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有頂天家族 二代目の帰朝



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【この小説が収録されている参考書籍】
有頂天家族 二代目の帰朝

有頂天家族 二代目の帰朝の評価: 4.68/5点 レビュー 50件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.68pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全50件 1~20 1/3ページ
123>>
No.50:
(5pt)

状態も良いし、価格も安い

丁寧に読まれていた本だと分かりまします。少しだけ目立つシミがありましたがそのくらいで、梱包も綺麗だったし素敵な本に出会えました。
有頂天家族 二代目の帰朝Amazon書評・レビュー:有頂天家族 二代目の帰朝より
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No.49:
(5pt)

三作目が楽しみです!

人と人とのつながりは、
(タヌキだけど)
大事だよって教えてくれる本です。

一人一人は、
(一匹一匹だけど)
化けるくらいしかできないし、
それもすぐに尻尾がでちゃうけど、
でも、
家族や親戚や付き合いのある一族が、
助けてくれたり、
一緒に困ってくれたり、
呆れたり、怒ったりしてくれます。

天狗どうしの喧嘩が何度か描かれたり、
タヌキを食べる秘密結社があったり、
不穏なところがあるのも好き。

基本、平和なんですけどね。

悪い人はでてこないです。
狡い人はでてきます。

そのへんもまた、
タヌキっぽいというか。
よく計算されてるなぁと、
感心します。

呉一郎(字あってる?)って、
オマージュか?と思ったら、
案の定、
「阿呆陀羅経」というセリフがあり、
好きなのねと苦笑しました。

ちょうどぼくは、たまたま、
これの前に一作目を読んでますが、
その前にドグラ・マグラ上下を、
読んだところだったので、
より、なんか運命ってあるなと、
本や芸事の神様を意識しました。

解説の人の美しい文章が、
とても印象的で、
より読後感がよくなりました。

森見登美彦さん初体験でしたが、
スッカリファンになったので、
今後どんどん読みたいです。

ちゃんと大人も楽しめる、
半現実のファンタジーを求めるかたに、
猛烈にオススメします。
オモシロイですよ。
よきかな。
有頂天家族 二代目の帰朝Amazon書評・レビュー:有頂天家族 二代目の帰朝より
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No.48:
(4pt)

天満屋

天満屋っていうキャラクターがアニメを見てても小説を読んでても好きになれなかった。

新キャラは2代目と玉瀾だけで良かったかも(まぁ天狗親子対決と長男エピソードだけじゃ山場がないのはわかるけど)

天満屋がキャラとしてあんま好きになれないのかも。
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No.47:
(5pt)

毛玉かわいい

毛玉と天狗と人間と愛と欲と策略と
毛玉に埋もれてニヤニヤしてしまう話。好き
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No.46:
(5pt)

痛快!

楽しい! 楽しいです! むちゃくちゃな南禅寺将棋大会、五山送り火納涼船決戦2、二代目と弁天との確執、矢一郎の恋の行方、夷川家の陰謀、、、1作目よりパワーが増した感じです。3作目が楽しみ。

今現在、AmazonPrimeでもアニメ版が見られるのですが、こちらも好評のようです。私はアラシク世代なので、現代アニメのポップ感にはついて行けず、1話で挫折しました。私が勝手に思い描いていた「色」とはずいぶんと異なり、原作だけでいいかと思っています。こちらは年代によって感じ方が千差万別かな。
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No.45:
(5pt)

狸と天狗の落語のような御伽噺のような京絵巻

1巻を読まずに読んだが、問題なし。
3階建ての宴会電車とか偽電気ブランが出てくる”夜は短し”のノリ。
後半の因縁の対決の連続(回収のダイナミックさもアホ炸裂)もスピーディでどんどん読めるが
ふわふわ毛玉のカップルや宴会(東華菜館てのがグッドチョイス)、親子狸の会話とかを想像するのが楽しい。
登場する女の子達がみんなほんわか豪胆でチャーミングなのが森見ワールド。
狸かわいいのう。
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No.44:
(5pt)

本屋で見つからなかったので

家族が本屋になかったというのでこちらで購入。面白かったそうです。
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No.43:
(5pt)

新キャラ続々。

"しかし狸に天狗の悩みは分からず、天狗に狸の悩みは分からぬ。天狗には天狗の誇りがあり、狸には狸の矜持がある。それゆえに、天狗の血と阿呆の血は響き合う。"2015年発刊の本書は、ヘンテコ京都を舞台にした毛玉物語三部作の二部にして、二代目達の大混乱物語。

本シリーズのTVアニメに関してはまったく未視聴なのですが。人間と天狗と狸が三つ巴している世界観が楽しかったので一作目に続き手にとりました。

さて、そんな本書では主人公の狸、矢三郎たちの師匠である老いぼれ天狗・赤玉先生の跡継ぎである''二代目"が英国よりシルクハットに三つ揃いの黒い背広、蝶ネクタイ姿で帰朝するところから始まって、ライバルの夷川家の出奔した長男や、幻術を使い狸も騙す天満屋、将棋好きの玉瀾などの新キャラクターが登場し相変わらずの大混乱が起きるわけですが。

