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誘拐ラプソディ



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【この小説が収録されている参考書籍】
誘拐ラプソディー

誘拐ラプソディの評価: 4.23/5点 レビュー 39件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 1~20 1/2ページ
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No.39:
(5pt)

少年の叫び

ただただただただただただ
とてもシンプルに読みやすく!

まさに
不覚にも涙する
ノンストップユーモア
クライムストーリー(犯罪小説)
※ある意味、登って行く話してでもあると思った。

借金まみれで自殺を考えていた主人公。
とあるきっかけで6歳の少年を誘拐する運びとなる。
しかしその少年の親はなんとヤクザの組長。

そうとは知らず
ヤクザの組長宅に身代金の要求をするところから
物語が動き出す。

家出を試みた6歳の少年。
誘拐されたとは思ってもいない。
優しくてドジなおじさん(自殺を考えていた主人公)との
知らぬ間に生まれる絆。

少年の健気なバカ(純粋)さ。
主人公の哀れなほどのバカ(愚か)さ。

泣き笑いの繰り返し。
行ったり来たりの繰り返し。

家族との時間を一番大切にしたいのに
全く出来ない凄腕警部登場。

中国マフィアも登場。

6歳の少年と主人公の
行き当たりばったりの逃走劇。

少年の叫び。

主人公と親方との関係がまた泣けるこの物語。

親心(おやごころ)がテーマ。

僕はそう思った。
誘拐ラプソディーAmazon書評・レビュー:誘拐ラプソディーより
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No.38:
(5pt)

大好き!

本屋さんにも、出版社にもなく、とても悲しかった時、初めてネットで購入したもの。とーっても大好きな小説で、どうしても手にしたかった。とてもきれいな状態でありがたかったです。
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No.37:
(4pt)

父子愛が優しい眼差しで描かれている

読みたい本がないときは比較的ハズレがない荻原さんの本に戻る。この本もほぼ
先の展開が読めてしまうのでストーリー的には面白みが少ないが、くすりと笑い
ウルウル程度はできる。(荻原さんは父子の愛を描きたかったのだな)と思った。
秀吉と義父と親方、伝助と父親、黒崎刑事と子。それを超越した伝助の母の愛が
味付けになっている。秀吉の兄弟愛も。なかなか多彩だ。作者の眼差しが優しい。
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No.36:
(4pt)

ユーモア小説と犯罪小説の融合

「プッ」「クスッ」
冒頭から思わず読み笑いしてしまう。

家無し、金無し、女無し。 あるのは借金と前科だけ。
そんな死に損ないダメダメ人間、伊達秀吉がある少年を誘拐することから始まる893さんたちとのハラハラ抗争劇。
でも少年には単なるドタバタ旅行劇。
なんなんだ、この展開は。 なんなんだ、このギャップは。 なんなんだ、この面白さは。

ここにも広がる荻原ワールド。
やっぱり、荻原浩は、ハ・ズ・サ・ナ・イ。

p.s.
所々挿入される秀吉の弟、秀次との想い出を回想するシーンがたまらなく切ない...
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No.35:
(5pt)

こんな楽しい誘拐は他にない!

本当にダメ人間な主人公。38にもなって女房も子供もいない。住む家もない。あるのは320万の借金と前科だけ。自殺を決心するものの、何かと理由をつけて先延ばしにしていた。
そんな時に出会ったのは、金持ちの家の子供、伝助。
人生を変えるチャンスだと思い、なんと誘拐することに!こんなに楽しい誘拐は他にない!
大人と子供の友情。
とにかくたくさん笑ったし、伝助が可愛すぎてキュンキュンした。
最後は切なかった…
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No.34:
(1pt)

おもしろいところなし

誘拐した子供が家出希望・・・小説ネタではありがち。誘拐した子供が組長の子。・・・小説ネタではありがち。
冒頭の自殺のくだりからうだうだ。途中も意外な展開やスピード感もなく、飽きてしまって斜め読みになった。
ラストも落ちがあるわけでもなく甘い終わり。スリルとサスペンスはなく、ユーモアとペーソスもだらだら。
プロが書く作品じゃない。
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No.33:
(3pt)

泣きも笑いもしなかった。

冒頭30ページでしょーもないおっさんが延々と自殺思考するのだが、笑いどころなのか?
笑いどころが解らないながらも、ドタバタ誘拐の顛末が気になり、
読み終えた。
が、エピローグはもやっとした感じで、爽快感も無く、そう言うオチなのかというがっかり感が残りました。
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No.32:
(4pt)

