有頂天家族 二代目の帰朝

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

有頂天家族 二代目の帰朝の評価:

4.65/5点 レビュー 54件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.65pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全55件 1〜20 1/3ページ
No.55
(5pt)

前作に輪をかけて面白い、痛快無類、波乱万丈の毛玉ファンタジーでした。嗚呼面白かった‼️(ぽんぽこ、ぽんぽこ)

天狗と狸と人間が三つ巴の大活劇を繰り広げる本巻は、前作『有頂天家族』に輪をかけて面白かったです。あまりの波乱万丈、破天荒な面白さに、私はぽんぽこぽんぽこ、腹鼓を打ちたくなりましたよ。お腹いっぱい、嗚呼(ああ)面白かった‼️

七つの章がそれぞれに、エピソード風に展開していく面白さがあるのですが、なかでも、第三章「幻術師天満屋」のぞくぞくするような面白さは格別でした。本書のラストとも響きあうこの章のラストの余韻には、うっとりしてしまいました。

狸たちのふわふわした可愛らしさ、ほこほこした阿呆らしさもまた、格別の心地よさでありました。殊に、牝狸(めだぬき)たちの可愛らしさったらなかったです。桃仙(とうせん)に玉瀾(ぎょくらん)、海星(かいせい)、星瀾(せいらん)と、まこと、素敵に魅力的な牝狸たちでした。

それと、前作『有頂天家族』はもちろんなんですが、できれば著者の『聖なる怠け者の冒険』(朝日文庫)を読んでおいたほうが、本作品の面白味が増すように思いました。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.54
(4pt)

面白い。

何度読んでも楽しめる作品です。続きが読みたい。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.53
(5pt)

一巻完結型の良作

前作から読んでいますが続編の割に非常によくできています。続編と聞くと、大抵は劣る作品が多く、読者をがっかりさせるものですが、大変わくわくさせられる内容でした。
下鴨家の話としては、前作同様に完結していて、天狗の話としてはまだ未完結だと思います。また、続編が出てきて、おそらくは次回作で、狸の世界と、天狗の世界と、両方が完結していくのだろうと思います。
次回作がでたら読まなくっちゃ!!
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.52
(3pt)

なんとも阿呆なタヌキが楽しい

本の厚みにびっくりしましたが、おもしろくて立ち止まらず読み切れました。続編は・・・
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.51
(5pt)

状態も良いし、価格も安い

丁寧に読まれていた本だと分かりまします。少しだけ目立つシミがありましたがそのくらいで、梱包も綺麗だったし素敵な本に出会えました。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.50
(5pt)

三作目が楽しみです!

人と人とのつながりは、
(タヌキだけど)
大事だよって教えてくれる本です。

一人一人は、
(一匹一匹だけど)
化けるくらいしかできないし、
それもすぐに尻尾がでちゃうけど、
でも、
家族や親戚や付き合いのある一族が、
助けてくれたり、
一緒に困ってくれたり、
呆れたり、怒ったりしてくれます。

天狗どうしの喧嘩が何度か描かれたり、
タヌキを食べる秘密結社があったり、
不穏なところがあるのも好き。

基本、平和なんですけどね。

悪い人はでてこないです。
狡い人はでてきます。

そのへんもまた、
タヌキっぽいというか。
よく計算されてるなぁと、
感心します。

呉一郎(字あってる?)って、
オマージュか?と思ったら、
案の定、
「阿呆陀羅経」というセリフがあり、
好きなのねと苦笑しました。

ちょうどぼくは、たまたま、
これの前に一作目を読んでますが、
その前にドグラ・マグラ上下を、
読んだところだったので、
より、なんか運命ってあるなと、
本や芸事の神様を意識しました。

解説の人の美しい文章が、
とても印象的で、
より読後感がよくなりました。

森見登美彦さん初体験でしたが、
スッカリファンになったので、
今後どんどん読みたいです。

ちゃんと大人も楽しめる、
半現実のファンタジーを求めるかたに、
猛烈にオススメします。
オモシロイですよ。
よきかな。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.49
(4pt)

天満屋

天満屋っていうキャラクターがアニメを見てても小説を読んでても好きになれなかった。

新キャラは2代目と玉瀾だけで良かったかも(まぁ天狗親子対決と長男エピソードだけじゃ山場がないのはわかるけど)

天満屋がキャラとしてあんま好きになれないのかも。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.48
(5pt)

毛玉かわいい

毛玉と天狗と人間と愛と欲と策略と
毛玉に埋もれてニヤニヤしてしまう話。好き
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.47
(5pt)

痛快!