著者の他作品にも共通する個性的な登場人物たちの間で主人公が振り回されている間に【気づけば物語は大団円を迎える】展開は、やはり文字通り【面白きことは良きことなり!】とあちこちに顔を突っ込みながら、また逃亡し続ける狸、矢三郎のキャラクターがとてもしっくりくるな。と、前作に続き思いました。(口調だけは丁寧で無駄に自信たっぷりなのも良い)

また、本作は著者には珍しく三部作となることが予告されている『たぬきシリーズ』の二作目という事で、一作目の登場人物たちと対に位置するキャラクターたちが登場したり、また前作の伏線が少しずつ回収されたりしているわけですが。さて、峰不二子的な気まぐれな美女、弁天や矢三郎たち兄弟はどうなっていくのか。三作目の結末が今からとても楽しみです。

前作に続くヘンテコ京都が好きな方や、殺伐とした社会に疲れた方にも癒し的にオススメ。
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No.42:
(5pt)

狸と天狗と人間のファミリー・ヒストリー

「帰朝」という古めかしいことばを使ったのには理由があるのだろう。おお、あのATOKでも「帰朝」が出てこない。「二代目」はもちろん天狗の二代目なのだが、この帰朝が狸界と金曜倶楽部にもおおきな動きをもたらす。
 下鴨家と夷川家の狸家族、赤玉先生の天狗家族の歴史を縦糸に、玉瀾・海星・弁天の恋愛感情を横糸に、物語はどんどんと広がっていく。さらに、二作目に初登場の新キャラクターがいい味を出している。敵役は不気味で憎たらしくないと魅力がないものだが、この天満屋は十分な働きをしている。神出鬼没、正体不明、幻術使用(おっと、金閣・銀閣みたいになった)金曜倶楽部と協力して狸鍋のための狸捕獲に動く。
 読み終えて思うのだが、狸も天狗も、それぞれの家族がいい働きをするのに、人間は金曜倶楽部を中心に孤独な存在として描かれている。今夏には重要な働きをする淀川教授は研究室を追われて孤独な生活を送る。人間で唯一家族を持っているのは菖蒲池画伯くらいのものか。鍋にならなければ狸になってもいいかなあ。
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No.41:
(5pt)

アニメ視聴後に読みました

アニメ版は原作とは違う話の並びになっています
どちらも大変面白いのですが、キャラクターの心理描写は原作の方が詳しく書かれていると思います
逆にアニメ版は文章では表現しきれない色彩や動きのダイナミックさが優れています(当然のことですが)
この二代目の帰朝から登場したキャラクターは魅力たっぷりで、ストーリーの有頂天っぷりに
ますます拍車がかかっています
アニメを見てまだ原作を読んだことのない方は是非とも読んでみることをおすすめします
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No.40:
(5pt)

おもしろい

楽しく、愉快な気分になれる。癒やされる。続きが読みたい。
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No.39:
(4pt)

ディテールが愉快

2015年に出た単行本の文庫化。
 シリーズの第2作。前作と変わらぬメンバーが活躍し、新たなくせ者も登場して、とても楽しい読みものに仕上がっている。とくにディテールがいい。ユーモアと暖かみに満ちており、じっくりゆっくり読むのがオススメ。
 ただし、ストーリー自体はイマイチ。細部にこだわって読むべき一冊だろう。
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No.38:
(4pt)

弁天と矢三郎との関係性はいかに!?

そもそも事の発端である赤玉先生の大怪我は、弁天とその弁天に惚れていた矢三郎が起こした事件ですが、その二人の関係性が明らかにされないまま、海星との婚約。
有頂天家族は矢三郎が弁天に振り回されるというストーリーが軸の一つでありますが、それは矢三郎が弁天に惚れているというバックボーンがあるからです。矢三郎がどのタイミングで弁天を諦めたのか、が1,2巻読んでも明らかにされませんでした。

2巻の終わりのシーンでは天狗にもなれない人間にもなれない中途半端者同士の弁天と二代目をくっつけようとする気が感じられました。

1,2巻とも続けざまに読みましたが、どうも1,2巻で違う有頂天家族を読んでいる気がしました。

批評ばかり書きましたが、惹きこまれる世界観はやはり面白いです。細かい点ですが、食事のシーンで「のちのち」食べるという表現は狸らしく素晴らしい表現方法だと感じました。
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No.37:
(5pt)

めちゃ面白かった。

読了後の爽快感がたまらない。森見さんはストーリーテラーだわ。テンポ良く本当楽しい話を書く。三部作ということなので続きが早く読みたい。
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No.36:
(5pt)

ありがとうございました。

迅速な対応ありがとうございました。状態も良く満足しています。とても面白かったです。主人も大ファンです。
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No.35:
(5pt)

前作よりボリューミー。

三部作になるらしい毛玉シリーズの第二部。
今回は人間関係がかなり動いた。
恋愛色も強いので、素直にときめくことができる場面も多し。
腐れ大学生の歪んだ恋愛を描いていた森見さんが……こんな爽やかな恋を描けるなんて……笑。

