしょうが(笑)。 今作での具体例としては(ネタばれを避けるため状況は記し ませんが)お凉がジャケットをぎゅっと掴んでる辺りや、 お由紀の謎属性が見えてくる辺りや、泉田クンがキれる辺り、 などなど。ときめきや笑いや爽快感を伴いつつ、そのキャラへの 愛情が深まる肉付けの巧みさというか。 今作は、個人的にはお凉シリーズの中では1・2を争う感じで 好きな方です。 お凉シリーズに於いては、お凉の魅力を際立たせようとする あまりか、敵役には俗物すぎる小者が多く配置されている傾向が あると思うのですが、今作では「お凉と張り合う」とまで行か なくても、あっさり持って行かれない芯のある悪党・悪役が 出て来ている辺りが自分の中の評価の理由であろうと思われ。 あぁ、それにしてもアルスラーン戦記の続き(以下略)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良くも悪くもいつも通り 息抜きのシリーズかもしれませんが息抜きし過ぎではないですか? 他に書かないといけないシリーズがあるはずですが 書くことが無理ならば未完の完ということを死ぬ前に宣言していただきたいものです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ全てというか、著作のほとんどを読ませてもらってます。架空戦記や歴史物は割合すんなりとその世界観に入り込めるのですが、本シリーズなどの現代を舞台にしたものは、所どころに挿まれる時事問題への批評が邪魔をして、エンターテイメントとして楽しめません。その部分が楽しみで読まれている方もいらっしやるかとは思いますが、物語としてみると不要であると感じます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!