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十字屋敷のピエロ



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十字屋敷のピエロの評価: 3.58/5点 レビュー 55件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.58pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全55件 41~55 3/3ページ
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No.15:
(3pt)

東野圭吾さんの作品はハズレがない!

この作品も、それなりに楽しめました。
ホント、全体的にハズレがないですねぇ。
ただ、他の作品と比べると少し評価は落ちるかなぁ…って感じです。
ピエロの視点は斬新だとは思いますが、
個人的にはあまり好きではなかったです。
評価的には、星3つということで。
(この作品がおもしろくないというよりは、
他の作品がおもしろいため、期待しすぎてました。)
十字屋敷のピエロ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十字屋敷のピエロ (講談社ノベルス)より
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No.14:
(4pt)

真犯人が使ったトリックや伏線に驚き

 本作品の裏表紙に、「どんでん返しがある」と書かれていたのでどれほどのものか期待していたのですが、「どんでん返し」については期待したほどでもありませんでした。同じ東野圭吾作品で言うなら「仮面山荘殺人事件」の方がラストの衝撃は大きかったです。私が本作品で評価するのは「どんでん返し」よりも犯人が使ったトリックや、ラストにつながってくる伏線です。
 推理小説というのは読みながら、「犯人はこの人だな」とか、「こういうトリックだろう」とか、「この部分が複線になっているな」と考えながら読むものだと思いますが、本作品の真犯人が使ったトリックや、ラストにつながってくる伏線には驚かされました。真犯人の予想は当たったのですが、トリックは全然わかりませんでした。トリックが解明されたときには「なるほど」と思ってしまいました(まあ、これはまだ私が未熟だからかも知れませんが)。伏線も意外なところがなっていたりして面白かったです。最後に少しの謎を残して終わったのもよかったと思います。
 東野圭吾作品が好きな人はもちろんのこと、ミステリー小説が好きな人には読んでほしいです。でも、「最後はすっきり終わりたい」という人には面白くないかもしれません。
十字屋敷のピエロ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十字屋敷のピエロ (講談社ノベルス)より
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No.13:
(4pt)

最後までトリックがある

最後犯人は一応わかるのですが、更にそれを後押しした犯人がいる、でもそれは明言していません。
でも何となくわかる。
二重三重になっているトリックの裏にさらにトリックがあるというのは面白いと思いました。
東野さんは著者に推理して欲しいんですね。
十字屋敷のピエロ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十字屋敷のピエロ (講談社ノベルス)より
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No.12:
(3pt)

ピエロの人形に語らせるという意外な手法♪

十字屋敷で殺人事件が起きる。犯行がどのように行われたか、
その一部始終を知っているのは犯人と被害者の2人だけ。普通の
ミステリーならこういう感じだが、この作品は犯行のすべてを
見ていたピエロの人形を語り手として登場させるという、驚く
べき方法をとっている。そしてそのことによって作品に、より
立体感を与えている。殺人のトリックも、全然予想できない意外な
方法だった。竹宮家の人たちの確執も、この作品をより面白く
している。最後に、頼子の娘佳織がつぶやいた一言が衝撃的で、
いつまでも余韻が残った。
十字屋敷のピエロ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十字屋敷のピエロ (講談社文庫)より
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No.11:
(4pt)

新型の叙述トリック

作者がまだ本格ミステリの世界にいた頃の作品。題名が示す通り、ピエロ人形が重要な役割を果たす。
通常、一人称でミステリを語る時、読者は叙述トリックを警戒する。しかし、本作品で事件を目撃するのはピエロ人形なのだ。そして、ピエロ人形の視点から事件は語られ、当然人形は嘘をつかない...。
本作を読んで、作者は新しいタイプの叙述トリックを開拓したと感心した。「秘密」以降、普通小説に転向した作者だが、本格ミステリ時代にも構想力・人物造詣・ストーリー構成に充分な力量があったことを見せ付けてくれる一作。
十字屋敷のピエロ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十字屋敷のピエロ (講談社文庫)より
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No.10:
(4pt)

事件の現場には、必ずピエロがいる。

本書は、推理小説ファンには楽しめる作品になっています。誰が犯人かを推理しながら読んでいくといいでしょう。
竹宮産業創始者の女婿である宗彦が何者かに殺害された。傍らには、愛人、三田理恵子の遺体も横たわっている。その前に、宗彦の妻である、頼子が亡くなっている。そのことと、何らかのつながりがあるのか。外部犯行なのか内部犯行なんだろうか。
事件の現場には、必ずピエロがいる。水穂や青江の主観的な分析とは対照的に、ピエロは客観的にありのままに現場の様子を伝えるのである。ピエロが悲劇を呼び寄せるのか?その答えは、よくわからないが、悲劇が起きる現場にピエロがいるんだろう。ピエロが全てを知っているということなんだろう。
「犯罪は割に合わない。」という言葉は真実なのであろう。自分の欲を通すために、辻褄あわせの殺人を繰り返すことになる。犯人は誰かに操られているならば、それは、もっと怖いことになるだろう。
この小説の肝は、最後の4ページなんだろう。直接的な表現はないのだが、そのことを考えてみると、ぞっとする感じを受ける。表面的な犯人とは違って、これによって真犯人が変わってしまうような気がする。
十字屋敷のピエロ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十字屋敷のピエロ (講談社文庫)より
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No.9:
(3pt)

