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オロロ畑でつかまえて
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オロロ畑でつかまえての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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古本にしてはたいへん綺麗な本でした。また迅速に対応していただきほんとうにありがとうございました。 | ||||
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笑えるし、スピーディーだし、キャラも個性的で面白かったです。ただ、町おこし自体はそんなに掘り下げられなかった印象でした。面白いんですが。でも、ラストで描かれるブームが去ったあとも、みんなそれなりに牛穴村でがんばって生きていくんだろうなという温かい読後感ではありました。 | ||||
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人口300人の過疎の村の町おこし騒動物語。およそ想定のとおり、面白おかしく田舎者の青年会メンバーを中心に、倒産間近の東京の広告社のメンバーとともに、村おこしをしていく物語です。お決まりの騒動終焉に向かって、失敗と窮地に立たされる場面があり、大変心が痛むシーンがありますが、やんわり短く、そして起死回生の場面に転換していくので、重くなくユーモアたっぷりに物語が進み、やがてラストへ行きます。そして、うまい落ちというか、題名のごとく終わって、心が和みます。(笑)重くなく、ゆるいユーモアのある既定路線のストーリで、よかったです。物足りないという方もいるかもしれませんが、個人的満足度は100点満点中80点です。(^-^)>楽しい話です。 | ||||
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題名からも分かるように、ユーモア小説である。 名称がいちいち可笑しい。舞台となる村は「牛穴村」、主な産物は「オロロ豆」と 「ヘラチョンペ」。そして文中に『牛穴村の言葉は独特の方言があり県の中でさえ 村外の人間には通じないため、原語のイメージを損なわない範囲で一般的な日本語に 近づけてある。特徴的な語彙には拙訳ながら訳文も添えておいた』。との「お断り」が されている。 軽妙な文体、語り口の巧さはデビュー作とは思えない。既に荻原ワールドができている。 この人は笑わせる話を描かせたら本当にうまい。軽いだけでなく、奥行きのある文章。 しかもホロリとさせる。 ただもう読んでもらいたい本だ。 | ||||
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笑える小説を検索したらオロロがあったので購入。東北出身の私ですら方言を読むのにてこずった(笑)でも面白いです。 | ||||
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母の術後の経過があまりよくなく、心が重く沈んでいた時に病院近くの書店でふと手にしたのが、この本。 ユーモア小説というジャンルだったので、「とにかく笑わせてください」とすがるような気持ちで購入。 その日、帰りの電車の中で読み始めた私は、頬がゆるみっぱなしだった。 登場人物ひとりひとりのキャラがしっかりと作りこまれており、みんな活き活きとしていて、目の前に次々と映像が拡がっていく。 うさんくさい広告代理店、村おこしに必死になるあまりとんでもないキャンペーンに加担してしまう村のおっちゃん達、みんなのドタバタ必死な姿とその独特の田舎っぺ言葉が、とても愛らしい。 また、この作品に終始吹き渡っている爽やかな風は、著者である荻原さんの人間への信頼や愛情によるものだろうと思う。 心に翳りができそうな時に、ぜひお読みいただきたい作品だ。 | ||||
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ド田舎というか、もはや秘境の牛穴村。過疎化に歯止めがかからないピンチの時、青年団と弱小プロダクションの最弱タッグが起こした起死回生(?)の村おこしとは!?思わず優しく見守ってあげたくなるほどやぶれかぶれの『村おこし』。この大作戦、絶対破綻するんだろうな…。だって…。と本気で心配になるほどの展開の巧さと、なによりユーモアがあふれて止まらない。そして、すべて読み終わった後のこの爽快感!胸に宿る温かい感情…。ちょっと泣いてしまいました。だって、はちゃめちゃなだけでなく、実はめちゃくちゃいい話だったから…。 牛穴村に行きたくなりました。例えバスが一日4本しかなくても…。 | ||||
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とても楽しかったです。 あの何とも言えない方言から田舎の様子が 手に取るようにわかり、別世界に引き込まれて いきました。 痛快で、ほのぼのとした作品です。 | ||||
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安く買えるし、家まで配達してもらえるのでとても気に入っています。 | ||||
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愛すべき田舎の人々。 一人ひとりが真面目に生きている。でもなんかちょっとズレている。 シニカルでもなく、バカにしているわけでもなく。 こうゆうのちょっといいでしょ?といった、あたたかい感じ。 力を抜いて楽しめました。 | ||||
