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フォルトゥナの瞳



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【この小説が収録されている参考書籍】
フォルトゥナの瞳

フォルトゥナの瞳の評価: 3.31/5点 レビュー 186件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全91件 21~40 2/5ページ
No.71:
(5pt)

映画見られなかったので本を読みました。

映画も評判良かったと思いますが、原作も良かったです。映画の俳優さんの顔や演技をいろいろ想像して読むことができました。
フォルトゥナの瞳Amazon書評・レビュー:フォルトゥナの瞳より
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No.70:
(4pt)

美しくはかない心に触れる物語

【概要】
死に近づいた人間が透けて見える目(フォルトゥナの瞳)を持った主人公の実直な人生が描かれている物語。最初は職場での仕事への姿勢を通して真面目でひたむきな主人公を描き、その後特殊能力に気づいてからの葛藤を通して人間らしさを描きと、普通の人間である主人公が特殊な能力を持ち、葛藤し悩む姿がとてもよく伝わってきました。
【感想】
最初、この「人の死が見える」能力について、それほど不都合はないのではないかと感じていたが、後半になるにつれて、この能力の重みが理解出来ました。
「死が見えてしまった時、自分を犠牲にしても助けられるのか?」中々普段の生活では起こりえないシチュエーションであり、わが身に置き換える事は出来ませんが、主人公の気持ちもわかる選択をしたと思いました。
少し寂しい気持ちにもなりますが、人の強さにも触れる事が出来た作品かと思います。
フォルトゥナの瞳Amazon書評・レビュー:フォルトゥナの瞳より
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No.69:
(5pt)

美しくも儚い物語。人生における選択と決断、そして自己犠牲について考えさせられます。

日本人て、自己犠牲の精神の中に、人道的美学を強く感じる部分がありますよね。
勿論、そうした部分というのはどの国の人であろうがある程度は持っているとは思いますが、個人的な印象ではその傾向というのは相対的に見て他国の人々よりもかなり強いのではないかと思っています。

・・・そして、そうした面を自身の作品の中に巧みに織り込んで物語を綴っていく。
百田さんという人は、そんな物語を作るのにも非常に長けた作家なんだよなぁ、とは常々思ったりもしていました。
本作も又、そうした作品となっています。
・・・メチャクチャ感動させられました。泣かされました。 

ここに掲載された諸々レビューに目を通していると、結構辛辣な意見も多く、個人的には皆なかなか厳しいなぁなどと感じたりもしましたが、まぁこれが百田作品であるという視点で捉えれば、それだけハードルも高くなっているのかなと考え直したりもしました。
・・・ただ、それでもやっぱり、これが素晴らしく美しいストーリーであることには100パーセント間違いはないと、確信しています。

一方でこの作品には、主人公の自己犠牲的行動の美学を殊更に強調するだけなのではなく、彼の人間としての平凡さや弱さというものもその内面をつぶさに描くことによって表現されていて、そこのところがまたとても素晴らしいと思いました。
読者によってはウジウジした優柔不断で軟弱な奴と彼のことを評価する人もいるのかもしれませんが、個人的にはもの凄く共感出来るキャラでした。
・・・ひょっとすると、これまで読んできた百田作品の中でも、一番親近感が持てたかもしれない程に、です。

そして彼を取り巻く人々の存在も良かった。
総じて前向きに生きようとする人々が多く、読者である自分と一緒になって主人公を応援してくれます。
その暖かい心根に、胸に熱いものが込み上げてくるシーンがいくつもありました。

その一方で、人生の選択と決断の難しさというか、巡り合わせの良し悪しというか・・・
そんなことについて深く考えさせられるのも本作の大きなテーマのひとつなんだろうなと感じさせられました。

・・・同様に主人公のことを愛した二人の女性について。
一見、片方は不幸になり、もう片方は幸せになり。
そういう風に思えたりもするのですが、果たしてどうなのでしょう。
そして、そういう風になったその結果というのは、本当に主人公の決断ゆえの(あるいは決断しなかった結果ゆえの)ものだったのでしょうか?

何れにせよ、この二人の女性の存在が、そして更に言えば、幼き日に失った妹の存在が、彼の人生の選択と決断に大きく作用したというのは間違いないでしょう。
・・・そして、それが本当に正しい決断だったのかは、結局のところ誰にも分からないのです。

確かに、結果としては彼の行動は多くの命を救うことになった。
ただ、この行動により、ひょっとすると別の不幸に見舞われる運命になる人だって現れるのやもしれないのです。
何が正解だったのかなんて、本当に人間一個人の力では推し量れよう筈もないんだろうな。
・・・そんな気持ちにもさせられ、人の世の儚さや無常さというものを改めて考えさせらえる物語でした。
フォルトゥナの瞳Amazon書評・レビュー:フォルトゥナの瞳より
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No.68:
(5pt)

映画も原作も

映画を、見る前に読みました。原作と映画と楽しめました。是非読んでおきたい原作です。
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No.67:
(5pt)

