湖畔の城の花嫁
- 花嫁 (112)
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全体的には面白い作品だと思うのですが、ヒーローのヒロインに対する扱いや態度 に釈然としないものが残ります。 例えば、家族の重要なことをヒロインに黙っていたことがばれたときや、ヒロインの せっかくの思いやりを邪険に跳ね除けたあとなど、反省や後悔の姿が見えません。 ヒロインが健気に、傷つくことも恐れずヒーローに愛情を注ぐだけに、この展開に 納得できませんでした。 前回・前々回のシリーズでも、同じような理不尽さを感じました。 話自体は面白いと思うので、残念です。 | ||||
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シャーブルック家の末娘、19歳のジョーンは 10以上年の離れた兄2人に 鍛えられ、乗馬も石弓も射撃もお手の物。 常に率直な言動で、愛称は 男名前の「シンジャン」。 裕福な花嫁を探しに来た スコットランドの伯爵、コリンは 強引なシンジャンの押しに あっという間に 巻き込まれ 結婚を決意しますが シンジャンを溺愛する兄たち2人は 猛反対で コリンと 何度も取っ組み合いとなり(このあたり マロリー一族モノっぽい)、 そんなコリンをかばおうとするシンジャンが コリンは気に入らず… なんとか スコットランドのコリンの城で 新婚生活を始める2人ですが 最悪な初夜がたたって ラブラブとは ほど遠く、 おまけに 何者かに命を狙われるコリンは 事件解決のため ほぼ別居状態。 コリンには さらに秘密があって シンジャンとしては 裏切られた気分…。 (ネタバレしちゃうので 登場人物紹介は 読まないことを おススメします) 頑固な亭主関白タイプのコリンの おバカ亭主ぶりは シンジャンの長兄、「シャーブルックの花嫁」のダグラスをほうふつとさせる感じ。 そして後半は コリンの周囲で起こる不可解な殺人と見えない襲撃者の 謎解きが メインとなり シンジャンの兄2人とその妻も スコットランドにやって来て シリーズおなじみの幽霊も 2人(?)に増えて パワーアップ。 コリンの命は私が守るわ、と敵に立ち向かうシンジャンは まさに「無敵」状態で〜 ヒーローよりも ヒロインとその一族の活躍が目立ち ロマンス小説ならではの トキメキとか 切なさは 期待されない方が。 キャラクター小説と考えると おもしろかったのですが。 | ||||
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シャーブルック・シリーズのクライマックス作品。 兄弟の末っ子で兄達に愛されているおてんば娘が今作のヒロインです。 ヒーローとヒロインの出会いはヒロインの一目惚れから始まります。 ヒーローはスコットランドの領主で伯爵という高い地位ですが、亡き父兄がつくった借金で火の車という貧乏貴族。裕福な女性と結婚して財政を立て直そうとイギリスにやってきた時にヒロインに声をかけられます。 「私の家は裕福よ。」といきなり告白してきたヒロインに呆気にとられつつも、こんな良い話はないと考えたヒーローはヒロインと結婚。 しかし、初夜での大失敗がきっかけで二人の結婚生活は泥沼状態でスタートすることになります。 泥沼状態は後半まで続くのですが、シリーズの特徴であるコメディタッチのおかげであまり辛いストーリーではありません。 とにかく、前、前々作のヒーローとヒロインがたくさん登場して大活躍しているので、とても賑やかで楽しめます。 しかし、これは逆に前、前々作を楽しめなかった人には楽しめない状況かもしれません。 そのためシリーズが好きな方におススメしたいです。 個人的には前の二作とも好きだったので星五つとさせていただきました。 | ||||
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