戦士と美しき人質



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    初公開日(参考)2007年12月
    分類

    長編小説

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    戦士と美しき人質 (RHブックス・プラス)

    2007年12月01日 戦士と美しき人質 (RHブックス・プラス)

    910年、アイルランド。クロンターフ砦の女主人ミラナは、兄の留守中に攻め入ってきたヴァイキングの戦士に囚われ、人質となってしまった。戦士の名はロリック・ハラルドソン。彼はミラナが女だろうと容赦しなかった。自分の領地に連れていき、まずい食事しか与えず、鎖でつなぎ、自ら監視した。誇り高きミラナは何をされても屈せずに耐えていたが、ある日、ロリックにはそうするだけの理由があったことを知ってしまい…。 (「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (4pt)

    いつの時代も強きは女性

    ヒロイン・ミラナは美しく、賢く、誇り高い女性。異父兄の砦で女主人をつとめています。
    ある日、異父兄の留守中、仇討ちのため砦に攻め込んできた、ヴァイキングの戦士・ロリックに傷を負わせ捕らえます。
    捕虜となったロリックを懸命に看病するミラナ。兄が帰ってくれば、サディストの彼に拷問の末なぶり殺される
    だけだとわかっていても、ロリックの命の輝きに魅せられ、わずかな可能性に賭けずにはいられないのでした。
    ロリックを死なせたくないミラナは、ロリックが逃亡を図るよう仕向けますが、逆にミラナ自身が人質になってしまいます。
    人質となったミラナが連れて行かれた先はロリックが領主をつとめるホークフェル島。
    ロリックからは屈辱的な扱いを受けるのですが、何故か島の女たちとロリックの愛犬?ケルゾクには受け入れられます。
    奴隷という立場でありながらもホークフェル島で暮らすうちに、兄の恐怖で支配する砦とは異なり平和な島に、
    優しい女たちに、公明正大で心優しきロリックにミラナは次第に惹かれていきます。
    一方ロリックも生意気で癪にさわる存在だと思いながらも、聡明で気骨のあるミラナに魅力を感じています。

    でも、平和な日々は簡単には訪れません。アイナーへの仇討ちや、ミラナを巻き込んだアイナーの陰謀、
    恋のライバル出現などいろんな感情が交錯し、いろんな事件が勃発します。それらを乗り越えて主人公二人がどこへ
    行き着くのか…

    ユーモラスな場面もあり、涙流れる場面もあり、読み応えあります。
    コールターの作品は、肉親に悪者がいる場合が多くて、今回も例に漏れないのが辛いところですが
    それでも面白かったです。
    戦士と美しき人質 (RHブックス・プラス)Amazon書評・レビュー:戦士と美しき人質 (RHブックス・プラス)より
    4270101415
    No.2:
    (3pt)

    時代の大きな相違点。

    本自体のストーリー性は高く皆さんのレビュー通りに読者を飽きさせません。
    ヒストリカル・ロマンスとして純粋に読むのなら楽しかったです。
    ヒロインとヒーローの人間性も魅力的でした。

    しかし女性の奴隷に現代でいうところの知的障害者?がいて
    夜な夜な未婚既婚を問わない男性(ヒーローは除く)の相手をさせられるというくだりがあります。
    現代であれば物事の判断能力のない女性におもちゃみたいに男性の相手を
    かわるがわるやらせたとなれば…その男性たちは即刻逮捕でしょう。

    なんか私は時代背景の相違を大きく感じてしまう作品でした。
    私自身の読後はイマイチ…。
    戦士と美しき人質 (RHブックス・プラス)Amazon書評・レビュー:戦士と美しき人質 (RHブックス・プラス)より
    4270101415
    No.1:
    (4pt)

    ヒストリカルにどっぷりつかりたい方に・・・

    十世紀のアイルランドが舞台で、妻と子供を殺した男に復讐心を燃やすヴァイキングの首長と、その復讐相手の異父妹との禁断の恋が中心のお話です。
    復讐を果たすため敵の住む砦を襲撃したヒーローですが、その襲撃は失敗に終わり、かわりにヒロインを人質として自分の収める島に連れて帰ります。
    人質は奴隷のようなものと考えるヒーロー(ヒーローだけではありませんが)は、反抗的な態度をとるヒロインを手ひどく痛めつけ、周囲に奴隷だと認識させようとするのですが、なぜか島の女たちはヒロインを支持。しかもヒーローの心境でさえも彼女を痛めつけるのに抵抗を感じるように変わっていきます。
    ヒーローの最初の態度を見ると、一見傲慢で冷たい人と思うのですがちょっと違う感じ。女性の身分が極端に低かった時代の中で、周囲の男性人よりは比較的女性に理解があり、基本的には優しい性格のようです。
    ヒロインは誇りを失わない強い女性で、ヒーローに優しい態度をとられるよりも「怒っているあなたの方が見ていて楽しい」と、微笑みながら言ってのける天晴れな性格をしています。
    そんな二人が、最初は憎みあいながらも徐々にお互いを認め合う様子が見所です。

    しかし、多少いきあたりばったりな展開があって疑問に思うところも。
    あと作品の舞台が、女性が奴隷のように扱われている時代なのでやっぱりそういう表現があります(否定的に書かれてはいますが)。苦手と感じる方もいるかもしれませんが、逆に違う時代の世界観にドップリ浸りたいという方にはオススメです。
    戦士と美しき人質 (RHブックス・プラス)Amazon書評・レビュー:戦士と美しき人質 (RHブックス・プラス)より
    4270101415



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