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始めのうちは激しい方言とキャラの濃さで足踏みしましたが、慣れてしまうと始終に噴出してしまいました。どこでどう読んでいても笑ってしまいますw 荻原さんの作品は、どれをとっても読んだあとに勉強になったなあ、と思えます。就職活動の前には荻原さんの作品を読んだらいいんじゃないかと。 多少のご都合主義も現代のリアルな描写と会話のオモシロさでお構いなしです。オススメです!! | ||||
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ユーモア小説とはこういうものを言うんだろう! というような作品でした。 「村おこし」を一生懸命やっている青年団、サポートする広告代理店が真剣にとりくんでいるのは、企画の目玉「ウッシー」の偽証なわけです。 ウシアナザウルスとは呼ばれなかったその恐竜もどきが静かな嵐をよんでいきます。 つぶれそうな広告会社のキャラクター(力抜け)と、青年団のいきみ具合がすばらしいマッチングを見せています。 思わず「肩透かし」をくらうようなこのストーリーの構成。。。 GOOD! | ||||
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ユーモアがぎっしりと、はち切れんばかりに詰まっています。 しかも、これでもかという程、詰まり過ぎていて、「ユーモア密度」が、非常に高いです。 作品は、過疎の村の村興しを計画し、妙な捏造まで飛び出すという、ドタバタです。 大変楽しく読みましたが、21ページ目で、早くも、村興しの話が決定しつつあります。 全体は223ページにとどまり、えっ、もう終わり?といった、あっけなさを、強く感じました。 つまり、長編といっても、短いのです。 著者の後の長編作品の様に、少なくとも、倍以上の長さは欲しいです。 印象として、ユーモア密度が高過ぎて、サイドストーリーの充実が不十分です。 この種の作品は、あまり結末を急がないのだから、小さなサイドストーリーを散りばめながら、 もっと、たっぷりと、楽しませて欲しかったです。 まぁ、続編に相当する「なかよし小鳩組」があるから、いいか。 | ||||
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偽物の怪獣を出して村おこしをするのって、たけしの元気が出るテレビでやっていたこと なので、少し?と思ってしまいましたが、その後の展開が笑えたのでよしとしましょう。 さらっっと読めて笑える肩の凝らない読み物です。 | ||||
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抱腹絶倒ということで、どれどれと読んでみた。 語り口が独特で、絶妙。 常に眼尻に涙を滲ませながらあっという間に読みきってしまった。 面白い。 牛穴村ツアーがあるなら是非参加したいし、村人と交流したいと思ってしまった。 祭りで「右右右の左左左」の足取りもみてみたい。 | ||||
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軽やかな文章で、笑わせつつほろっとさせつつ、ちょっぴり苦い思いも抱かせつつ・・ みるみるうちに惹き込まれる。はじめは方言がちょっとよみにくいなあと思ったりもしたけど、いつのまにかそんなことも気にならなくて。井上ひさし氏の吉里吉里人をついでに思い出したりして、ふと読みたくなった。 | ||||
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不思議なタイトルだ。オロロ豆にヘラチョンペ、ヒアリングにパブリシティ。牛穴村の方言と、業界用語という方言と、どちらも不思議な呪文になる。 日本一のド田舎で、過疎化や高齢化の問題を抱えている村の青年会は、ラテンな気質で村おこしを思い立つ。 どの登場人物も個性的だし、青年会の顔ぶれも、弱小広告社の顔ぶれも、ばかばかしくも一生懸命な姿が愛しい。中でも、株をぐいぐいあげるのは悟だろう。野卑な男に見えるけれども力強く、不器用な分だけ誠実というか純粋というか役得というか。 楽しくて、少しほろり。どたばたした後は、収まるところへ納まっていく。湿っぽくならずに、笑い飛ばす元気な物語だ。現実に配慮して微苦笑するようなたしなみを捨てさせる幸福な迫力があった。 | ||||
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荻原浩氏は朝日新聞夕刊の連載「愛しの座敷わらし」で知りました。夕刊はこのために買っているようなものです。それでオロロを読んでみたくなったのですが、こちらの方がさらに軽く、奇想天外、支離滅裂。馬鹿馬鹿しいけど、面白いですよ。派手な広告代理店やテレビのキャスターの世界と今どき日本に存在するとは思えない僻地の牛穴村の対照。広告代理店の世界で使われる単語や牛穴村に生息する動植物や生産物の名称が面白い。オロロ豆、フタマタカヅラ、ゴンベ鳥、ヘラチョンペってなーに。牛穴村の住民、みな良いヒト。 でも「座敷わらし」の方が好き。 | ||||
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本を読む目的っていろいろあると思うけど、 私はこの本を「暇つぶし」のために読みました。 荻原節が、純粋に笑わせてくれて、読んで楽しい気分になれました。 そういう本って、貴重だと思います。 萩原ワールドにハマりそうな予感。 | ||||
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萩原氏には申し訳ないが、ストーリーに厚みが無い分、気軽に読み進めることができます。ホッとしたいときや気を休めたいときに読みたい本です。自身が広告代理店出身ということもあって、広告業界の裏話的な要素もあって結構笑わせてもらいました。 | ||||
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