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南の島の花嫁



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【この小説が収録されている参考書籍】
南の島の花嫁 (MIRA文庫)

南の島の花嫁の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

独特のアクの強さがOKならば!

私は大丈夫でしたが、人によってはつまずいてしまう要素がある作品だと思います。
多数の愛人をかかえるヒーロー、3人の愛人がいると噂されるヒロイン、暴力的で人でなしの叔父(コールターに多いですね‥)、嫌味な親族、軽い奴隷・人種問題。
ドロドロとしがちな内容なのに、わりとカラッとしてます。

ヒーローのライダーは、とらえどころのない人物です。
放蕩者にありがちなダークな部分はなく、飄々としているのです。
すごく人がいいのかと思うと、ヒロインをからかったり、無遠慮な発言をしたり、案外複雑な性格です。
ヒロインのほうも、世慣れているのか純粋なのか、けなげなのか生意気なのかわからないところがあります。

二人の関係は駆け引きとやむを得ぬ事情を中心に進み、少しロマンスに情感が足りない気がしました。
それにエピソードを詰め込みすぎで、いっぱいいっぱいな感じもしました。
ライダーについては、終わりの方でどんでん返しがあります(良い意味で)。

筆運びが達者なので、シリーズ特有のアクの強さがOKならば、面白いのではないでしょうか。
南の島の花嫁 (MIRA文庫)Amazon書評・レビュー:南の島の花嫁 (MIRA文庫)より
4596912890

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