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四度目の氷河期
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四度目の氷河期の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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斬新な発想や、豊かな表現力だけでは、読者を楽しませる小説は成立しないのだな、と―。 そんなことを考えさせられた一冊だった。 男の子の成長過程というか、肉体の変化と精神とのギャップなど、細かくリアルに描かれて いて感心はさせられたのだけれど、結局「クロマニヨン人の父親」というモチーフがうまく料 理されていない気がした。素晴らしい器に、チマチマと料理が盛られているって感じ。 中途半端な児童文学。青春小説としても、特に後半は冗長で退屈。文中、今後の展開の種明 かしがしてあるのも個人的には興ざめ。結末は荒唐無稽にすら思えた。収拾がつかなくなって、 無責任なオチをつけたって気がする。 全体的には毒気のない青春小説でもあるのだが、この清々しさが物足りなさを感じさせるの だろうか。 | ||||
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