最初は前作よりもライトになったなあアニメの影響かなあと思っていたけれど、それも段々気にならなくなった。軽妙で語彙豊かな文章は健在。文字を追っているだけで本当に楽しい。
前作はシリアスな場面でもどこか暢気な狸的空気の中にあったが、今回は手に汗握る場面が多々。独逸製空気銃の存在のせいだと思う。ああいうはっきりとした物理的脅威が登場するのって、森見作品の中では初めて見るなあ。あれがファンタジーな京都世界の中で異彩を放っていたと思う。多分そのせいで悪人ポジションのキャラクターが本気で悪人に見えてしまった。

「天地間で偉いのはただひとり俺なのだ」という天狗を見るにつけ、同著者の『新釈走れメロス』に収められている『山月記』の斎藤秀太郎を思い出す。この人物に居場所を与えてやったのが本作、という感じ。本作の天狗の源流はこのキャラにあるんじゃないかな。
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No.34:
(3pt)

前作と比べると物語の濃度は薄いが、面白い。

夢中で読んだ前作、その続編ということで否が応でも期待値が上がり、長らく積んだままでしたが積み本消化期間にようやく読了。面白かった。前作ほどのインパクトはなかったものの、赤玉先生の息子の帰還、兄狸の結婚、そして主人公の婚約など本作も見所は盛りだくさんでした。相変わらず毛玉たちが右往左往する様子が愛嬌たっぷり!いやあ、かわいいです。
構成がきっちりしていて物語がまとまっていた前作と比べ、本作は終盤まで個々のエピソードが散らかっている印象が強かった。一つ一つの話はそこそこ面白いんですが俯瞰すると全体がぼやけているのでこれどういう話にしたいんだろう?と終盤までいまいちノリきれずに読んでました。さすがに終盤では一気に伏線回収して盛り上げてくれましたがやはり前作と比べると少し落ちるかなという印象があります。
個人的にはあまり好きじゃなかった某キャラが本作でベコベコに凹まされる展開があるのでちょっと溜飲が下がりました。主人公の恋愛模様も複雑に…。このまま婚約→結婚となってほしいけどこの様子だと婚約撤回もありそう?この辺は今の段階だとなんとも言えないんですがとりあえず二股だけはやめてくれよーと祈っとく。
前作は単巻で見ても綺麗に終わっていましたが本作は明らかに続編を意識した作りになっているため放置された伏線が大量にあり、すっきりしない終わり方になっています。第三部が刊行されるのは決まっているようなので気長に待ちますがto be continued…とつきそうな締め方なのでそれを読むまで本作の正当な評価はできないな〜…という感じ。なので☆3.5くらいにしておきます。
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No.33:
(5pt)

二冊目も楽しめました。

森見さんの本は安心して読める。なぜかというと伏線や人(狸)物設定などが練り込まれていて,ありがちな「面白いのだがイライラする」ということが少ないからだ。一冊目は,アレはアレで完結していてのだが,二冊目を読むと「そうか,完結していなかったんだ」と気づかされた。個人的には,あの可愛くも怪しい海星ちゃんの謎が解明されたところが気持ちよかった。答を示されてみるとなるほどなと納得できた。一冊目よりも展開が派手になった分,哲学的なニュアンスは減った気がするが,これもありだと思う。
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No.32:
(5pt)

家族の物語

有頂天家族の続編です。
楽しくて温かいとても良い作品でした。
アニメにもなっていますが、アニメでは分かりにくい登場狸物の心情もわかってアニメファンも楽しめると思います。
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No.31:
(5pt)

ワールドワイドでおどろどろしい2巻目

前作が比較的初期の作品で、京都を舞台としたストーリーであったのに対し、
続編となる本作では、毛玉の活躍の範囲が近畿全域~西日本へと広がりを見せております。
毛玉や天狗の勢力図がどうなっているのか、その全体像が見えてくるワクワクがある反面、京都の描写は前作と比べて物足りない印象でした。

また、初期の森見さんの作品は、古典文学を彷彿とさせる文体で下らないギャグを軽快に言いまわすのが魅力でしたが、
近年の作品では、言葉遊びのキレ味は徐々に身を潜め、代わりにおどろおどろしい雰囲気を醸し出すのが上手くなっていると思います。
本シリーズにもその傾向は見られ、前作の面白おかしく京都で毛玉がドタバタする雰囲気とは少し変わり、たぬき・天狗・人間の3者の怪しい雰囲気が
立ち込めるようになりました。
ありていに言えば、より「シリアス」になったというところでしょうか。

あとは何を求めて本作を読むかで評価は分かれると思いますが、いずれにせよ★4以上の評価はもらえそうな作品です。
私は、京都の大学生特有のくだらなさを盛り込んだ森見作品を期待したので物足りなさも感じましたが、不気味な雰囲気も好きなので大変面白く読めました。
次回作も楽しみです。
有頂天家族 二代目の帰朝Amazon書評・レビュー:有頂天家族 二代目の帰朝より
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