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魔境の女王陛下: 薬師寺涼子の怪奇事件簿
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魔境の女王陛下: 薬師寺涼子の怪奇事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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このシリーズの売りはハチャメチャな怪奇をハチャメチャなお涼様がずんばらりんと解決することだった。今作の怪奇は地味で規模も小さい。この点だけなら星3ぐらい、次回に期待しようでおしまいである。 しかしながら他の人も言っているように政治批判の色が強すぎる。風刺というには余りにも直接的だ。もちろんこれまでもそういったものはあったがあくまでもおまけでブラックジョークだった。今作はもはや薬師寺涼子の原発事件簿と言わんばかりにそればかりで怪奇がおまけである。しかも壊れたレコードのように同じことをひたすらグチグチ言っているのである。左右の思想にとやかく言いたくないが、こんなものは求めていなかった。単純につまらなすぎる退屈な作品だった。 | ||||
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今回はシベリアに出張。お約束の怪物も悪人も出てくるのだが、どうにもパワー不足の上に、女王陛下の涼子も派手な動きが少ない。泉田準一郎がちょっと羽目を外したのがご愛敬かな。それにしても作者の田中芳樹は、よほど官僚や政治家が嫌いなようだ。 「官僚組織の目的は、自己保存にある。国策も税金も、すべては彼らの自己保存に奉仕する存在でしかない。大震災の復興を目的として編成された何十兆円もの予算は、ごく一部が被災地に配られただけで、あとは無数の基金の設立にまわされ、それらの基金の理事長には、ことごとく官僚OBが天下った」 という文章があったが、最近読んだ中山七里の「総理にされた男」でも同じことが書かれていた。ダイレクト出版の情報でも、新型コロナ対策の政府資金も同様の運命を辿ったというようなことが述べられていた。いったいどうなっているんだ! | ||||
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最低の一冊。政治批判が売りだったが、今回は少なめ。民主党政権時だったからかな。で今回は原発批判が大半。しかもテレビの受け売りレベル。調べてから書こうね。 加えて、プロットの段階で落第級のつまらなさ。このシリーズは怪物や悪党をぶっ飛ばす涼子の痛快さが売りだったのに、それが皆無。怪物もショボいし、悪党も口だけ。何をしたいか分からない。また怪物や悪党を追い詰める「捜査」の部分が全て抜け落ちてる。なぜか悪党のもとに向かってダラダラ暴れておしまい。流石にツマラナイ。 | ||||
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左右については書き尽くされているので別のベクトルから… 涼子がどんどんダメな女になってきていますね。 才色兼備で傲岸不遜、決して男に媚びないけれど好きな人には不器用という さっぱりした涼子のキャラに魅かれてファンになった人も多いはず。 しかし最近の彼女は作者の自慰アイテムと化しているように見て取れます。 涼子はオフロ上がりの薄着をチラ見せし、間接キス等の安っぽいお色気を振り撒くようなキャラでしたか? 現実の女性と触れ合う機会の無い芳樹おじさんの妄想がだだ漏れで気持ちが悪いです。 初期の毅然とした凛々しいヒロインにはもう戻れないんでしょうね。吐き気がします。 | ||||
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今月TVで騒がれている[おいしんぼ]もそうですが、ネタ切れの作家が泣いて飛び付くのが福島原発なのでしょうか。おいしんぼの記事内容のせいで旅館のキャンセル1館約10件のキャンセルが出たり、また風評被害がくりかえされている(ニュースではキャンセルの理由が[おいしんぼを見た]だった)。やっと風評被害が無くなって来た矢先、また有名作家の作品で風評被害が繰り返されるのは悔しくてしかたがない。楽しみにしていた作品だけにがっかりです。別作品の話ではありますが、私は鼻血や脱力感等の症状は全く出ていませんし周囲の人も見かけたことがありません。下の皆さんが書いてるように社会批判ばかり書かず、他の止まってる作品の続きをかいてほしい。私は、自転地球儀世界の4を楽しみに待ってるのですが。今後は、昔のSF感たっぷりの薬師寺作品に戻してほしい。 | ||||