コミカルな誘拐劇

主人公の伊達秀吉は前科三犯、借金取りに追われる身でありながら、勤務先の工務店の社長を殴って、金を奪い工務店の作業車で逃走してしまう。死ぬしか道は残されてないと覚悟し、様々な死に方を検討していると、その間に6歳の少年・伝助が家出を目的に伊達の車に乗り込んでいた。

 そこから、痛快な誘拐劇が始まります。伝助を人質に起死回生の一発を狙う伊達と家出を成功させたい伝助。ところが、伝助は単なる家出少年ではなく、警察、暴力団、チャイニーズマフィアが関わってきます。伊達はそんな最悪の状況を知らずに、誘拐は成功に向かい大金は目の前と思いきや・・・。途中までは誘拐犯・伊達と人質・伝助の誘拐事件とは思えない緊張感の無さと、その裏で同時進行する緊迫感溢れる誘拐犯追跡とのギャップが大変愉快な物語です。
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No.31:
(4pt)

誘拐の結末は・・・

主人公は、伊達秀吉。
伊達は、借金や前科がある、いわゆるダメ人間。
だが、妙にお人好しな部分もある。
ついに、伊達は、子供を誘拐し身代金をせしめようとする。
しかし、伊達が誘拐した子供(伝助)は、ヤクザの息子だった。

当然、伊達はヤクザに追われる。
また、当該ヤクザと対立するチャイニーズマフィアにも
追われることとなる。
ついには、警察にも行方を探される。

伊達は、無事に身代金を手にすることができるか・・。
誘拐された子供の安否は・・。

基本的には、娯楽小説。
登場人物たちの悲哀を含め、
コメディータッチで描かれる。

特に、伊達と伝助の掛け合いは絶妙。
伊達が、知らず知らずのうちに父性に目覚める過程は、
ほのぼのとした気持ちになれた。
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No.30:
(5pt)

ほっとする

荻原作品の子供はやはりかわいい。 そして、ヤクザがおもしろすぎる。 読むとほっとする。
誘拐とか殺人とか裏切りとか書いてあるけどなんかあったかい。
秀吉が最初の電話をかけたときの多香子とのやりとりは声あげて笑ってしまった。 小説で抱腹絶倒するのは荻原作品だけです。
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No.29:
(4pt)

なかなか、

読んでいて、ワクワクしました、ごく、普通のおじさんが、いつの間にか・・・・・ 結構、コメディーかな? 読む人によって、感想は違うと思うけど、面白かったです、
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No.28:
(4pt)

コミカルで可愛くて、心が柔らかくなる

伝助のマイペースな姿と、根は真面目な秀吉の2人が繰り広げる逃走劇は、コミカルで可愛くて、心が柔らかくなる。 嘘みたいなタイミングで展開して、一冊丸々突っ込み所満載なんだけど、面白い。
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No.27:
(5pt)

笑える泣けるほのぼの誘拐劇

荻原さんの作品の中で一番好きな作品です。
長編なのにとてもテンポがいいのでスラスラ読めるし面白くて最後まで全く飽きずに読めます。
ずっと笑える展開だったのに最後の秀吉と伝助の絆にうるっと来ました。
読んだあとほっこりするので何度も読みたくなる本です。
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No.26:
(5pt)

大変面白かった

荻原浩流のプッと噴出してしまう感じがなんとも言えず、肩が凝らずに読める本でした。秀吉と伝助の珍道中的な感じ。伝助君のキャラがいい
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No.25:
(5pt)

ダメダメ誘拐犯秀吉とほのぼのキッズ伝助

寝る前に読んでいて、続きが気になってついつい夜更かししちゃいました。
そのぐらい、面白かったです。

いろんな方向から物語が突き進んでいく、そして全ての物語の先にあるものはある誘拐事件の行く末。

そして、この誘拐犯、伊達秀吉の腰抜けダメダメ具合と、悪になり切きれない人柄、
数々の偶然の出来事がハラハラドキドキを倍増させる。
誘拐された伝助も、まぁ可愛い事。ぽけぽけだけど、やる時はやる子。
でも、素直で、信じやすくって、こんな子いたら本当に癒される。

