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有頂天家族 二代目の帰朝
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有頂天家族 二代目の帰朝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 21~40 2/3ページ
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森見さんの本は安心して読める。なぜかというと伏線や人(狸)物設定などが練り込まれていて,ありがちな「面白いのだがイライラする」ということが少ないからだ。一冊目は,アレはアレで完結していてのだが,二冊目を読むと「そうか,完結していなかったんだ」と気づかされた。個人的には,あの可愛くも怪しい海星ちゃんの謎が解明されたところが気持ちよかった。答を示されてみるとなるほどなと納得できた。一冊目よりも展開が派手になった分,哲学的なニュアンスは減った気がするが,これもありだと思う。 | ||||
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前作から読んでいますが続編の割に非常によくできています。続編と聞くと、大抵は劣る作品が多く、読者をがっかりさせるものですが、大変わくわくさせられる内容でした。 下鴨家の話としては、前作同様に完結していて、天狗の話としてはまだ未完結だと思います。また、続編が出てきて、おそらくは次回作で、狸の世界と、天狗の世界と、両方が完結していくのだろうと思います。 次回作がでたら読まなくっちゃ!! | ||||
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有頂天家族の続編です。 楽しくて温かいとても良い作品でした。 アニメにもなっていますが、アニメでは分かりにくい登場狸物の心情もわかってアニメファンも楽しめると思います。 | ||||
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前作が比較的初期の作品で、京都を舞台としたストーリーであったのに対し、 続編となる本作では、毛玉の活躍の範囲が近畿全域~西日本へと広がりを見せております。 毛玉や天狗の勢力図がどうなっているのか、その全体像が見えてくるワクワクがある反面、京都の描写は前作と比べて物足りない印象でした。 また、初期の森見さんの作品は、古典文学を彷彿とさせる文体で下らないギャグを軽快に言いまわすのが魅力でしたが、 近年の作品では、言葉遊びのキレ味は徐々に身を潜め、代わりにおどろおどろしい雰囲気を醸し出すのが上手くなっていると思います。 本シリーズにもその傾向は見られ、前作の面白おかしく京都で毛玉がドタバタする雰囲気とは少し変わり、たぬき・天狗・人間の3者の怪しい雰囲気が 立ち込めるようになりました。 ありていに言えば、より「シリアス」になったというところでしょうか。 あとは何を求めて本作を読むかで評価は分かれると思いますが、いずれにせよ★4以上の評価はもらえそうな作品です。 私は、京都の大学生特有のくだらなさを盛り込んだ森見作品を期待したので物足りなさも感じましたが、不気味な雰囲気も好きなので大変面白く読めました。 次回作も楽しみです。 | ||||
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3部はまだか?!!!まだなのか?!!!!早く!!!!!!!! | ||||
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森見調全開のストーリー展開で、終始退屈することなく笑いあり涙ありの最高のエンターテイメントを見せてくれました。次回作が待ち遠しいですね。アニメも期待です。 | ||||
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良い点ー古臭い文体が年寄には馴染む。街角のニオイが感じられるディテールの描写。 悪い点ー昔の小説に慣れていないと入りにくそうだ。京大生が彷徨くような場所しか出てこない。 お勧め読者、笑いたい人にお勧めです。京都観光のガイドブックとしても良い。 気に入った点ー天狗と狸と虚人が組んず解れつしつつ回しているのは、古都の譬喩的真理だと共感します。 3作目は焦らず楽しみにしたい。 | ||||
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物語が心地よく体にしみる本ですよ。矢三郎の最後の言葉が優しくてとってもいいです。 | ||||
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出てくる狸も天狗もそれぞれ魅力的であり、主人公は阿呆なのだが、それ以外の人物はお金、誇り、狸への愛情、地位、美しい女性などそれぞれに大事にしているものがありそれぞれ自らの価値観に従って行動しており意外と行動原理や性格が一貫しているのが面白いです。天満屋の幻術、空飛ぶ電車、地獄絵などファンタジックな描写が優れている狸の日常生活や、人を訪ねて行ってはくだらない話をしている場面が良かったし、後半の天狗対決も息をのむ迫力親子の葛藤や許しあいも大きなテーマです。 | ||||
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2作目が出るのを楽しみにしすぎて、いざ出た時に動けず、こんなに日にちが経ってしまいました。 早く読めばよかった!!!と悔やまれるほど面白かったです! 同時に、アニメのサントラも買って、読みながら聴いていたのですが、 これがまた最高に楽しかったのでお勧めです!世界にどっぷり浸かれました。 物語も満足、言葉もセリフのひとつひとつもとても素敵。何度も読みたいです。 | ||||