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初期のころと比べてキャラが変わってきてる、それも悪い方向に。 お涼さんはずいぶん大人しくなった。 嫌味と毒舌はあいかわらずなんだが、行動は控えめ。 毒舌も「あたしならこうする」といった代案を示すのではなく、単に批判するだけなので嫌味なおばさんといった感じ。 設定での年齢は相変わらず27歳なんだが、ずいぶん老けたなという印象。 例えば装甲車両に積み込んだ軽機関銃は、結局一度も使うシーンがなかったが、今までなら必然性もなく射ちたいから射つ、いや射ちまくるといったシーンが当然あったのではないだろうか? 過去のお涼さんの性格からいって。 泉田クンも最後の取っ組み合いのシーン、なんでキレたのかさっぱり分からなかった。 前後の状況も記述してあるのだが、私にとってはポカーンとするばかりでまるで分からない。 おそらく作者にとっては正当な理由なのだろうが、泉田クンは当然キレるキャラじゃないと思うし。 話の進め方にもいいたいことはあるけど、長くなるので割愛します。 総じて、作者が主義主張を展開することにかまけてて、キャラ魅力やストーリー構成に難あり。 そんな印象です。 | ||||
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政治批判はブログでもやってそっちに書いてください。 私が読みたかったのは政治や世相を皮肉り傍若無人快刀乱麻の活躍をするお涼様です。 | ||||
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多くの人が残念と書かれています。 そして、私の中で田中芳樹は「終わった」感が大勢を占めています。 | ||||
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ぶっちゃけつまんね。 「シベリアに行きました着きました、 森があります、サーベルタイガーでました。」 で終わるような話。 自分で書いてそんなバカなと思うが、実際こんなもん。どうしたよ田中。 読んでて三回以上寢落ちした。 もっと痛烈に電力批判でもしているかと期待していたのだが、 これもイマイチ。大人しくしようと思って、極力抑えました、見たいな内容。 創竜伝のころは、大丈夫かよと思うぐらい政治屋をコケにしまくってたのに、 今じゃすっかりパワーダウンして、弄るのか弄らないのかどっちかにしろ程度の描写。 ぜんぜんつまんない。もっとはっちゃけて、全方位にケンカ売ってて、 ここまでやるかみたいなのを期待してたのに。 キャラも、恋愛描写も、最近のラノベ的風潮を追っかけたい意思は見えるものの、 完全にスベっている。そもそもアンタ恋愛物かけないんだから無理するなよ。 どうせお涼の結婚エンドとか考えられないだろ? やんなくていいんだよ。 仮想歴史で全員死亡が分かりきっているアルスラーンですらラスト決められないんだからさ。 アルスラーンでザラーヴァントが死んだときも思ったが、筆力落ちすぎワロタ。 もはや別人、ゴーストライターレベル。 田中の文体がマジで上手くて、しかも恋愛物かける人、もっと他にいるよね。 紹介してもいいよ。 シベリアってのも地味なテーマだったよね。あそこ木しかないじゃん。流刑地じゃん。 どうせ核関係でシベリアやるんならセヴェルスクのシベリア化学工場とかやれば よかったじゃん。シベリアの西のはじっこで太平洋とか全然見えないけど。 そんでお涼がJACESの防護服着てさ、「アタシを貫通できる放射線はない!」とか 言えばいいじゃん。そんで泉田が「安全神話ですね」とか言っとけばいいじゃん。 そんでお由紀ちゃんは「ガイガーカウンターが鳴りっぱなしじゃないの!」とか言って 泡でも吹いてりゃいいじゃん。じゃんじゃん。 なんで英仏独語マスターしてるお涼がロシア語出来ないんだよ冷戦時代のスタンダードだろ。 まさか、田中は田中でも田中豪だったんじゃないだろうな? | ||||
