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赤い鯱



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赤い鯱の評価: 3.86/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

すごく綺麗な状態でした。

帯も付いている状態で、新品かと思うくらいとてもきれいな状態で驚きました。
発送も早くとても満足しております。
赤い鯱Amazon書評・レビュー:赤い鯱より
4061305808
No.4:
(4pt)

リーダーは意外にも、愛嬌たっぷり

主人公たる組織が依頼される仕事は、ターゲットの殺害にとどまらない。各種の工作何でも来い、という姿勢だそうだ。となると、単に「子連れ狼」や「ゴルゴ13」__超高額の報酬を取る点は同じでも__をチーム化したものではない。むしろ、利益目的化した「サイボーグ009」という感じか。勿論メンバーは皆、超人的格闘能力や武器使用技術、その他様々な専門知識などを有するにしても、肉体的にはナマミであってサイボーグではない。サイボーグどころか、いや生臭いのなんのって。特に十樹吾一や仙石文蔵(リーダー)など、私生活はハッキリ言って悪趣味なのだ。例えば仙石は、驚異的な幻術使い__寿行さんの作品に、時々登場するタイプの人物だ__なのだが、好色さが徹底しているのか、その幻術の導入にもエッチシーンを演出に使う。また、フランスで敵の女性メンバーに「わたしは、退屈しておる」「そうだ。ベッドを出て、立って、体をみせなさい」「床に、這いなさい」なーんて命じ、エッチを愉しんだ筈だったのに、その女性の性器に仕込まれた痺れ薬によってピンチに・・・とはねえ。こんな隙だらけの愛嬌あるリーダーを持つ組織に、5千億円も払うなんて。また、その彼らの力で桁外れの軍事計画を瓦解へと持っていかれてしまう”赤い国”(どう見てもソ連)。残虐に振る舞っていても、やっぱり憎めない。とにかく、恐るべき謀略の主がソ連で、とか、巨額の報酬をスイス銀行へ、等々、どうしてもこう言いたくなる。「昭和よのーっ!」
赤い鯱Amazon書評・レビュー:赤い鯱より
4061305808
No.3:
(4pt)

昭和よのーっ

暫くぶりに言おう、「時代よのーっ、昭和よのーっ」とね。強欲・強引・残虐で侵略的、しかも何となく抜けてる敵がソ連__”赤い国”ってのは、間違いようがない__である、という役の振り方・・・終わりが近いとはいえ、冷戦下でしたからね。それに、私がこれまでに読んだ寿行作品の内、これが「虚空の舞い」の次に古いものだということを考えると、不思議な感想を抱いたのだ。「虚空__」や”雷四郎シリーズ”からは、(1)重い乳(2)豊かな美尻(3)濃い陰毛があるか、逆に剃られたかして無毛になった女性器(4)スラリとした足・・・等が、寿行さんの関心対象である、こんな印象を受けていた。つまり、女性の脇の下には大して興味はないと感じていたが、本作の最終章(「晩餐」)では、「脇の下の毛」を蓄えた女性の魅力を__490と512の2頁で__語っている。ほお~、なんて感じ入ってしまった(わたしゃ、こんなことに注意が行くのね、我ながら)。あと、「女は犯されるように出来ている」という、いつもながらのセリフもあるが、どうも雷四郎辺りみたいに愛情を感じない。それに、「妖しの花乱れにぞ」の秋葉達人みたいな、重要な戦いの時に貫録たっぷりの瞑目を見せる仙石文蔵・・・この人がまた超のつく女好きだから、女性を使ったしょーもない罠にかかってしまうというのも、ちょっと愛嬌ではあった。
赤い鯱Amazon書評・レビュー:赤い鯱より
4061305808
No.2:
(5pt)

読んでスカッとする本。

最高のエンターテイメント小説である。昔、初版が出たとき読んだが、今も変わらず楽しい。
赤い鯱 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:赤い鯱 (徳間文庫)より
4198939209
No.1:
(4pt)

鯱シリーズKindle化、第一弾!

お馴染みの四人が活躍する、シリーズの第一作。個人的には、天星と女性工作員の絡み描写が良い。もちろん寿行氏の得意な、読者の想像力を試すような描写であり、官能系小説ではない。当時の時代背景で捉えれば、十分に楽しめる。
赤い鯱 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:赤い鯱 (徳間文庫)より
4198939209

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