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再び矢三郎に逢える喜び、 この上なし。 前作の世界感もそのままで、新たな登場人物も 良い味を出しています。 | ||||
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アニメ有頂天家族から原作を読み出し、まんまとはまった者です(笑) 正直、まだ全部読み終わっていないのですが、序盤ですでに面白いです。登場人物が生きていて私の頭の中で勝手に動いていきます。 アニメを観ていた影響も大きいのでしょうが、かなり鮮明に物語を想像でき、話に没入できます。 森見登美彦さんの文章は独特な音色を持っているので読んでいてウキウキしますし、文字を見ているだけでも日本語の面白さを実感します。 装丁も素晴らしいです。ぜひ文庫本ではなくハードカバーを買っていただきたい作品です。 | ||||
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表現,言葉回し,登場人物の立ち振舞が面白いシリーズなので,森見ファンなら楽しめると思います. ただ,読んでいて先が予想出来てしまうストーリーだったので,その点がちょっと. | ||||
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「森見さんの作品は、すべて、読んでいます。 有頂天家族は、書きようによっては、生臭くなりがちな題材を含むのですが、タヌキと天狗、JKさんで、可愛らしく物語化されており、fiction の良さが感じられます」 | ||||
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ラストの大騒動では「またこれかい!」と大笑いさせてもらったものの、 弁天さんの様子に心がざわつく… 思えば、大作名作の二作目ってこういう終わり方ですよね、たいてい。 三作目への期待が高まります。 何年後でも良いから、この作品もアニメになって欲しいなあ、前回と同じ絵で。 もちろんまだ見ぬ三作目も! | ||||
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前作に続いてKindleで読了。 元々,連作短編集という形式は好きなのですが,上手く使われています。 TVアニメになっていたことは知りませんでしたが,映像化しやすいような気もします。実写の方が面白いかも知れません。 下鴨神社近辺には,たまに行くので,糺の森のわきを通るとき,狸を探してしまいました。信楽焼の狸がいましたが,あれは矢三郎が化けていたのかも知れません :-p | ||||
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最初のシリアスな雰囲気がどんでん返しでまとまる2巻。とりあえず何人(何匹)かは幸せになれそうですが。2代目と弁天も幸せになれるといいなと思いつつ、3巻を待ちます。 | ||||
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あの愛すべき毛玉達が帰ってきました! 「有頂天家族」の第2弾です。 煌びやかでファンタジーのような世界。 前作同様、この作品は自分のできる限りのイマジネーションをふくらませて読むこと! それができるかどうかで、この作品を思いっきり楽しめるかどうかが決まります。 こんなに想像力をフル回転させられる小説は他にありません。 自分が京都に詳しくなく(修学旅行で1度行ったきり)、細部まで想像できてないであろうことがほんとにほんとに悔しいです。 おなじみのキャラから新キャラまで今回も魅力的なキャラクターがたくさん。 ありえない世界観のありえない設定にワクワクハラハラしっぱなしですが、決して楽しいだけじゃない。 時にひんやりとする冷酷さあり、名誉をかけた戦いあり、人間・狸・天狗の垣根を越えたほんとうにスケールの大きな作品です。 毛深い恋模様にもキュンとするなぁ。今後、どうなっていくのかなぁ。 ああ・・・続きを読めるのは何年後になるのでしょうか・・・。 | ||||
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もちろん、飛行機での話だが。 周りは大型連休に浮かれる者たちで機内は満員御礼、となりで若いカップルがガイドブックを見ながら楽しげに行き先を話したりしているのを横目に私は毛玉の世界へ旅立っていった。 第五章では危うく落涙しそうになりつつも、ずんずん読み進め、第六章に入って間もないころ、矢二郎がしゃっくりするシーンへ差し掛かった。堪えれなかった。 私は腹の底から沸き上がる笑いを何度も押し戻すも虚しく、肩を震わせくつくつ笑ってしまい、一旦本を閉じた。機内はエンジン音がぐおうぐおうなっているが静寂そのもの不審者皆無である。 深呼吸し、また本を開いた私の目前に けろっぴ野郎 の文字。 もう駄目である。となりのカップルの男性の目が痛い。 矢三郎の如し「笑ってはいけない」状況でこんなにも笑いのツボに嵌まってしまったのは始めてなのだ。 とりあえず、その頁は一旦飛ばして次の二九0頁を読むことにしたが、していけないことをしたくなる性分で、少ししてからまた二八九頁に戻り読むがまた笑ってしまい、先を読み進めては二八九頁に戻り、笑いを何度も繰り返すうちに無事故郷へ帰れた。 正直まだ読了していないが、私はこの二八九頁にすっかり魅了されてしまったのである。 | ||||
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アニメから原作に入った物ですが、第二作も魅力的な登場人物にあふれて、ワクワクしながら一気に読んでしまいました。 映像を早く見たいです。 | ||||
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