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このシリーズは最初から読んでるけど、だんだん面白くなくなってきた。ちょっとシリーズを重ねると、田中さんは「書きっ散らかす」病気が出てきてダメになる。創竜伝なんかどうした? 変なおばちゃんを出してコメディーみたいにしちゃった段階でアウト! マヴァール年代記は面白く読めたけどね、その程度の長さにしておかないとアイデアが続かんのだろ。このシリーズもなるべく早く涼子を結婚させる(喜劇的ハッピーエンディング)か、泉田の殉職(アンハッピーエンディング)ないし室町準一郎になる(??)とかで終わらせたらいかが。 | ||||
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漫画版短編集SP3で名前貸し(田中芳樹の名前で出されているが本編のシナリオは別の人)をされて読者として裏切られたのですが、流石に本業の小説では問題ないだろうと本作を購入しました。 相変わらずの社会批判は本作のある一面なので、過剰ではありますがいつもの事と流して読むことができます。 田中芳樹の作品で貫かれていた信念として、礼節をわきまえる事と恥を知ることが有ったと思います。ところが本作では、未だ震災の傷も癒えずナイーブな題材の東日本大震災に言及しているのですが、この中で薬師寺涼子が特殊素材の毛布を一万枚援助したという行があり、これは実際に欲しかったであろう人がいるわけで、実行していない現実問題に対して慈善行為を行ったと書いてしまうあたり、恥を知らないのか?と思えます。 また、文中で数回出てくる表現で「放射能だらけの日本」と言うのも、実際に苦労している方もいるのだから使うべきではない表現だと思えます。放射能汚染の問題を書きたいのなら、もう少し言葉の表現に気を付けるべきでしょう。 物語の進行も、いつものパターンで新鮮味が無く、他の方のレビューにもあるように、シリーズ中最低の内容だと私も思います。 言葉の使い方が稚拙で、言葉の意味への配慮も足りず、これ本当に田中芳樹が書いたの?と思える事しきりで、過去の田中芳樹作品の見る影も無い気がします。故に私は代筆じゃないの?と思うのです。 こう言う作品が続くと、今まで盲目的に田中芳樹の作品を読み漁ってきましたが、新作にはもう期待できないし、商売っ気ばかり全面に出て読者を蔑ろにする姿勢は、出版社等の意図かも知れませんが氏もチェックしているはずなので、今後信用できない筆者になってしまいそうです。 | ||||
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今回は猟奇殺人鬼を追ってシベリアへ。 涼子、泉田、室町、岸本の4人でトラブルに当たるというのがここのところの パターンだけれど、ちょっと無理やりな感じになりつつある。 それとところどころ脳内補完しないとおかしな部分があり(銃を取り替えたは ずなのに取り替えてない描写があったり、いつの間にか脱出していたり)、とて もじゃないが行間を読むだけではすまないレベル。 衰えたなーという印象。 次は買わない。 | ||||
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このシリーズ好きだったんですけれど…そろそろ過去形を使わなければいけない予感がしてきました. 前作で既に嫌な予感はしていたんですが、作品で露骨に社会批判を入れれば入れるほど小説としては劣化する傾向が顕著だと思います. (これは今に始まったことではありませんが) 個人的に目についた点は 1、 批判の根拠が薄く、キャラ設定と合致しない. 2、 批判のせいで会話の流れが不自然、お陰でテンポも悪い. 3、 メイドコンビの人気はわかるけれど、毎回同じパターンを見ている気がする…. 4、 「怪奇事件簿」なのに、今回は怪奇要素なし.バイオテクノロジーってことだとしたら、2012年刊行の小説のネタとしては古いのではないかと…. 5、 挿絵が綺麗なのに不自然、見栄えが良ければ良いってものでもない.スカーフなんだから、バトルシーン以外は巻いておきましょうよ…. 6、 技術系の話が「それはないわー」という描写が多い. 正直、今回は読了もきつかったので再読していません. …作品のレビューとは関係ありませんが、これなら先に他のシリーズ書いて欲しいです. 自転地球儀(丸投げ済?)とか、タイタニアとか、アルスラーンとか… | ||||
