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(短編集)
嘘をもうひとつだけ
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嘘をもうひとつだけの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 41~60 3/5ページ
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東野圭吾さんの作品は40作品以上読んでいますが、 この作品は短編ではありますが、ベスト10に入るくらいおもしろかったです。 5つの話どれも外れはなく、これらのうちの2作品が、 後の『容疑者Xの献身』『聖女の救済』の湯川学シリーズにつながったと 個人的に想像します。 最後の作品の『友の助言』ですが、 妻が夫を殺害しようとするその方法が、聖女の救済に発展したと思います。 また4つめの『狂った計算』では 妻が愛人と共謀して夫を殺害しようとするのですが、 なぜか同じ日に愛人と夫の両方がいなくなってしまいます。 その展開と真相までの究明は絶妙です。 一人は顔がつぶれて死んだのですが、 これは容疑者Xの献身のヒントになったと思います。 その他の作品もどれも一捻りがあり、 短編ですが、おススメしたい作品です。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズ の短編集。 嘘をもうひとつだけ 冷たい灼熱 第二の希望 狂った計算 友の助言 5作品を収蔵。 女性の犯罪を扱っているものが多いかも。 刑事の描写よりも,犯罪者の描写が詳しい。 | ||||
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とても面白かったです♪ 推理小説って正直あまり 読まないんですが,すごく 読みやすくて入り込みやすい(^o^) 短編集っていうのが良い!! | ||||
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表題通りどどげんも上手かなかば、もっち虚どば多けれせんとば上手かこといかなばっちゃりけん。 | ||||
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個人的には十分に楽しめました! 短編だから通勤中に読むのにちょうど良く、シリーズのファンでもありますので。 表題作である『嘘をもうひとつだけ』には、シリーズ第2弾『眠りの森』を読んでいる人なら、 思わずハッとするセリフが出てきて、加賀ファンには嬉しい要素です。 さて、レビューのタイトルそのままですが・・・ 「加賀恭一郎」シリーズのファン向けの短編集、と言えると思います。 なので、初めて東野さんを読もうと考えている方が、「短編集だから、初めてにはちょうど良いだろう」 という形で手に取るのには向かないと思います。 それならば、評価の高い有名どころの長編を読むことを、おすすめします。 また、シリーズ6番目の作品ということもあり、シリーズ初めての作品として読むのにもあまり向かないと思われます。 文庫化されていないのも含めると今のところ9作品あるシリーズですが、基本的には順不同でも、さほど問題なく読めます。 でも、やっぱり初めて読むなら、シリーズの長編作品を選ぶと良いと思います。 個人的なおすすめは、『眠りの森』『赤い指』あたりです。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は人気があるので、いくつか長編の作品は読んだことがありました。しかし、毎回あまりハマれず、面白いとは思えませんでした。もしかしたら、長編ではなく短編を読めば何か魅力が分かるかもしれないと思い、この作品を読んでみましたが、やっぱり「うーん…」という感じ。 話の先が見えているので、予想通りの展開をただ読んでいるだけって感じで面白さが分かりませんでした。 最後「だからそれが何?それ、最初から分かってたよね?」みたいな感じになってしまって、もやもやです。 どうも、私にはこの作家さんの作品が合わないようです… | ||||
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加賀刑事シリーズでしたが、いつも通りサクサク読めて読みやすかったです。加賀デカはさも現場にいたような推理を連発するので、さすがにここまでは。。と思うところも少しだけありますが、ラストはいつもさすが東野さんっ!と思います。 | ||||
