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(短編集)
嘘をもうひとつだけ
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嘘をもうひとつだけの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.72pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全94件 61~80 4/5ページ
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| 嘘は必ず暴かれる。本格的謎解き小説。 登場人物は一人の刑事と容疑者。 捜査によって追いつめられる犯人と刑事のやりとり。 事件のクライマックスのみを切り抜き、短編で描いた作品。 最初から最後まで緊張感に包まれている。 オチにもひとひねりしてあり、良作揃い。 さすがに長編には劣りますが、短編集としてはかなりの良作かと思います。 | ||||
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| ここのレビューを読むまで「加賀刑事シリーズ」というものがあると知りませんでした。 なんか、この人の作品って、冒頭部分ではあまり引き込まれないものが多いんですね。 普通の刑事モノとは違った視点で進む物語。ただ、短編だからなのか、話が濃すぎると思わないでもない。登場人物も、ほとんど犯人と刑事だけですし。事件と関係ない要素もほしいと思ってしまう。 犯人たちについては、まあ同情できないこともない。ただ、視点が犯人なので、動機の説明がくどいです。「第二の希望」「狂った計算」は特に「・・・その話、いつまでするの?」って感じでした。 とはいえ、共感できたのは「狂った計算」の彼女だけです。女性の方だけ。死んだ男2人については、悪いけど「自業自得あるよね」と思った。どっちも(自分の)妻に不誠実すぎる。 「第二の希望」の母親の気持ちはまあ想像できるけど、娘の方の心情がまったく書かれていないので、なんか人間味を感じない。 あと、どこにも推理する余裕がないです。刑事が犯人を追い詰めるときに初めて出る重要な証言や証拠が多くて、「へー、そうなんだ」で終わってしまうのがほとんど。 この人は(このシリーズは?)長編のほうが向いてる気がします。 | ||||
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| 面白くて、読みやすいけど、パターン化してしまている点が少し・・・。 | ||||
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| いままで加賀警部といえば長編もので、 じっくり容疑者たちの背景やトリックを追っていく形式となっていたけれど、 今回は短編ということもあって、エッセンスだけ凝縮したような感じとなっています。 背景をじっくり描けば、この内容で長編もいけるのでは、というものばかりなので どの短編もおもしろく、あっという間に読み終えてしまいました。 「嘘をもうひとつだけ」では、登場人物がバレエ関係者ということもあり、 「眠りの森」以降触れられることのなかった「彼女」とのことも ちらりとかいまみられるような気もしました。(個人的にとっても気になっていましたので) この加賀警部シリーズは、常に加賀さんが一定のポジションにいるのではなく、 作品ごとに彼の人生が進んでいっているのが面白いですね。 (今回の短編の中では特に進展ありませんが) | ||||
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| 加賀恭一郎シリーズに短編があったことに驚き! 加賀恭一郎というと、「手がかりを小出しにして、じわりじわりと犯人を追い詰める」という印象があったため、短編だと物足りなさを感じるかと思いきや、1つ1つのストーリーがしっかりしており、わりと短時間で読み終わるものの、なかなかの完成度でした。 特に「冷たい灼熱」の、予期していなかったストーリー展開に驚き、「第二の希望」で、ラスト、動機が明らかになった時には胸をしめつけられました。 | ||||
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| 今回の加賀恭一郎シリーズは5つの短編になっています。それも全て事件が発生した後で始まります犯人も読み進めるうちにすぐわかり誰が?というよりどうやって?なぜ?ということに重点を置いています加賀刑事の犯人を追いつめるシーンは何人も言っているようにあの古畑任三郎を連想しますそして犯人達の犯行動機それらはすべて良くも悪くも何かを守るためだと思いました私のお勧めは 表題作の『嘘をもうひとつだけ』と最後の話である『友の助言』です読みやすく ですが内容の濃い作品だと思いますぜひ。 | ||||
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| 東野圭吾で読んだことがあるのは全部長編でした。本作品も最初長編だと思って購入しました。少し読んで短編であることがわかった時には、「東野作品の短編は初めてだけど大丈夫かな」とも思いました。が、そんな心配は無用でした。すごく面白かったです。東野先生にそのように思ってしまったことを謝りたいくらいです。 確かに短編ということもあり、長編のように伏線を多く引くことはできません。犯人も正直に言って十割の確率で当たると思います。しかし、最後には「なるほど」「またやられた」と思うことは間違いないです。 加賀恭一郎が出てくる作品が好きな方で、まだ本作品を読んでいないという人はぜひ読んでみてください。きっと気に入ってもらえると思います。 | ||||
