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ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレー



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ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレーの評価: 3.67/5点 レビュー 54件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(3pt)

やめられない止まらない

途中で置くことなく、一気に読んでしまいました。読みやすい文体、次々に展開していくプロット。
ただ終わりがあまりにも呆気なくて、読み終わった後は放り出されたような気持ちが残りました。『白夜行』の読後感の似ているような。
それから読んでいる中で最も興醒めしてしまったのは、タイトルにも使われている『ブルータス』が登場したシーンです。なぜブルータスなどという名前がつけられたのか?名付け親の無知もしくは矛盾が感じられました。
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)より
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No.16:
(3pt)

グサッドロッ

最後が怖かった。血なまぐさい………
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)より
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No.15:
(3pt)

DNA鑑定が未だ無かった時代

時代は平成になるかならないかの頃。僕は本作品のストーリーがつかめなかった。もう今の時代のミステリーじゃないかも。
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)より
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No.14:
(3pt)

楽しめたが

捜査手法についてもっと監視カメラやNシステムに関する記述があってもよかったのでは。
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)より
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No.13:
(3pt)

真相は期待外れ

倒叙形式で、3人での死体リレーという斬新な手法によるアリバイトリックを描きながら、死体の入れ替わりという変化球によって謎を膨らませ、さらに、郵便物による殺人、康子の殺人、警察の地道な捜査の過程、人物Dの出現、ロボット事故にまつわる謎等が盛り込まれ、読み応えのあるストーリー展開。
先が見通せないまま、興味を持って読み進めたが、真相は期待外れ。
人物Dはもっと序盤から登場させるべきだし、拓也の最後の行動が不自然。
唐突な幕切れも、意外性は感じられなかった。
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)より
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No.12:
(3pt)

貧乏に負けた。

過去、家族の失態により被った実害を、今、報復に向け動き出すが、やり過ぎて墓穴を掘る。 人と関わらず、機械相手の仕事により、精神的に病み、妬ましさと思慕の情から我を忘れ、自分を抑えることに負けた。 あま~い希望的観測に則り。

貧困が悪いのではなく、それを言い訳に安逸な道を模索することが問題。 秘密の共有、脅迫による人との結び付きは、縁ガチョも早い。
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)より
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No.11:
(3pt)

完全犯罪の行方

産業機器メーカーでロボット開発を担当する拓也。彼は大きな野心を持っており、オーナーの娘、星子の婿になることを狙う。しかしその時、恋人の康子の妊娠を知り、彼女が邪魔になってしまう。同様に康子が邪魔だった星子の兄直樹、同僚の橋本と協力して康子を殺す計画を立てる。

実行段階に入り、計画通りに進んでいるように見えたが、途中で手違いが起こる。何とも不可解な手違いが。

そこから、ストーリーは予想しなかった方向へと進んでいく。第一の殺人に続き、第二の殺人が起きる。拓也の命も狙われる。犯人は不明。

もちろん、警察は捜査を行い、だんだん真相に迫っていく。

同時に、直樹の部署に勤めていた弓絵が会社の資料を見たことからある疑惑を抱き、独自にそのことについて調査していく。

いくつかの謎が提示され、なかなか事件の全体像は見えてこない。最後には、当然全ての謎が明らかになるのだが、意外な人物がカギとなる犯人だった。そして案外あっけなくこの物語は終わる。複数の謎で引っぱってきただけに、ラストにはちょっと物足りなさを感じた。
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)より
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No.10:
(3pt)