香港マフィアのボスが、伊達秀吉が亡き息子に顔が似てると言う理由で
伊達を見過ごす下りが少し納得いかなかったのと、
伝助の父の篠宮の裏切り者が予想してた人物と違った点が少しがっかりでしたが、
話しの終わり方もちょっぴりホロリ・・・清々しかった。

今までもずっと秀吉の心にあった、幼くしてなくなった弟、秀次への想い、
そして、これからは伝助とすごした時間を胸に、新しい人生を歩んでいって欲しい。

話しの設定はどこにでもあるようなものだと思ったけれど、
だからこそここまでオリジナリティーを出せるのは作家さんの腕だと思いました。
荻原浩さんはずっと気になっていて初めて読んだのですが、他の小説も是非読んでみたいです。
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No.24:
(3pt)

やや物足りない

前科もちのさえない男が人生一発逆転の為に誘拐をたくらむギャグタッチな作品で
それなりに楽しめるものの萩原氏の作品であることを考慮するとややインパクトに欠ける
せっかくヤクザ以外にも中国マフィアや警察という要素も出したのにストーリーとの
関わりがあっさりしすぎていて中途半端
まあ色々と物足りないが気楽読める一冊
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No.23:
(4pt)

やっぱり自分は「性善説」派

裏面のあらすじを読んで面白そうだったので読んでみたが、思っていた以上に面白かった。
 主人公の自殺未遂から始まり、誘拐、逃亡と追走、そして中国マフィアが絡んでくるなど、まさにタイトル通りの「ラブソディー」だった。

 誘拐した伝助の親が、ヤクザだとわかる前と後の秀吉の態度の違いや、桜田たちが深読みしすぎて秀吉がだんだん知能犯になって行くところなどは面白かった。
 
 感じさせられたことは、「どんなに厳しくしていても親は子供の心配をしている」ということや「ほんとうのことは土壇場になってみないと気付けない」ということなど。
 特に二つ目は、それでは本当はよくないことだから本当に自分に大切なことは何かということは常に気をつけなければいけないと思わされた。
 でも一番印象に残ったのはそれではない。
 
 一番心に残ったのは「人はそんなに悪くはなれない」ということだ。 

 伝助を殺すチャンスは何度もあった。でも、結局殺せなかった。
 これは秀吉の人柄と、知りすぎてしまったということもあるのだけれど、それでも人生を逆転させようと思うのならば鬼になるべきだったと思う。
 ここから何が分かるのかというと、やっぱり人はそんなに悪くはなれないんだということ。
 こう思った時、やっぱり自分は「性善説」派なんだと再認識した。

 主人公の伊達秀吉と同じように、人生踏んだり蹴ったりと思っている人は読んでみてほしい。
 少しは勇気がもらえる作品だと思う。

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No.22:
(5pt)

これは面白かった!

内容はとても面白く、主人公と子どもの絡みがどことなく微笑ましく、「ええー!そっち?(笑)」っと突っ込みたくなる点が多々(^^)
ギャグ場面もシリアス場面もワクワクしながら読むことが出来ました。文もとても読みやすく、素晴らしい作品でしたが、最後が物足りない終わり方でした。もっと続きが読みたかったです。しかし私的には大満足なので★5つ付けさせて頂きます。

とにかくこれはイイっ!DVDも気になるので今後見る予定です。
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No.21:
(4pt)

ゆるゆる

ゆるい誘拐小説。
笑った。力を抜いて楽しめた。
主役から端役まで、それぞれにきちんと背景を用意しているのが良い。
小説というより喜劇っぽい。ドラマ化よりも舞台でやると面白そう。
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No.20:
(4pt)

荻原流、さいたま市への思いの表現。

金なし・家なし・女なしの中年男、伊達秀吉。偶然をきっかけに人生の一発逆転を求めて誘拐の旅に出るのだが、警察はおろか、ヤクザやチャイニーズマフィアにまで追っかけられる大騒動に、という初期の荻原浩の王道を行く作品です。

刊行は2001年。巻頭に「地図から消えてしまったわが故郷、大宮市に」とあるように、さいたま市誕生に寄せて、作者の出身地・大宮をはじめ、浦和・与野などをフィーチャーし、埼玉県内をぐるぐる回る作品に仕上がりました。

主人公の秀吉からヤクザの面々に至るまで、すべての登場人物がどこかに温かみを匂わせているところがポイントで、どんな窮地にはまっても結果的に解決されていく痛快さがこの本の面白いところでしょう。


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