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| 一般的な小説に比べるとおもしろい部類に入ると思うんですが、 残念ながら期待してたほどではなかったです…。 著者の作品は、 短編よりも長編の方が全体的にみてハズレがないように感じますねぇ。 個人的に『狂った計算』は好きでしたが、 全体の評価としては、残念ながら星3つです。 | ||||
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| 本書に付された帯の説明にあるように、加賀恭一郎は東野作品にしばしば登場する刑事である。自らの感情を表に出すことなく淡々と事件究明に邁進する彼の姿勢に共感するファンも多いに違いない。私が彼の名前を最初に知ったのは、『どちらかが彼女を殺した』という読者自身による犯人当てを企図した作品である。納得するまで調べ上げる執拗な捜査に対して犯人の内心は穏やかでないが、彼の巧みな術中に落ちてしまうケースに読み応えがある。そもそも、彼は「自分の質問が何のために行われているのか」を犯人に予想することを許容させず、どんなに些細な情報であってもその価値を慎重に酌量する能力に長けている。 本書は加賀恭一郎の初の短編集であり、彼の活躍が存分に味わえる作品だ。他のレビュアーが書いているように、本作品からはあの有名な古畑任三郎を想起させる構成であり、「犯人が誰であるのか」ではなく、「犯人がなぜ犯行を行ったのか」という「ホワイダニット=動機」の追及に比重が置かれている。殺人事件を犯した人間には必ず「動機」(それはその本人にとってはきわめて重要なもの)があり、読者もそれが犯行を行うに足る十分なものであるのかを看過しないはずである。そういう意味でも、こうした作風もそれなりの魅力を有しており、東野圭吾作品の奥行きの深さを体感させるものであるのではないか。短編集であってもじっくり読めば、加賀の刑事としての能力だけでなく、男との魅力をも示している(最後の作品「友の助言」)。 とはいえ、各作品における犯行動機はありきたりのものが多く、斬新なものではなかった。率直にいえば、犯行動機それ自体の解明よりも、細かい情報を巧みに積み重ねることから透けてみえている、事件の様相を暴く加賀による捜査能力の凄みへと読者を導きたいのかもしれない。私としては思わず震撼するような「動機」を備えた諸作品を期待したが、それは次回作に持越しである。 | ||||
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| 五篇の短編集であるが、どの作品も、犯罪の動機を描く事に、重点が置かれている。 それらの動機は、かなり特殊なものもあるかと思えば、いかにもありそうな、平凡なものまで、両極端だ。 表題作で、一番前に配置されている「嘘をもうひとつだけ」も味があるが、むしろ、他の作品の方が、味わい深い。 特に、二番目に配置されている「冷たい灼熱」は、動機という面では、非常に込み入っていて、大変面白い。 全作品に登場する、加賀刑事は、かなり粘着質で、少々嫌な感じだ。 初期段階で、すべてを見通しているにも関わらず、証拠を小出しに出して、犯人をじわじわと追い詰める。 従って、どの作品も、どろどろとしていて、読後の爽快感は、あまり無い。 しかし、それぞれの作品は、文庫50ページ程度で、すぐに読了出来、犯行の動機に関して、興味をそそられる。 著者の他の作品に比べると、奥行きが深いとは言えないが、それでも、完成度は、かなり高い。 軽いノリで、気軽に楽しむ事が出来る。 ただし、本書では泣けない。 | ||||
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| 5編の作品が収められた短編集です。 加賀刑事の事件を解決する手腕に脱帽しました。 不自然だと感じたことを徹底的に調べ上げ、ウラを取っておいて犯人を追い詰める・・・。彼ならどんな事件でも解決してしまいそうです。 | ||||
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| 加賀刑事が殺人事件(1篇は未遂だけど)の謎を解き明かしていく5編のストーリー。 犯人はだれなのか、ではなく、どういう動機でどう罪を犯したかを追っていく。その点では「古畑任三郎」や「刑事コロンボ」に似た展開といえるだろう。 理系人間東野圭吾らしい謎解きも用意されているが、どちらかというと人間の心に迫った内容のものが多く、犯人の切なさ、やるせなさが伝わってくる作品群である。彼らは決して凶悪な人間ではない。むしろ犯行にいたる経緯を知るにつれ同情を誘って、いつの間にか、このままそっとしておいてあげたい、と思ってしまう。 スカッとした読後感は望めないが、読んで損のない1冊。 | ||||
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| 5話の短編を収録。敏腕刑事・加賀と犯人の心理戦は、確かに刑事コロンボ等の 作品と同様のテイスト。短いストーリーなので、いきなり犯人との最終対決へと 進んでいく。加賀が犯人の嘘をみやぶるポイントにはなるほどとうなずくが、特に 目を見張るトリックがあるわけではない。東野作品の中で、良くも悪くも手軽に 読める一冊。 このまま終わりかと思ったら、最後の『友の助言』には引き込まれた。加賀は誰の 告発もないのに、ある疑問を出発点に推理と裏づけを積み重ね、事件の真相を明らか にしていく。その着目点には感心することしきりだった。刑事としてではなく、友人 としての加賀の心情が胸に染みる、秀逸な一篇であった。 | ||||