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トリックが安直で、ひねりが無くつまらない。 それでいて、加賀刑事というキャラが立ってなく、人間味も感じられない人が主人公だが、この刑事をだす意味はあるのだろうか? ストーリーも、ガリレオシリーズは短編でも最初10頁で惹きこまれる作品が多いが、この作品では文章でつっかかる部分が多々あり、のめり込めなかった。 加賀刑事シリーズは「卒業」とこの本を立て続けに読んだが、両方大失敗。当分このシリーズはおあずけっす。 | ||||
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突っ込みどころが多すぎる。他にいいとこがあれば別にいいんだけど(本当は良くないが)いいとこが何もない。 例えば冷たい灼熱だと、知り合いじゃなくても前から首絞めるだろ。煙草の臭いがついたTシャツ変えても髪についてるから意味ない。逆にTシャツ変えられてたら主人が怪しまれる。通帳盗んでも銀行に連絡されると意味ないから通帳盗むのはおかしいって、いや銀行に通報される前に変装して降ろしに行けばいいから通帳盗むのもおかしくない。怪しんだ理由が子供のTシャツの象の柄を覚えてたってwそれぐらい覚えとるやろw本屋の防犯カメラは?昼間車で家帰って目撃者なし?あと子供の死体の処理とかw突っ込みどころしかない。 一番ましだったのは★2ないけど友の助言かな。 | ||||
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読み始めはちょっと不倫ぽいなって思いましたが、読んでいくうちにだんだん不倫とかけ離れた内容になって行き、最後にはどんでん返しが来ると言う内容でした。面白かったですよ。 | ||||
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加賀刑事には読者の第三者すら呆れてものが言えないほど警察を憎んでしまいたくなるような作品が多い。自分ならこう答えるのになと思う箇所がずいぶんあり、犯人側を応援したくなってしまう。一般文学342作品目の感想。2011/03/01 | ||||
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加賀恭一郎が登場する5作の短編集。短編集としては新参者の方が格段に良かったが、これも楽しめた。特に「狂った計算」にぐっときた。私も実家は九州の田舎だ。田舎出の亭主関白な男は、どうしても素直に表現できない。染みついた関白ぶりを発揮してしまう。そういうものであって、何ら悪気もない。たぶん夫の母親も、そういう風に立ち働いてきたのだろう。「仕事を残しておいた」というのは嫌みではない。文体が主人公の女性の独白として書かれているため、そのように写ってしまったとも読み取れる。田舎出の亭主関白な男は、独りよがりな愛情に陥る。ましてや、東京育ちの女性には理解しがたい。このギャップは相当に大きく、歩み寄りがないままであれば、決定的な溝になっていく。この作品は、単なる男女の愛憎劇ではない。どうしても分かり合えない文化の違いが底流にある。田舎の雰囲気がよくわかる故に、作者の描く背景が悲しい。そして、「冷たい灼熱」では、親が娯楽に興じるなか、子供を車中におきざりにする、近年よくみる悲劇を扱う。その背景に、満たされない日常生活、互いを思いきれない夫婦の姿が。「第二の希望」では、“娘のため”との美名の裏に、実現できなかった夢を追い、結局それが"自己愛"でしかなかった母の姿を追う。本質は“自分のため”であったが故、娘を裏切って愛人を作る。そうとは自覚せず、直視せずに。自分を直視できなかった弱さが全ての因であったことに気づく。全てに共通しているのは、結局、利己的な自分を直視できず、不幸が重なりあうというもの。不幸を生む原因は、自分にもあることを見つめられなかった。全て犯人の視点で描かれているが、その主観を排除し、客観視するならそういうことか。それらも包含して物語を綴る、東野圭吾は深い人間観を持っているとあらためて思う。これは作者の力量を知れる良作だ。 | ||||
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嘘は必ず暴かれる。本格的謎解き小説。 登場人物は一人の刑事と容疑者。 捜査によって追いつめられる犯人と刑事のやりとり。 事件のクライマックスのみを切り抜き、短編で描いた作品。 最初から最後まで緊張感に包まれている。 オチにもひとひねりしてあり、良作揃い。 さすがに長編には劣りますが、短編集としてはかなりの良作かと思います。 | ||||