ピエロがいい味だしてる☆

ある屋敷で殺人が起こっていくのだけれど、殺人現場には必ずピエロの人形がおいてあるっとい話。殺害シーンはピエロの目線から見た風景で描かれているのがとてもヨイ☆東野圭吾さんらしい話でとてもよかった!!さくっと読めておもしろい♪
十字屋敷のピエロ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十字屋敷のピエロ (講談社文庫)より
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No.8:
(5pt)

見事と言うしかない作品

ピエロの人形が殺人の現場を目撃しているという趣向の話です。東野圭吾はピエロの人形が好きらしくて、『卒業』にも登場させています。ピエロの人形を登場させると良い作品ができるというジンクスを持っているのだそうです。本作もそのジンクスにふさわしい傑作となりました。しかし、クライマックスに至るまでは極めて地味な話です。新本格風のタイトルが付いている割には極めて普通の推理小説という感じで、殺し方が特に奇抜なわけでもなく、怪しげな雰囲気も漂いません。ところが、謎が解明され始めるあたりから、物語はにわかに活況を帯びて来ます。謎の裏にまた謎があるという作者お得意のパターンが繰り広げられ、じつは本作における作者の中心的な狙いはここにあったのだとわかった時には衝撃を受けました(私の予想が甘かっただけかも知れませんが)。そして、ラスト1ページでの意外な人物の意外な心境の吐露が、なんとも言えない読後感を残します。
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No.7:
(4pt)

ラストの言葉が・・

最初はどこから面白くなってくるんだろう??と読んでいたら途中から展開が変わる変わる・・続きが気になってどんどん読めました。数々のトリックが明らかになっていくのが面白いです。また話の途中途中でピエロの目から見える、人々の会話や景色が盛り込まれていて話を面白くさせているなぁと思いました。ただラストの佳織の言葉が気になって仕方ありません。
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No.6:
(4pt)

三角館を彷彿とさせる

怪しい雰囲気の漂った十字型の洋館に、不幸を呼ぶと言われる不気味なピエロの人形、資産家の一族に謎の人形師、とすべてのプロットが、往年の江戸川乱歩を思わせる作品。(私は、まず「三角館の恐怖」を思い出しました) トリックや伏線もたっぷりで十分楽しめる。
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No.5:
(3pt)

まあまあ

悲劇をよぶと言われるピエロを購入した頼子が自殺した。果たしてそれは本当に自殺だったのか?疑問を読者に若干残しつつ、被害者は増えた。ピエロが本当に悲劇をうんだのか?このピエロを作った人の息子とやらがでてきたときは、え、何、今回はオカルト的なものが要素なの?と思ってちょっとがっくり。だけど読み進めてみたらあまり関係なかったので、ほっとしました。心の闇、これもテーマの一つなのかな?白夜行の主人公のことがちょっと頭をよぎりました。まあ、全然タイプは違うけどさ。しかし読み返してみたら、本当まったく無駄のない展開で、作者の力量に感嘆しますね。
十字屋敷のピエロ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十字屋敷のピエロ (講談社文庫)より
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No.4:
(4pt)

着眼点が面白い

屋敷の中のピエロの視線で書くという趣向が面白いと思います。他の作品に比べてトリックが分かりやすいので、途中トリックに気づいてしまうとちょっと物足りなさを感じるかもしれません。ただ他の東野作品と同じく、ミステリーとしてではなく物語としても楽しめますので評価は高めにしてます。
十字屋敷のピエロ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十字屋敷のピエロ (講談社ノベルス)より
4061814141
No.3:
(4pt)

久々にドキドキした作品でした!

私が読んできた推理小説の中ではかなり面白い部類に入る作品でした。ピエロが作中の端々に出てきて登場人物が知りえない事を淡々と述べているシーンは、こんな表現方法もあるんだと圧巻でした。本来なら星5つ付けたいところなのですが、トリックの中に本作品が出る以前に書かれた小説の中に似たトリックがあったのが唯一残念でした。
十字屋敷のピエロ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十字屋敷のピエロ (講談社文庫)より
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No.2:
(3pt)

面白かったけど、

設定も内容も結構楽しめました。あっという間に読めてしまうのは東野圭吾作品の特徴ですが、この作品もそれに該当しています。でも、細かいところでアバウトな所がちょっと目に付いたのと、トリックが分かってしまったのは残念でした。自分の中での東野圭吾作品に対する期待の大きさがそう思わせているのかもしれませんが。それでも、ピエロの視点ってのは楽しかったです。
十字屋敷のピエロ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十字屋敷のピエロ (講談社文庫)より
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No.1:
(2pt)

いま一歩

登場人物にいまいち魅力を感じないし、トリックも地味である。ピエロの視点というところが唯一面白いところだろうか?最後は何か詰まってしまったような感じを受ける。ピエロは3作あるといってたけど、2作目はまだ??
十字屋敷のピエロ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十字屋敷のピエロ (講談社文庫)より
4061850458

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