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僕たちの戦争



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【この小説が収録されている参考書籍】
僕たちの戦争
僕たちの戦争 (双葉文庫)

僕たちの戦争の評価: 4.00/5点 レビュー 50件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 21~39 2/2ページ
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No.19:
(5pt)

何て面白いんだろうか!

異世界に放り込まれてしまった二人の若者のとまどい、カルチャーショック、嘘だー!という気持ちを切り替えて、必死で生きようとする二人の若者に最後は涙しました。
結末はあいまいで、帰ってきたのは果たして???
なんといっても、吾一の叫ぶあの言葉、”こんな日本にするために俺たちは命をかけて戦ったのか!!!”という悲痛な思い。 胸が痛いですね。
相変わらずの荻原流おもしろテイスト満載で、”ぷっ”と噴出してしまう場面もしばしば。
最後まで面白さノンストップ&ホロリ。
家族愛、平和への願い、現代社会の気薄さ、いろんな思いが込められた作品だと思います。
僕たちの戦争 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:僕たちの戦争 (双葉文庫)より
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No.18:
(4pt)

君がため

 歴史を振り返ることはあっても、過去の人がみた今って考えたことがなかったので、吾一がみた今に、衝撃を受けました…。
 なんとなく戦争の話はフィクションでもあんまり読みたいと今まで思わなかったのですが、戦争のこと、もっと知りたくなりました。
 この本はタイムスリップ小説としても面白かったです。
僕たちの戦争Amazon書評・レビュー:僕たちの戦争より
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No.17:
(4pt)

繰り返してはいけない過去

フリーターの健太と、昭和19年の「海の若鷲」にあこがれる軍国青年 吾一が、時空を超えて入れかわった。それぞれの境遇に順応しつつも、ふたりはなんとか元の時代に戻ろうとするが…。
確かによくあるパターンかも知れませんが、作者の意図は、「僕たち」とあるように、現代の若者の代表のような健太を戦時中にワープさせる事により、今の日本があるのは、教科書には決して書かれる事の無い、こんなにも悲惨な過去が、あったからだ、又戦争の無い現代(日本)に生きる幸せを知ってほしかったのだと思います。
「これが、自分たちが命を捨てて守ろうとしている国の50年後の姿なのか?」この吾一のセリフに本書の意図が、集約されています。
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No.16:
(5pt)

昭和の少年と平成の少年が入れ替わったら・・・

現代っ子、健太は何事も中途半端なフリーターの19歳。
一方昭和19年の戦時中。航空隊員の吾一は戦争の影響を受けた軍国少年の19歳。
2人はひょんなことから時代を飛び越えてそれぞれ健太は昭和に、吾一は平成に飛んだ。
驚いたことに2人は瓜二つであった。2人は自分の生きる時代が変わった中で生きてゆけるか?
よくある話・・・なーんて思っていたら痛い目にあいますよ!!!!!ストーリーが良く練られていて、すばらしい。2つの時代が重なるところもいい。そして感動のラスト。どっちなんだ!?ってだれもが言っちゃいますよね?ここは賛否両論があるとこだけど、あえてこのラストでよかったと思う。
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No.15:
(4pt)

画竜点睛を欠く・・・。

 「良くある話だ」と言う人もいるのだろうけれど、この作品は面白い!!!
 ユーモア小説としては本当に良く出来ている。「笑い」なしには、読めない。にやつくこと請合います。しかし、それだけでなく、二人が自分が生きた時代とは異なる時代で何を考え、どう生きようとするのか。平凡な毎日を送る我々には、本当に示唆に富む話でもある。そして、意外にも読後に印象に強く残る、淡く切ない「恋」。
 それでも、不満が。最後の終わり方が。もう少し書いて欲しかった…。あれでは、中途半端だ。あと、せめて数行。たとえば、二人の気の利いた会話で終わって欲しかった。最後の二人の距離が遠い。その数行があれば、ほぼ完璧!
 