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ここのレビューを読むまで「加賀刑事シリーズ」というものがあると知りませんでした。 なんか、この人の作品って、冒頭部分ではあまり引き込まれないものが多いんですね。 普通の刑事モノとは違った視点で進む物語。ただ、短編だからなのか、話が濃すぎると思わないでもない。登場人物も、ほとんど犯人と刑事だけですし。事件と関係ない要素もほしいと思ってしまう。 犯人たちについては、まあ同情できないこともない。ただ、視点が犯人なので、動機の説明がくどいです。「第二の希望」「狂った計算」は特に「・・・その話、いつまでするの?」って感じでした。 とはいえ、共感できたのは「狂った計算」の彼女だけです。女性の方だけ。死んだ男2人については、悪いけど「自業自得あるよね」と思った。どっちも(自分の)妻に不誠実すぎる。 「第二の希望」の母親の気持ちはまあ想像できるけど、娘の方の心情がまったく書かれていないので、なんか人間味を感じない。 あと、どこにも推理する余裕がないです。刑事が犯人を追い詰めるときに初めて出る重要な証言や証拠が多くて、「へー、そうなんだ」で終わってしまうのがほとんど。 この人は(このシリーズは?)長編のほうが向いてる気がします。 | ||||
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面白くて、読みやすいけど、パターン化してしまている点が少し・・・。 | ||||
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いままで加賀警部といえば長編もので、 じっくり容疑者たちの背景やトリックを追っていく形式となっていたけれど、 今回は短編ということもあって、エッセンスだけ凝縮したような感じとなっています。 背景をじっくり描けば、この内容で長編もいけるのでは、というものばかりなので どの短編もおもしろく、あっという間に読み終えてしまいました。 「嘘をもうひとつだけ」では、登場人物がバレエ関係者ということもあり、 「眠りの森」以降触れられることのなかった「彼女」とのことも ちらりとかいまみられるような気もしました。(個人的にとっても気になっていましたので) この加賀警部シリーズは、常に加賀さんが一定のポジションにいるのではなく、 作品ごとに彼の人生が進んでいっているのが面白いですね。 (今回の短編の中では特に進展ありませんが) | ||||
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加賀恭一郎シリーズに短編があったことに驚き! 加賀恭一郎というと、「手がかりを小出しにして、じわりじわりと犯人を追い詰める」という印象があったため、短編だと物足りなさを感じるかと思いきや、1つ1つのストーリーがしっかりしており、わりと短時間で読み終わるものの、なかなかの完成度でした。 特に「冷たい灼熱」の、予期していなかったストーリー展開に驚き、「第二の希望」で、ラスト、動機が明らかになった時には胸をしめつけられました。 | ||||
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今回の加賀恭一郎シリーズは5つの短編になっています。それも全て事件が発生した後で始まります犯人も読み進めるうちにすぐわかり誰が?というよりどうやって?なぜ?ということに重点を置いています加賀刑事の犯人を追いつめるシーンは何人も言っているようにあの古畑任三郎を連想しますそして犯人達の犯行動機それらはすべて良くも悪くも何かを守るためだと思いました私のお勧めは 表題作の『嘘をもうひとつだけ』と最後の話である『友の助言』です読みやすく ですが内容の濃い作品だと思いますぜひ。 | ||||
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東野圭吾で読んだことがあるのは全部長編でした。本作品も最初長編だと思って購入しました。少し読んで短編であることがわかった時には、「東野作品の短編は初めてだけど大丈夫かな」とも思いました。が、そんな心配は無用でした。すごく面白かったです。東野先生にそのように思ってしまったことを謝りたいくらいです。 確かに短編ということもあり、長編のように伏線を多く引くことはできません。犯人も正直に言って十割の確率で当たると思います。しかし、最後には「なるほど」「またやられた」と思うことは間違いないです。 加賀恭一郎が出てくる作品が好きな方で、まだ本作品を読んでいないという人はぜひ読んでみてください。きっと気に入ってもらえると思います。 | ||||
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一般的な小説に比べるとおもしろい部類に入ると思うんですが、 残念ながら期待してたほどではなかったです…。 著者の作品は、 短編よりも長編の方が全体的にみてハズレがないように感じますねぇ。 個人的に『狂った計算』は好きでしたが、 全体の評価としては、残念ながら星3つです。 | ||||
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