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それこそ、中学生〜高校生のころは銀英伝・アルスラーン戦記を夢中で読んだものです。ツタヤでふと目にとまり、購入してみたのですが・・・びっくりしました。創竜伝でもお国批判はありましたが、あまりにもひどいです。ノリやキャラクター同士のやり取りも、ラノベを読まされているような感覚になりました。まあ、40手前のおっさん向けに書いてないだけのことでしょうが。気恥ずかしいやら、悲しいやら、最後まで読むことができませんでした。残念です。 | ||||
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アメリカや原発や日本政府などを批判したくて書かれたんでしょうか。 非常に残念です。 シリーズ初期の作品はもっと面白く、痛快感もあったと思ったんですが。 合間にそういったものを入れるのは悪いとはいいませんんが、ネットの掲示板の思慮に欠ける書き込みと同じ感覚で書かれていて、読んでいて寒いです。 それがちょこちょこ入ってくるから読んでいて苦痛を感じます。 あと、草食系男子なんてメディアが流行らせたような言葉をまともな小説で見るとは思いませんでした。 肝心のストーリーも盛り上がりに欠け、延々と愚痴を聞かされた気分で読後感も悪かったです。 | ||||
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このシリーズはそれまで漫画ばかり読んでいた私に読書の楽しさを教えてくれた本の一つだった。活字でもこんなに楽しいストーリー、魅力的なキャラクターを表現できるんだと感心し、毎回新刊が出るのが楽しみだった。それがここ2、3作は見る影もない…。 とにかく社会批判ばかり。こうも徹底されると、終始うんざりの連続。多少はあってもよいが、8割から9割がそうなってしまうと、肝心の物語が面白くなるわけがない。読了し、主人公達の動きのみ思い出してみると、驚くほどあっという間に終わってしまう。キャラクターの活躍に費やすページが少ないから当然だ。はぁ…。 昔の涼子たちの魅力はどこにいったの?キャラ設定もまったく生かされておらず、新キャラも都合がよすぎる。悪役も魅力がない。 昔からのファンで、いまだに読み続けてる人の中に、この方向転換を歓迎する人がいるのだろうか。垣野内先生はどう思っているんだろう。でも最悪だった前作よりはマシと思うので、星2個にしておきます。 | ||||
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前回の水妖日が散々だったので警戒していましたが、そのままの路線でやはりガッカリしました。 もう日本や原発や官僚への憎悪を書きたいがために小説書いてるんですか?という風にしか見えません。肝心の小説が相変わらずのパワーダウンしたままなのに。 あんまり左翼思想を前面に時事問題書いてばかりだと、いつも読まされウンザリしてきます。日本やアメリカは憎悪するけど絶対中国の悪いとこはミエナイフリ〜という態度がブレないのはいっそ清々しいですが。 ここ最近の数作品はほんとに酷い。願うならば次あたりで完結させて欲しいです。これ以上最初は好きだった作品が思想かぶれになって欲しくないなぁ。いっそTVコメンテーターにでもなって存分にストレス発散しちゃえばいいんじゃないでしょうか?作品汚すよりはいい。ひたすら日本批判、政府批判、アメリカ批判、田中先生そればっかり。 総評としては、水妖日より若干マシ、でもいつもの時事内容が左翼かぶれっぷりも健在でした。 シリーズ当初の爽快感を求めるなら期待外れになると思います。 原発に対するひたすら愚痴、愚痴、愚痴に耐えられる自信がある方ならオススメ! 時事ネタ入らないフィクションものだけ書いてくれないかなと願ってしまいます。 田中先生・・・作品を痰壺代わりにしないで下さい。 | ||||