面白かった

読み始めから引き込まれました。後半の盛り上がりはいつもの百田文学でした。
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No.66:
(4pt)

感情移入でワクワク感❗️

主人公・慎一郎の細やかな心理描写、心の葛藤、感情の変化等、非常に分かり易く丁寧に書かれています。物語の進行に伴って、慎一郎の心情変化の過程に、読み手を惹き付ける工夫もされています。また、今後、どの様に展開していくだろと、ワクワク感が堪らない。是非、読んでもらいたい一冊です。
ただ、ラストでとった恋人・葵の行動は考えさせられます。
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No.65:
(5pt)

恐ろしく考えさせられるストーリー

死ぬ運命にある人間が透けて見えることによって、誰が死ぬかが分かってしまう眼、フォルトゥナの瞳。
死ぬまでの期間によって、手首だけが透けたり、顔までが透けたり、見え方が変わってくる。
この作品は、出だしから人を引き込む魅力がある。
電車に乗り込むと、つり革につかまっている人の腕が透けている。
興味深いこと、この上ない出だしである。
フォルトゥナの瞳を持つ主人公木山慎一郎はこの能力に気づくにつれて、その能力の持つ恐ろしさに気づくようになる。
今まで何の問題もなくこの世界に住んでいた人が、死ぬことが分かる。そして自分はその未来を知ったうえで、それを待ち続けるか、それともその未来を変えるために行動するかの判断を自分で自分に問い、決めなければならない。
しかしさらに恐ろしいのは、慎一郎が人を救うべく行動するたびに、慎一郎の体はむしばまれていくという事実である。この事実に気づくにあたり、慎一郎は同じフォルトゥナの瞳を持つ医師に出会う。フォルトゥナの瞳を持つ人物が複数人いるというのも驚きだが、さらに驚きなのは、この医師は死ぬ運命にある人がどのくらいの期間で死ぬのかが分かるというのである。
このベテランのフォルトゥナの瞳を持つ医師と関わった後、慎一郎は運命の人、葵と出会う。きっかけは、慎一郎がフォルトゥナの瞳を使って彼女に這いよる死に気づき、救ったことだった。
女の子と付き合ったことの無かった慎一郎にとって、葵と過ごす日々は特別だった。デートを重ね、告白し、夜を共にするとき、既に慎一郎は心身ともにボロボロだった。この世界において慎一郎はこれ以上生き続けることは難しいと感じていた中で、ある電車に乗る人が皆透けて見えることに気が付いたのだ。その中には幼稚園児の集団も含まれていた。これだけの人を救ったら、自分は死んでしまうだろう。それでも救わないという行動をとれるのか。自分は医師と同じように、救うことをあきらめる人間になってもいいのだろうか。
こうして、慎一郎は死ぬという判断をとった。
葵は、それを知っていた。なぜなら、彼女もまた、フォルトゥナの瞳を持つ人物だったからである。これは衝撃的だった。この事実が空かされるのは慎一郎の死後である。恐ろしく考えさせられるストーリーだった。
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No.64:
(5pt)

読みながら有村架純さんの姿が浮かんでました

まだ映画公開前ですからもちろん映像見てないですけど、有村架純さんの姿が浮かんできて、たまりませんでした。
きっとはまり役だと思います。映画も見ます。
小説だけだったら星4つ、だったかもしれないけど、有村架純さんで星1つ追加です。

それにしても、これを書いてるのが、ハゲのおっさんですからね。
恋する青年の気持ちがよくわかるだけに、百田さん、やっぱただのハゲのおっさんじゃないですね。

映画が楽しみです。
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No.63:
(5pt)

人は人のために死ぬために生きている。

近々、この作品が映画になります。作者の百田さんは試写を見て、良く出来ているとおっしゃっています。
原作が素晴らしいので、映画も期待できると思います。
ネタバレしないように簡潔に記します。
主人公の木山慎一郎の心の葛藤がとてもリアルです。人は誰しも理解し難いことに出くわすと「ああでもない、こうでもない」と思い悩み、一度納得したことでもまた元に戻って同じ考えを繰り返します。
葵からの「ぶつけるようなキス」にはドキッとします。最後まで読むと、その時慎一郎の顔は…。
人のために生き、人のために死す。公(おおやけ)に奉仕する、日本人の生き方を百田さんは書きたかったのだと思います。
「永遠のゼロ」以来の一貫したモチーフです。
大東亜戦争の敗北、GHQの占領政策と洗脳によって日本人が失った日本の心です。
百田尚樹、あなたは素晴らしい。
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No.62:
(4pt)

映画は見なくても興味深いストーリー

皆さんのレビューを見ると、葵さん(有村架純)の生き方に賛否両論が沸いているようですが、小説を読む限りは彼女に悪い印象は持てませんでした。
死が近づいている人が透明に見えるという、尋常では考えられない能力を持ってしまった主人公が実直に真剣に自分の人生に向き合い、最後は自分の想いを貫く姿に胸を打たれました。
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No.61:
(4pt)

普段、読書しないですが面白かった!