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No.14:
(4pt)

たった60年のカルチャ―ショック

この小説で印象に残ったのは、入れ替わった二人のそれぞれの時代に対する、カルチャ―ショックの部分。吾一が感じた現代に対する驚き、失望感はもっともかと思うが、それをすぐに教育基本法改正なんかに直結するのはナンセンスであると思う。あの時代はあの時代の教育があり、(洗脳教育)その教育が戦争に喜んで行く若者を多く生んできたのだから。ただ、今の若者に思って欲しいのは、自分を大切にすること、夢を持つこと。そして愛されていることを実感することです。家族、恋人、友人。みんな愛されているからには、生きよ。
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No.13:
(5pt)

これぞ荻原流!ユーモアと哀感で戦争を見る

この物語が,単なる戦争モノと違う点はふたつあると思う。
ひとつは,戦局をにらむ上官たちや,反戦を叫ぶ市井の人々はほとんど登場せず,訓練所における厳しい生活を赤裸々に綴っているところ。これを現代の若者の言葉で語らせることで,戦時中のリアリティがびんびん伝わってくる。
もうひとつは,入れ替わりの期間が11ヶ月と長期で,最初は元の時代に戻ることばかり考えていた二人が,その時代で生きる術を身に付け,順応する過程がしっかり描き込まれていること。特に,終盤の健太の振る舞いには泣ける。
惜しむらくは,後半に登場する人物がちょっとご都合主義過ぎること。タイムスリップという飛び道具を除けば,極めて素直に物語が進んでいるのに,そこで無理に因縁をつける必要は無い。
果たして二人はそれぞれの時代に戻れるのか・・・結末に言及するのは避けますが,現代の恋人・ミナミの元に戻ってくるのがどちらであっても,ミナミと彼の前途が明るいものであることを信じたいです。
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No.12:
(5pt)

共通の衝動

現代に生きる若者も、戦時中に生きる若者も、心の奥底にある衝動は変わらない。どちらも、周囲に認められたくて、自分自身に納得をしたくて、そういう思いを秘めていることを主題に、物語は展開していく。タイム・スリップもの作品の中でも、特に、戻れるか否かの構成と描写は秀逸で、惹きつけられてやまない。同時に、それぞれの若者像も愛すべき人物像として描かれていて、深刻になり過ぎずに読める分、ラストの展開の重さはディフォルメされる。
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No.11:
(4pt)

戦争について考えさせられる作品

 現代のフリーター尾島健太と昭和19年の軍国青年石庭吾一が入れ替わってしまい、お互いが元に戻る方法を模索しつつ、その入れ替わった世代で必死に生きていくというストーリー。健太の行った先で会う人々の偶然には、やや拍子抜けする感は否めないが、戦時中の若者の愛国心には感心させられるものがあった。自らの命を顧みず特攻隊に志願し死んでゆく若者たち・・・。是非、戦争を知らない現代の若者たちにおススメしたい作品です。 最後に海から出てきたゴマ粒みたいな頭は、健太なのか吾一なのか気になるところです。
 
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4575235016
No.10:
(5pt)

9月にスペシャルドラマ化するそうです

戦争ってどっか他の国で起きてる他人事だと思ってます?
どんなにリアルな話をされたとしても実感として沸かないもの、正直、情けない話俺は自分にはあんまり関係ないことだと思ってます。日本に住んでる限りしょうがないことなのかもしれません。が、何が起こっていたのか、戦争がどれほど勝手で無駄な犠牲の上に成り立っているのかって事を知っていて損はないと思うわけです。っていうほどものすげ〜リアルな戦争の話じゃないですが、戦中の話をまったく知らない人とかバンザイクリフを勘違いしてる人とかには考えるべき課題が多い作品だと思います。
また、荻原浩さんの作品の味がしっかりでてる少し情けない主人公もいい感じで笑えると思いますよ。ちなみに主人公が二人います。
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No.9:
(4pt)

健太と吾一、どちらが本当に幸せなんだろう

’03年〜’04年『小説推理』連載に、加筆訂正し単行本化された作品。
さすがは荻原浩の小説らしく、前半から中盤はユーモアもあって面白く、ラストになるにしたがって、やがて哀感が漂う傑作である。
2001年に生きる“根拠なしポジティブ”のフリーター・健太と、1944年(昭和19年)の「海の若鷲」にあこがれる海軍飛行訓練生・吾一が時空を超えて入れ替わった!ふたりはそれぞれ時間をかけて順応しつつ、なんとか元の時代に戻ろうとする。
私は読んでいて、果たして彼らのうち、どちらが本当に幸せなのだろうかと真剣に考えさせられた。
普通なら、平和で、物が溢れんばかりに豊かにそろっている現代に来て、ミナミという恋人までいる吾一の方が幸せなんだろうけれども・・・。境遇の変化に大いに戸惑う吾一の姿は実にコミカルに、そしてシニカルに描かれており、渋谷の街で彼は疑問を持つ。「これが、自分たちが命を捨てて守ろうとしている国の50年後の姿なのか?」ここらあたりに荻原浩の痛烈な世相風刺が見られる。
一方、健太の方は笑うに笑えないマジヤバな状況である。厳しい軍律や、上官の理不尽なシゴキの世界に放り込まれたのだから。しかし彼は音を上げることなく、耐え抜いていく。戦争という間違った目標に、皆が無理やり向かわされていた時代。若者にとって「死」が「名誉」であった時代。しかし今以上に「家族の愛情」、「戦友たちとの友情」、「人と人とのふれあい」が細やかで豊かであったように描かれている。私は戦争にはもちろん反対だが、元の世界に戻るという目的を持った健太にとってはそういった情愛に支えられながら、“超えられる”ハードルだったのではないか。
8月は何かと戦争関係の本やドラマ、ドキュメンタリーや映画などが注目される月だが、本書はそんななかで肩が凝らずに読める、“戦争モノ”の一冊である。
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No.8:
(4pt)