人を殺すことを正当化するために、書く。

両親のいない 出世欲の強い 末永拓也。
雨宮康子の誘いに乗り そのうえ妊娠させてしまった。
しかし、末永拓也には 専務の次女の仁科星子を射止めるチャンスがあった。
あぁ。これは 古典的な 『アメリカの悲劇』のパターン化と思ったが、
東野圭吾はそんなに簡単な物語はつむがない。
末永拓也はなんとかしなければならないと思いながら
ある時 専務の長男 仁科直樹によばれた。同僚の 橋本もいた。
3人とも 雨宮康子と関係していて、誰の子どもなのか よくわからない状態だった。
雨宮康子と言う 放埒な女性が それだけでない関係を持っていたのだ。
仁科直樹は 雨宮康子を殺すための提案を 末永と橋本にして,実行することになった。
ところが、末永が運ぼうとした死体は 仁科直樹だった。
青い毛布が 甘いのでは。
青酸カリの使い方が ガス化させて殺すと言う方法がいい。
それにしても、出世欲で 人を殺すということが、現実的に あるのだろうか。人間って魔物だ。
雨宮康子にしてみれば、誰かよくわからないにしても
一番 カネ持っているものだけに 脅せばいいはずなのだが、
4人平等に 脅すので,このようなキケンがあるのでしょうね。
狙いは しぼったほうがいいと思うよ。
推理小説って、人を殺す正当性を 明らかにしようとする小説ですね。
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)より
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No.9:
(3pt)

展開抜群&尻すぼみ

「完全犯罪殺人リレーがスタートした!」「傑作長編推理!」
光文社文庫の背表紙から引用したコピー。
なるほど、完全犯罪殺人リレーとは言い得えて妙ですね。

殺人リレーの冒頭からいきなりのひっくり返り。
殺す側が殺される側に回り、追跡される側が追跡する側に回り、もともとの共犯者(であったはずが)利用された側に回り、警察とは別の視点から真犯人を追う...なんともスリリングな展開。
冒頭の序章は、しっかりと物語の根底を流れ、時折顔を出しつつ、最後にぐっと主役に躍り出る。
真犯人への糸口が読者には終盤まで見えない展開であった点、一読者としてはこのミステリーにもっと当事者近くで関わりたかった感はありましたが、物語の多重奏にすっかり堪能させていただきました。

東野氏ならではのロボット関連描写。
そして、東野作品では個人的には初めて接したといってもよいSEX描写は、わずかではありましたがとても新鮮。
新旧入り混じる刺激(?)(笑)にも堪能させていただきました。

終盤の急展開。
しっかり描写されればここだけでも100頁にはなってしまうのでは?という展開・内容の濃さ。
活字にない分は、ワタクシの頭の中で妄想することにいたします^^
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No.8:
(3pt)

内容が・・・

僕の理解力が乏しかったからか、内容が中々難しかったと思います。なんか、最終的に康子さんを殺害したのは、誰かはわかったんですけど、トリックを説明してくれと言われたら、もう一度最後の方を見返さないと説明できないですね。後、素人目線ですが後半がほとんど、主人公じゃなくて刑事目線で物語が進んでいたような気がしました。
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No.7:
(3pt)

序盤からワクワクが止まらない

序盤の段階での意外な展開にドキドキした。
緻密に構成されたストーリーと
多くの人間の思惑が交錯していて面白い。
すごいな…東野圭吾は。
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No.6:
(3pt)

ブルータス、お前もかーい 

気持ち的には、☆3.5点。

主人公は、「自らが勤める産業機器メーカーのオーナーの娘婿になるもくろみを持ちつつも、元恋人から妊娠を告げられ、ある策謀に巻き込まれるロボット開発のエリート研究員」。

DVD化されてて藤原竜也さんが(ほー)演じてるみたいですが、
ぶっちゃけて言うと、出てくる登場人物が皆、黒い(笑)。
頭では何を考えてるのか…
東野さんの作品には、どれにもそういう腹黒さがありますね。

1989年10月刊と書いてありますから、平成元年頃か…
あんまり新旧は関係なく読んでた。アリバイ確認で、電車とかが出てくるから今はどうなんだろーかとか言い出すのは野暮だね。
初期の頃という事で、描写不足とか視覚的に頼りがちで甘いとことか、
粗削りな面はそりゃそうかな、と。特に最後に進むにつれて走り出したペースにはそう思ったな。もうちょっとじっくり最後が読みたかった。