楽しい! 楽しいです! むちゃくちゃな南禅寺将棋大会、五山送り火納涼船決戦2、二代目と弁天との確執、矢一郎の恋の行方、夷川家の陰謀、、、1作目よりパワーが増した感じです。3作目が楽しみ。

今現在、AmazonPrimeでもアニメ版が見られるのですが、こちらも好評のようです。私はアラシク世代なので、現代アニメのポップ感にはついて行けず、1話で挫折しました。私が勝手に思い描いていた「色」とはずいぶんと異なり、原作だけでいいかと思っています。こちらは年代によって感じ方が千差万別かな。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.46
(5pt)

狸と天狗の落語のような御伽噺のような京絵巻

1巻を読まずに読んだが、問題なし。
3階建ての宴会電車とか偽電気ブランが出てくる”夜は短し”のノリ。
後半の因縁の対決の連続(回収のダイナミックさもアホ炸裂)もスピーディでどんどん読めるが
ふわふわ毛玉のカップルや宴会(東華菜館てのがグッドチョイス)、親子狸の会話とかを想像するのが楽しい。
登場する女の子達がみんなほんわか豪胆でチャーミングなのが森見ワールド。
狸かわいいのう。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.45
(5pt)

本屋で見つからなかったので

家族が本屋になかったというのでこちらで購入。面白かったそうです。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.44
(5pt)

新キャラ続々。

"しかし狸に天狗の悩みは分からず、天狗に狸の悩みは分からぬ。天狗には天狗の誇りがあり、狸には狸の矜持がある。それゆえに、天狗の血と阿呆の血は響き合う。"2015年発刊の本書は、ヘンテコ京都を舞台にした毛玉物語三部作の二部にして、二代目達の大混乱物語。

本シリーズのTVアニメに関してはまったく未視聴なのですが。人間と天狗と狸が三つ巴している世界観が楽しかったので一作目に続き手にとりました。

さて、そんな本書では主人公の狸、矢三郎たちの師匠である老いぼれ天狗・赤玉先生の跡継ぎである''二代目"が英国よりシルクハットに三つ揃いの黒い背広、蝶ネクタイ姿で帰朝するところから始まって、ライバルの夷川家の出奔した長男や、幻術を使い狸も騙す天満屋、将棋好きの玉瀾などの新キャラクターが登場し相変わらずの大混乱が起きるわけですが。

著者の他作品にも共通する個性的な登場人物たちの間で主人公が振り回されている間に【気づけば物語は大団円を迎える】展開は、やはり文字通り【面白きことは良きことなり!】とあちこちに顔を突っ込みながら、また逃亡し続ける狸、矢三郎のキャラクターがとてもしっくりくるな。と、前作に続き思いました。(口調だけは丁寧で無駄に自信たっぷりなのも良い)

また、本作は著者には珍しく三部作となることが予告されている『たぬきシリーズ』の二作目という事で、一作目の登場人物たちと対に位置するキャラクターたちが登場したり、また前作の伏線が少しずつ回収されたりしているわけですが。さて、峰不二子的な気まぐれな美女、弁天や矢三郎たち兄弟はどうなっていくのか。三作目の結末が今からとても楽しみです。

前作に続くヘンテコ京都が好きな方や、殺伐とした社会に疲れた方にも癒し的にオススメ。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.43
(5pt)

狸と天狗と人間のファミリー・ヒストリー

「帰朝」という古めかしいことばを使ったのには理由があるのだろう。おお、あのATOKでも「帰朝」が出てこない。「二代目」はもちろん天狗の二代目なのだが、この帰朝が狸界と金曜倶楽部にもおおきな動きをもたらす。
 下鴨家と夷川家の狸家族、赤玉先生の天狗家族の歴史を縦糸に、玉瀾・海星・弁天の恋愛感情を横糸に、物語はどんどんと広がっていく。さらに、二作目に初登場の新キャラクターがいい味を出している。敵役は不気味で憎たらしくないと魅力がないものだが、この天満屋は十分な働きをしている。神出鬼没、正体不明、幻術使用(おっと、金閣・銀閣みたいになった)金曜倶楽部と協力して狸鍋のための狸捕獲に動く。
 読み終えて思うのだが、狸も天狗も、それぞれの家族がいい働きをするのに、人間は金曜倶楽部を中心に孤独な存在として描かれている。今夏には重要な働きをする淀川教授は研究室を追われて孤独な生活を送る。人間で唯一家族を持っているのは菖蒲池画伯くらいのものか。鍋にならなければ狸になってもいいかなあ。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.42
(5pt)