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この本は、薬師寺涼子の名を付けた原発批判小説です。 既存のキャラを無理やり全員登場させ、ことあるごとに原発や政府への批判を垂れ流させるだけで、 肝心の物語はテンプレートをなぞった程度。敵は人間と、科学技術で蘇ったサーベルタイガーのみ。 最早、怪奇事件簿なのに怪奇さの欠片もありません。 登場人物の描写も、いまいち腑に落ちない。こんなキャラだっけと思う事だらけで、特に、後半 の泉田の行動は突拍子もなさすぎて戸惑いました。その行動に続けてヨードチンキが出てくるので、 おそらく、原発ネタのヨウ素を登場させるためだけに強引に書かれたのでしょう。 エンディングにまで、降って湧いたように日本批判が出てきて辟易してしまいます。作者は、物語 の書き方を忘れてしまったのでしょうか? 長年待ち望んでいた新刊ですが、このような残骸を読まされる事になるとは思いませんでした。 こんな調子が続くようなら、さっさと完結して欲しい。むしろ、自然消滅してくれても問題は無い なと思ってしまいました。 好きなシリーズだったのですけれどね。残念です。 | ||||
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最初の摩天楼からの、このシリーズのファンです。久々の新作ということで、とても楽しみにしていました。 なのに。なのに。なのに。 はっきり言って、酷すぎます。 文章力の低下は心配になる程だし、既存キャラのイメージがブレまくっていて、これ本当にお涼さま?泉田警部補?って混乱するくらい、行動や言葉遣いがキャラクターの性質に合っていません。今までと別人です。特に、泉田警部補とお由紀!!歴史オタやらキレキャラやら、キャラクターの新しい一面を出したいのかなんなのかわかりませんが、一貫性が無く唐突で、取って着けたかのようです。 そして、ストーリー。他の方のレビューにもある通り、このシリーズの持ち味である痛快さは全くありません。ダラダラと起こった出来事を並べただけの内容です。伏線も構成もあったもんじゃない。挙げ句、文章力が深刻に低下しているので、簡単な文章なのにとても読みにくいです。しかも、描かれていない内容が唐突に既出のように出てくる。本当にこれ編集者さんは読んだのかしら?作者はちゃんと推敲してるの?左寄りなのも日米、警察批判したいのもいいけど、もうちょっと上手いこと織り込んでくれないと、もはやストーリー展開の邪魔にしかなってないです。特に、ラストのお涼さまと泉田警部補の会話の唐突さは酷い!! 元々、大好きなシリーズだっただけに、こんなレビューになることがとても悲しいです。また摩天楼や巴里妖都変のような作品が読めることを願います。田中芳樹先生!!帰ってきてー!! | ||||
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自分の偏った思想を押し付けたいだけの自慰小説と化してしまった。 このシリーズ、好きだったんだけどな。 巻を重ねる毎につまらなくなっていく。 今回も、ストーリの合間合間に入る、アメリカ批判、原発批判、日本批判…痛快小説のはずが、苦痛小説になっている。 ストーリーにも起伏がなくなり、ただ、流れて行くだけ。 文章力も落ちてないか? 本気で、老いを心配する。 偏屈爺さんの戯言とかしてしまったこのシリーズ、次巻は発売日買いしないで少し様子をみると思う。 追記: これよりも他の作品を書け〜って意見があります。 僕は、竜騎兵をずっと待っているのですが、それでも何を書くかは筆者の自由裁量に属する事なので、それを理由にこの作品を否定はしません。 でも、創竜伝で社会批判をはじめ、それを投げ出しこの作品…となると、社会批判したいがための作品で、世の中への鬱憤がたまったら出る?みたいな印象はあります。 今の社会に対する不満が合って、それに関係する悪役を作って…そんな感じでストーリーを作っているのかな?と思うほど、わかりやす過ぎる悪役…。 日本人外交官をシベリアで好き勝手に行動させるとか、リアリティに欠ける部分もありますし、かなり質が落ちていると思わざるを得ませんでした。 | ||||
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