ブルータスと言えば、カエサル暗殺。カエサルの「お前もか」なんて有名ですね(裏切った感が強く残るが)。
彼がカエサル暗殺の際に語ったと言われる「Sic semper tyrannis(専制者は斯くの如く)」は民主主義を象徴する言葉なんだとか。
エリートという立場において支配という意味合いも含んで、会社という集団やエリートとかの階級など深い意味はあるんでしょうけど、もうちょっと(やっぱり最後がな〜;)唸らせる表現ほしいな。でないと読者の想像補完力が試されるじゃまいか。遣り切れなさだけが残るじゃないか(笑)。あれば絶賛だったかな。
ストーリーの構成力は凄いなーと思うんだけど…そこは唸った。うー。
一気読みしちゃうし。面白いけどなぁ。
「残されたものは何か」
考えてみよー。

長編、とは書いてるけどね、いーや、これは文章や映像化の装飾で何倍も分厚く濃くはなれるが、それを考えるとこれは短編扱い。362ページの短編。プロットタイプだ!

そのつもりで読むといいんだわ。以上。
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)より
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No.5:
(3pt)

イヤなヤツばっかり

3人がかりで死体を運ぶアリバイトリックのはずが・・・.
事件の背後の隠れた真相とは?

犯人視点の倒叙法ミステリーだが,一方で主人公自身が
真相を探るという通常の謎解き要素も含んだストーリー.
このアリバイトリックはNシステムや科学捜査が進歩した現代では通用しないが,
もう一方の毒殺のトリックはよくできている.

犯人も被害者もイヤなヤツばっかりだが,
ここまで徹底的していると感情移入の必要がなくさっぱりと読める.

ただ,妊娠した女性の行動は誰かが責任をとると言い出したら
かえって困ったことになるし,真犯人の行動にもなんだか腑に落ちない部分が目に付く.
動機が弱いといういつもの東野調といってもいいかもしれない.
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No.4:
(3pt)

人間とロボットのギャップがよい

3人の共犯による殺人計画が破綻したところから面白くなってきました。
サクサク読めて、犯人もなか中分かりませんでしたが、最後があっさりしすぎて若干消化不良です。
人間の欲深さとロボットが人間の操作やプログラムによって淡々と作業するギャップがよかった。

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No.3:
(3pt)

みんな利己的

東野さんの本には、珍しく@嫌な奴が多かった・・
筋たては、面白く展開していくが 人物的に 肩入れできる人が少ない話です。
初期の作品なので、「まだ」の部分があるのでしょう。
一人一人をきちんと描いていくと、もっとペ−ジ数が必要になっていくのでしょうね。。
みんなが「一人」に、というのが、ちょっと不自然ですね^^^
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No.2:
(3pt)

ラストがすっきりしない・・・

「自分は選ばれた人間だ。」そう思い、エリートそして人生の勝利者になることを疑わなかった
末永拓也だが、恋人康子から妊娠を告げられる。だが、彼にはオーナーの末娘の星子との縁談が・・・。
同じように康子に弱みを握られた者はほかにもいた。拓也たち3人は康子殺害の計画を立て、実行に
移した。殺人リレーは成功するかに見えたのだが・・・。
最初は星子の腹違いの兄の直樹から殺人計画を打ち明けられた。拓也、そして同僚の橋本との3人で
完全犯罪をもくろむ。だが、事態は思わぬ方向に・・・。意外な展開に、読んでいて思わず「おっ!」と
言ってしまった。この3人の計画に、ほかに絡んでいる者がいる。それはいったい誰か?その謎は
最後まで解けない。そこのところが読み手をぐいぐい引きつける。殺人の計画もユニークだ。はたして
それが成功するのか?警察の裏をかくことができるのか?意外な成り行きになったとは言え、そこの
ところも興味津々だった。ずっと面白いと思いながら読み進めた。そして、ラスト・・・。かなりの期待を
持ったのだが、私としてはどうもいまいちな感じがした。読み終わっても、「それで、どうなの?」と
突っ込みを入れたくなる。あまりすっきりとした終わり方ではない。それがちょっと残念だった。
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)より
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No.1:
(3pt)

手堅く楽しめる

リレートリックとジリジリせまる恐怖を上手く合わせた作品で、良く出来ていると思う。他の本とは違い、少しエロチックな部分もあるが、雰囲気作りにやくだっていると思う。通勤電車であまり考えずに読める作品だと思う。
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)より
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