アニメ視聴後に読みました

アニメ版は原作とは違う話の並びになっています
どちらも大変面白いのですが、キャラクターの心理描写は原作の方が詳しく書かれていると思います
逆にアニメ版は文章では表現しきれない色彩や動きのダイナミックさが優れています(当然のことですが)
この二代目の帰朝から登場したキャラクターは魅力たっぷりで、ストーリーの有頂天っぷりに
ますます拍車がかかっています
アニメを見てまだ原作を読んだことのない方は是非とも読んでみることをおすすめします
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.41
(5pt)

おもしろい

楽しく、愉快な気分になれる。癒やされる。続きが読みたい。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.40
(4pt)

ディテールが愉快

2015年に出た単行本の文庫化。
 シリーズの第2作。前作と変わらぬメンバーが活躍し、新たなくせ者も登場して、とても楽しい読みものに仕上がっている。とくにディテールがいい。ユーモアと暖かみに満ちており、じっくりゆっくり読むのがオススメ。
 ただし、ストーリー自体はイマイチ。細部にこだわって読むべき一冊だろう。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.39
(4pt)

弁天と矢三郎との関係性はいかに!?

そもそも事の発端である赤玉先生の大怪我は、弁天とその弁天に惚れていた矢三郎が起こした事件ですが、その二人の関係性が明らかにされないまま、海星との婚約。
有頂天家族は矢三郎が弁天に振り回されるというストーリーが軸の一つでありますが、それは矢三郎が弁天に惚れているというバックボーンがあるからです。矢三郎がどのタイミングで弁天を諦めたのか、が1,2巻読んでも明らかにされませんでした。

2巻の終わりのシーンでは天狗にもなれない人間にもなれない中途半端者同士の弁天と二代目をくっつけようとする気が感じられました。

1,2巻とも続けざまに読みましたが、どうも1,2巻で違う有頂天家族を読んでいる気がしました。

批評ばかり書きましたが、惹きこまれる世界観はやはり面白いです。細かい点ですが、食事のシーンで「のちのち」食べるという表現は狸らしく素晴らしい表現方法だと感じました。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.38
(5pt)

めちゃ面白かった。

読了後の爽快感がたまらない。森見さんはストーリーテラーだわ。テンポ良く本当楽しい話を書く。三部作ということなので続きが早く読みたい。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.37
(5pt)

ありがとうございました。

迅速な対応ありがとうございました。状態も良く満足しています。とても面白かったです。主人も大ファンです。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272
No.36
(5pt)

前作よりボリューミー。

三部作になるらしい毛玉シリーズの第二部。
今回は人間関係がかなり動いた。
恋愛色も強いので、素直にときめくことができる場面も多し。
腐れ大学生の歪んだ恋愛を描いていた森見さんが……こんな爽やかな恋を描けるなんて……笑。

最初は前作よりもライトになったなあアニメの影響かなあと思っていたけれど、それも段々気にならなくなった。軽妙で語彙豊かな文章は健在。文字を追っているだけで本当に楽しい。
前作はシリアスな場面でもどこか暢気な狸的空気の中にあったが、今回は手に汗握る場面が多々。独逸製空気銃の存在のせいだと思う。ああいうはっきりとした物理的脅威が登場するのって、森見作品の中では初めて見るなあ。あれがファンタジーな京都世界の中で異彩を放っていたと思う。多分そのせいで悪人ポジションのキャラクターが本気で悪人に見えてしまった。

「天地間で偉いのはただひとり俺なのだ」という天狗を見るにつけ、同著者の『新釈走れメロス』に収められている『山月記』の斎藤秀太郎を思い出す。この人物に居場所を与えてやったのが本作、という感じ。本作の天狗の源流はこのキャラにあるんじゃないかな。
有頂天家族 二代目の帰朝 Amazon書評・レビュー: 有頂天家族 二代目の帰朝より
4344027272