一気に読みました!ちょっとネタばれかもなので読む方は気をつけてください。

現代の若者フリーターの健太と、戦時中の特攻隊員吾一が時を越えて
入れ替わる。
一体、どんなことがおこるのだろう。いつ、元に戻るのだろうと
どきどきしながら、一気に読み進めました。
面白かったです。それに、戦時中の青年たちの初恋・毎日の会話など
心を打たれました。わかりやすい表現なので、中・高生にも読んで欲
しいです。
ただ、最後の結末がやっぱり私は気になります。あれはあれで、健太
が意識せずに言った一言をふまえているのかなとか、読者に考えさせ
るのかなとかいろいろ思うけど、やっぱり、私は気になります〜!
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No.7:
(5pt)

すごくよかった。

大分前に読んだのですが、何度も頭の中で彷彿するので、皆の評価はどうだろうと思いこのサイトを見てみました。どちらかというと若者向けなのかもしれません。2番目の方の評価が低かったのは世代が違うからだと思われます。(学生運動が盛んな頃の世代では…?)最後の最後でその後どうなったのか…。それを考えるともう眠れません。(寝ていますが…)読んだ後も長く考えさせられる作品だと思います。まだ読んでいない方がいらっしゃったら是非読んでみてください。
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No.6:
(4pt)

戦争はいやだ・・・

フリーターの健太、特攻隊員の吾一。もといた時代とまるで違う環境の中、二人はそれぞれ何とか必死に生きようとする。もとの時代に戻れる日を待ち望みながら・・・。吾一たちが命をかけて守ろうとした日本。その日本の2001年の姿を見て吾一は何を思ったのだろうか?また健太も、同じ世代の若者が日本のために命を散らしていくのを見て、何を感じたのだろう。同じ年でありながら彼ら二人の人生はあまりにも違いすぎる。その違いが、戦争の悲惨さをよりいっそう強く感じさせる。戦争はもう二度と起きてほしくはないと思った。
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No.5:
(5pt)

大傑作!!!

こりゃ、傑作です。氏の作品のなかでも、「ハードボイルド・エッグ」や「誘拐ラプソディー」と並ぶ……、いや、それらを超えてるかも知れない。非常に残念なのは、双葉社は売り方を間違えてるということ。タイトルやカバー、帯のコピーは、氏のファンの自分でも、発売当初店頭でさっぱり読む気をなくすくらい、なんの魅力も、面白みもない。そのために、敬遠して手を出さずにいました。「1914←→2001 僕たちのウォー・サマーズ」とかいったようなタイトルで、もうちょっとだけポップなカバーにして、「とことん笑って、泣ける荻原印!!」とでも明記すれば、もっと売れるはずなのに!いずれにせよ、この作品は、今年のマイ・ベストとなるかも知れません。
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No.4:
(5pt)

よかった。

すごくよかったです。たくさんの人に読んでもらいたい。特に戦争を知らない人たちに。
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No.3:
(5pt)

良かったです。

この本は今の時代と戦争の時代をうまく比較していて、色々考えさせられることがありました。戦争を知らない私たちにとってこの本は大切なものだと思います。だからたくさんの人に読んでもらいたいです。
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No.2:
(5pt)

よかった。

すごくよかったです!!!たくさんの人に読んでほしい。特に戦争を知らない人たちに。
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No.1:
(5pt)

いいです。

この本は今の時代と戦争の時代をうまく比較していてすごく読みやすかったです。今まで知らなかった戦争の裏側について知れた気がしました。たくさんの人に読んでもらいたいです。
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