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| 火曜サスペンスあたりでみたような展開ばかり。 主役の刑事もなんら内面を掘り下げるようなこともなく淡々と すすんでいく。ああいう展開なら刑事が誰でも別にいいよね? | ||||
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| 50ページ超の短編が5本、すべてさらっと読める内容である。 日常のささやかな出来事から発生する殺人事件を加賀恭一郎が 鋭い洞察力で犯人を突き止める! 加賀恭一郎さえいなければ、事故等で片付く完全犯罪だったのに… と何故か私は犯人の肩をもつ。 | ||||
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| 刑事コロンボや古畑任三郎のように、犯罪を犯した者と刑事の心理戦を描いた連作短編集。 事件が起こった後からのストーリー展開なのでスタート位置が違うこともあってより対決に視点をおいた作品になっている。 どの作品も濃縮エキスのように対決が詰まっていてちょっと息苦しい。もう少し長めの中編くらいでじっくりと読みたいなぁと感じました。とは言え、この「濃縮」は実に味わい深いものなんですが。 最後の作品「友の助言」だけは少しだけ趣向が違っています。自己で入院している友人の元を訪れた加賀刑事が事故に隠された犯罪の芽に鋭く迫ります。この攻防は犯人との対決ではありませんが、緊迫感のあるやりとりが続けられます。 絶賛ではありませんが、東野圭吾さんのエッセンスを感じるには良い良作だと思います。 | ||||
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| 2時間ドラマのネタを集めたようなサスペンス短編集。加賀刑事の活躍が光る。 トリックや犯行から逮捕までの犯人の心理描写などが簡潔に描かれていて、楽しめる一冊。アイデアに満ちたストーリーはどれも膨らまして長編に出来るように思えた。敢えて言えばミステリ作家の修行跡を見た気分だ。 | ||||
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| 東野作品ではおなじみの刑事・加賀恭一郎が捜査する短編五篇が収められている。 加賀の登場する作品は『悪意』と本作しか読んでいないが、短編ではことに、「罪を認めさせる人間」というより、「罪の奥底にあるものを暴く人間」というのが加賀の印象である。込み入ったトリックや、犯人探しのおもしろさを期待して読むと肩透かしを食うだろう。予め犯人がわかっている作品もあるし、謎解きも、途中でこれが鍵だな・・・と気づくものが多い。それは作品の瑕疵ではなく、もともとそういった点に主眼をおいていない小説なのだと思う。 加賀が犯人やその周辺の人物と静かに話すラストが印象的。罪の重さ、どうしても罪を犯さなければなからなかった背景、それを隠蔽し続けた者の苦しみなど、犯人たちの心もようが悲哀を伴ってじわじわ伝わってくる。 最後には、それまでと異なる視点から事件に関わる人間を描いた一篇が用意されており、さすがと思った。 | ||||
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| 刑事加賀恭一郎を主人公にしたシリーズ6作目の短篇連作小説。 本作に収録される5つの短篇は、真犯人探しやトリックの解明よりも、真実を追求する加賀と嘘をついて真実を隠そうとする犯人との駆け引きを主題に描かれている。 内面がいっさい描かれていない加賀に対して、加賀の冷静な捜査に怯えながらも嘘を守りと通そうとする犯人の心理描写は詳細にわたる。加賀に追い詰められた犯人が真実を語りだすとき、人の尊厳や愛するものを守るためについてきたと思っていた嘘が、実は大きなものを失うことだということに後から気づく人の哀しさのようなものを感じる。 どの短篇もしっかりとした構成をもっていて完成度が高く、また読み終わったあとに真意がわかるようなタイトルの付けかたもうまい。 | ||||
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| 刑事コロンボや古畑任三郎のように、どうやって犯人を自白に追い込むか、どうやって事件の解明を行うかというところに注目されます。犯人たちは、自分のやったことを正当化して嘘をつきます。刑事である加賀恭一郎はその嘘を見破って、真相に迫ります。犯人が発した言葉と起きている事件の物的証拠や状況証拠を見て一歩づつ真実に迫っていきます。相手の矛盾を突くように徐々に追い詰めていきます。 今回は、5編の短編小説だったが、どれも犯人の動機というものは、人間の悲哀をついたもので、なんとなく共感できるものだったと思います。 「嘘をもうひとつだけ」では、嘘を隠すためには、辻褄を合わせるために、大きな嘘をつく必要がある。 「冷たい灼熱」では、本当は、夫が妻の逃げ場所(癒しの場所)にならないといけない。 「第二の希望」では、子供に親が目指したものをかなえてほしいと思うんだろう。子は親の分身じゃないよね。子供の夢を親が押し付けることはやってはいけないよね。 「狂った計算」では、普段から奥さんのことを横暴に扱った夫よりもやさしい中瀬のほうに心がゆらめくのは当然の結果か。奥さんと中瀬で夫を殺す計画を立てた。それは、どうなったかは本書を読んでもらおう。 「友の助言」では、自分は相手に何をしてあげたのだろうか。仕事よりもあたしのほうを大事だと思ってくれているのか。 | ||||
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