全滅領域
評判
全滅領域の評価:
4.00/5点 レビュー 22件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21〜22 2/2ページ
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全滅領域の評価:
4.00/5点 レビュー 22件。 B ランク
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あらかじめAmazon.comのレビューに一通り目を通していたので、本作が主人公の独白だけで展開される抽象的な内容で、相当に読み手を選ぶということは承知していた。念のため英語版のサンプルをKindleにダウンロードして冒頭を読んだところ、「美しい作品だが、これは翻訳が下手だと読むに堪えない作品になる」と確信。そこで、あえて予約注文はせず、店頭で翻訳の品質を確かめてから、日本語版を購入するか、英語版を購入するか決めることにした。
そして待ちに待った発売日。書店に出向き、期待と不安が入り交じった気持ちで本書を手に取って冒頭の数ページを読んだところ・・・翻訳は予想を大きく超える高品質! その場で原文と読み比べてみたのだが、久々にプロの文芸翻訳家の凄さを思い知らされる巧みかつ美しい翻訳で、読みながら「これはうまいなあ」と唸らされてしまった。もちろん、即座に日本語版の購入を決定。ちなみに、相当に翻訳が難しかったであろう抽象的かつシュールレアリズムな内容にもかかわらず、翻訳の品質は最後まで維持されていたことを付け加えておく。
それにしても・・・これ本気で映画化するんですかね。多分に主人公の妄想が入り交じった、一人称独白だけで進行する、「スピード感」や「盛り上がり」という要素が皆無の作品を映像化・・・「Good Luck」以外に、制作陣にかけるべき言葉が見つからない。続編の『監視機構』と『世界受容』は、もっと映像化しやすい内容なのだろうか。でも、Amazon.comのレビューを読む限り、この作家の著作はすべて似たようなスタイルだという話が・・・。