南の島の花嫁
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私は大丈夫でしたが、人によってはつまずいてしまう要素がある作品だと思います。 多数の愛人をかかえるヒーロー、3人の愛人がいると噂されるヒロイン、暴力的で人でなしの叔父(コールターに多いですね‥)、嫌味な親族、軽い奴隷・人種問題。 ドロドロとしがちな内容なのに、わりとカラッとしてます。 ヒーローのライダーは、とらえどころのない人物です。 放蕩者にありがちなダークな部分はなく、飄々としているのです。 すごく人がいいのかと思うと、ヒロインをからかったり、無遠慮な発言をしたり、案外複雑な性格です。 ヒロインのほうも、世慣れているのか純粋なのか、けなげなのか生意気なのかわからないところがあります。 二人の関係は駆け引きとやむを得ぬ事情を中心に進み、少しロマンスに情感が足りない気がしました。 それにエピソードを詰め込みすぎで、いっぱいいっぱいな感じもしました。 ライダーについては、終わりの方でどんでん返しがあります(良い意味で)。 筆運びが達者なので、シリーズ特有のアクの強さがOKならば、面白いのではないでしょうか。 | ||||
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前作「シャーブルックの花嫁」のヒーローの放蕩者の弟が今作のヒーローです。 前作の途中からめっきり姿を表さなくなった今作のヒーロー。どうやらその間にヒロインとの出会いがあったようです。 ヒーローとヒロインの出会いは南国ジャマイカ。 南国の領地の騒動を静めるためにやってきたヒーローは、三人の愛人がいるヒロインにさっそく誘惑されます。 そして酒を飲まされた状態で彼女を抱くのですが、翌日になって彼は、抱いた女性がヒロインでないことに気付きます。 「なぜ彼女はこんなことをするのだろう?」 疑問と怒りを抱きながらさらにヒロインに近づいた彼は、やがて彼女が男をもてあそぼうとする本当の理由を知ります。 放蕩者でひょうひょうとした感じのヒーローですが、実は人一倍世話好きで弱い者がほっとけない「いい人」。 この誰にでも世話焼きな「いい人」が初めてヒロインに対して特別な感情を持つようになります。 しかし、ヒロインはある事情から激しく男を嫌悪しているのでヒーローの想いは、からまわり気味。 悲しいほどの拒絶振りに読んでいて胸が苦しくなりますが、なんとか彼女を振り向かせようと、あの手この手を使って奮闘するヒーローが見所です。 そして、前作の冒頭で驚愕の事実をさらけ出していた今作のヒーロー。今回はその驚愕の事実の裏側も明かされます。 それにしても、抱いた女とヒロインとの違いを胸の大きさと手触りで判断するというのは、前作の胸のエピソードを思い出させて笑ってしまいました。 状況は違えど、女性の胸に関するエピソードが必ずあるシリーズのなのでしょうか? 次回作はその事にも着目してみようと思います(笑)。 | ||||
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