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夕暮れに抱擁を



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夕暮れに抱擁をの評価: 4.38/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(4pt)

ふたりに訪れた本物の愛

始めてサンドラ・ブラウンのヒストリカルを読みましたが、当時の風情が目に見えるようにしっかりと描かれており、さすがです。
ロスがリディアに対して気持ちが傾いていく過程がよかったです。
リディアはとても素敵な女性。ですが、後半、義兄クランシーが現れたときのリディアの考えと行動に同意できず、そこにはちょっといらつきました。
何か所か最近の作品に比べて粗っぽいと思う違和感がありましたが、1985年の発表作とあったので、そのせいですね。
幌馬車隊の仲間たち等、脇役陣がいい味を出していました。
ラストはすっきりとし、読後感がいいです。
夕暮れに抱擁を(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:夕暮れに抱擁を(下) (集英社文庫)より
408760490X
No.7:
(5pt)

面白い

この作品はふとした時に読み返したくなる作品です。この時代に強く生きたヒーロー、ヒロイン!
特にヒロインは強さの中に愛と優しさと器の大きさが本当に素敵です。

開拓時代とはいえまだまだ女性が生き抜くには厳しいなか自分の置かれた状況を嘆く事なく、不安と孤独のと恐れのなかでもヒーローを最後まで強く愛し抜きます!ヒーローは自分の過去を恥じり、そんな彼女にかなり辛く当たります。そんなヒーローも無条件の愛に気づいたとき…

サンドラブラウンはやっぱり面白いからページをめくる手が止まりません。
展開の速さ、登場人物、本当にすばらしいです。
そしてサンドラブラウンが描くヒーロー、ヒロインはいつもぐっときます。
サンドラブラウンに影のあるワイルドな男臭いイケメンを書かせたら右に出る者はいないですね(笑)
夕暮れに抱擁を(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:夕暮れに抱擁を(上) (集英社文庫)より
4087604896
No.6:
(5pt)

西部ものっていい・・・。

最初は悲しいできごとが続くので、どうなるかと思いましたが、だんだんロスとリディアがひかれあっていくのがどきどきでした。
二人の愛情がとても心に響く本でした。
じつはこれ続編があるんですけど、こちらの本にものすごくはまってたので、そっちはちょっと切ないので、ロスとリディア好きの方には、微妙かも。
夕暮れに抱擁を(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:夕暮れに抱擁を(下) (集英社文庫)より
408760490X
No.5:
(5pt)

大好きな作品の一つ

リディア&ロスの物語を軸に話が展開していきますが、

この作品の素晴らしさは二人を取り巻く人々の愛憎・心理描写ですね。

西部開拓時代の肝っ玉かあちゃん、マー・ラングストンの暖かい人柄や彼女の息子

バッバがある事件をとおして「少年から大人の男」に成長する姿、

南部男のウィンストン・ヒルのリディアによせる叶わぬ秘めた思い・・・

とにかく周りの登場人物達が実によく描写されています。

二人のラブロマンスは前半あまりにも「ロスいじめすぎ〜」(笑)だったので

最後はこのくらいは当然でしょう!
夕暮れに抱擁を(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:夕暮れに抱擁を(下) (集英社文庫)より
408760490X
No.4:
(3pt)

西部劇ラブロマンス

裏表紙に「全米で100万部に迫る大ベストセラー」とあるので、どんなにすごいかと思いましたが、サンドラ・ブラウンらしい、まさに「ラブロマンス」です。今回は、珍しく西部劇。衣装とか、生活風景が違って新鮮です。

独立記念日で陽気に浮かれ騒ぐ幌馬車隊の人々。ドレスアップしたリディアにドキドキするロスは、いつも以上にそっけなく振舞うことしかできない。そこへ、ロスのコンプレックスを刺激してやまない紳士のウィンストンが現れ、リディアをダンスに誘う。踊る二人に嫉妬するロスは泥酔し...

という感じで、なかなか素直になれない二人は喧嘩を重ねながらゆっくりと本当に夫婦になっていきます。しかし、お互い普通でない過去を持つ二人がやっと幸せに近づくと、過去がまた二人を不幸せに引き戻そうとやってきます。どこまでも、毅然として立ち向かおうとするリディアは、何も持たないが故にその愛を守ろうとしてその愛を捨てる決意さえします。もうちょっと、何とかできるだろうにーとイライラさせられますが、そうやってイライラするぐらい引き込まれて最後まで読んでしまいます。最後はどうなるだろうと思いましたが、そんなのあり?で終わりました。まぁ、普通にいったらあまりにリディアにひどすぎるかなぁと思うので、これでいいんでしょう。
夕暮れに抱擁を(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:夕暮れに抱擁を(下) (集英社文庫)より
408760490X
No.3:
(4pt)

素直になれない二人

雨の荒野で出産した若い女は、テキサスへ向かう幌馬車隊に助けられた。女はリディアと名のり、家族もなく、夫は死んだと言う。彼女の赤ん坊は死んだが、同じ幌馬車隊には、生後すぐに母をなくした乳児リーがいた。リディアはリーに授乳するため、乳児の父ロスと3人で幌馬車で暮らすことになる。ロスの亡くなった妻は慎み深い淑女だった。妻とはまったく違うタイプであり、素性のしれないリディアに、ロスはふしだらな女だと冷たくしながらも、リディアの美しさに惹かれずにはいられなかった...

あっさりラブラブになるかとおもったら、素直になれない二人の仲は、なかなか上手くいかず...というのが結構続き、二人の過去も謎に包まれていて、ついつい読んでしまいます。
夕暮れに抱擁を(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:夕暮れに抱擁を(上) (集英社文庫)より
4087604896
No.2:
(5pt)

最後までハラハラしました。

ようやく幌馬車旅でのロスとリディアの結婚も落ち着きはじました。しかし、

周りで不可解な事件が起り始めます。リディアを救ってくれた兄弟の一人が

何者かに殺され…またリディアを強姦していた義兄もロスとリディアの

行方を追っていた。またロスの亡くなった妻の父親も探偵とともにロスの

行方を追っていた。

ぎこちない結婚生活だったが、それぞれが追われる身になることによって

お互いの過去を知り、ますます二人の絆は深まって行きます。その後

自分の家を持つようになるであろうこの二人が、どんな生活を始めたのか…

続編があれば、読みたいものです。
夕暮れに抱擁を(下) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:夕暮れに抱擁を(下) (集英社文庫)より
408760490X
No.1:
(4pt)

西部開拓時代

リディアは意にそぐわない妊娠をし、逃げ回り雨の荒野で死産をする。

そこを通りがかった幌馬車隊に助けられた。

そして彼らと行動をともにしていたある日、ロスの妻が出産時に死亡する。

残された赤ん坊のリーに授乳をするため、リディアはロスの幌馬車に移る

ことになります…。

反発しあいながらも、どこかひかれあう二人…しかし、ロスにはまだ秘密が

ありそうです。

西部の開拓時代、西部に向かおうとする幌馬車やキャンプの情景が目に浮かぶようです。

下巻が楽しみですね。
夕暮れに抱擁を(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:夕暮れに抱擁を(上) (集英社文庫)より
4087604896

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