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四度目の氷河期



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【この小説が収録されている参考書籍】
四度目の氷河期
四度目の氷河期 (新潮文庫)

四度目の氷河期の評価: 4.08/5点 レビュー 36件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

何かが足りない

斬新な発想や、豊かな表現力だけでは、読者を楽しませる小説は成立しないのだな、と―。
そんなことを考えさせられた一冊だった。
男の子の成長過程というか、肉体の変化と精神とのギャップなど、細かくリアルに描かれて
いて感心はさせられたのだけれど、結局「クロマニヨン人の父親」というモチーフがうまく料
理されていない気がした。素晴らしい器に、チマチマと料理が盛られているって感じ。
中途半端な児童文学。青春小説としても、特に後半は冗長で退屈。文中、今後の展開の種明
かしがしてあるのも個人的には興ざめ。結末は荒唐無稽にすら思えた。収拾がつかなくなって、
無責任なオチをつけたって気がする。
全体的には毒気のない青春小説でもあるのだが、この清々しさが物足りなさを感じさせるの
だろうか。
四度目の氷河期Amazon書評・レビュー:四度目の氷河期より
4104689033

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