映画のCMを見て気になったので本を購入しました。
普段、マンガしか読まず、読書しないので読み切れるか不安でしたが、1週間かけて隙間時間で面白く読みきれました!
他のレビューのオチや感情移入できないなどで厳しい意見も分からなくもないですが、読みやすく、映画の映像でイメージができ読書初心者には良い買い物でした!
フォルトゥナの瞳Amazon書評・レビュー:フォルトゥナの瞳より
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No.60:
(4pt)

上には上があります

中学生の時に「バビル二世」を読んで以来、超能力者ものが大好きです。「フォルトナの瞳」も楽しめる作品です。が、予知能力を持った超能力者の話であれば、なんといってもスティーブン・キングの「デッドゾーン」が私にとってのベストワンです。それに次ぐのは宮部みゆきの「龍は眠る」です、冒頭の嵐のシーンは白眉です。「ボックス」を書いた百田さんであれば、同じ超能力者を描くにしても、もっと飛びぬけた作品が書けたのではないか、と少し残念な気がしています。
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No.59:
(4pt)

最後は、ええ〜っ

映画のロケを見て原作を読みたくなりました
フォルトゥナの瞳Amazon書評・レビュー:フォルトゥナの瞳より
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No.58:
(5pt)

心が洗われます

百田さんのエッセイはクセが強いので嫌いですが
小説は大好きです。
この作品もとても良く素直に感動しました。
ラストは意外な展開で驚きました…。

もっと感動したいから、もっと多くの作品を生み出して欲しいです。
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No.57:
(5pt)

粗削り感はあるけれど

基本的にはとても読みやすい文体。だけど技巧的な点を論えば、
突っ込みどころは確かにあるかもしれない。
主人公の行動にまどろっこしさを感じるところも多々ある。
だけども、だからこそ逆に主人公に対し、ダメな子を見守る様な
気持ちが芽生えて一喜一憂している自分がいる。
個人的には、こんな不器用なラブストーリー物は久々に読んだので、
色々な想いが胸に去来しました。
この作品に興味を持った人は、先が読めたとか色々書いてる人いますけど、
そんな陳腐なレビューは無視して、取り敢えず手に取ることをお勧めします。
フォルトゥナの瞳Amazon書評・レビュー:フォルトゥナの瞳より
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No.56:
(5pt)

妹のなつこ ※ネタバレしてます。

わずか2歳で火事で命を落とした、主人公の妹なつこを思うと、涙が止まりません。
もしかしたら、人は皆、この世を去った人たちによって生かされているのかもしれません。
何気ない日常を大切に生きようと思いました。
伝えたい思いは、いますぐにでも伝えようと思いました。
誰かの為に死ぬ。綺麗事に聞こえるし、実際そう簡単に出来ることじゃありません。
どうか主人公が、あの世で家族と幸せに暮らしていますように。
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No.55:
(5pt)

不思議な世界観

とても読みやすく、不思議な世界観なので入り込んでしまいました。
あまり他の小説にはない感じなので本が好きな方は読んでみてもいいと思います
フォルトゥナの瞳Amazon書評・レビュー:フォルトゥナの瞳より
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No.54:
(4pt)

自分だったらと考えてしまった。

とても読みやすく、字を読むのが遅い私でもスラスラ読めました。
ただ少し、テンポが悪いようにも感じました。
「他人の運命を変えること」については、なるほどなーと興味深かった。
自分だったら…と考えてしまう。
結構楽しく読めたが、ラストは予想ができてしまったのは残念。
フォルトゥナの瞳Amazon書評・レビュー:フォルトゥナの瞳より
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No.53:
(5pt)

結構、厚い本なのに、一気に読めました。

一気と言っても、家にいるときにしか読まなかったので
一週間くらいかけて読みました。

百田尚樹さんは、同じテーマの小説は書かないと
聞いていたので、楽しみでしたが、
レビューの評価が低かったので、
期待せずに読んだせいか、
楽しめました。

やはり、自分に死を見える能力があるとしたら
どうするだろうと、考えながら………

最後に、愛する恋人の思いが書かれているけど、
この思いを伝えてたら……と
考えてしまいました。
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No.52:
(5pt)

助けられなかった、妹への思い。

不条理な現実、幼い主人公は火事直前、妹の体が透けて見える事に気が付くが、運命を変える力はなかった。
成人した主人公は、孤独だ、車のコーティングショップで黙々と働くが、有るとき、体の透明に透けたサラリーマンの最後を見てしまう。「フォルトゥナの瞳」女神フォルトゥナは、人の運命をガラス球に見ることができる。同じ力を持つ「黒川」にそう教えられる。人の命を救う対価が伴うことも。作者は前半のプロットを考えた、どういう結末にまとめるか悩む、中盤物語が、混とんとする。結末のインスピレーション、「大災害がおきる」永遠のOの時のように、理想の未来は、恋人と生き残ること。自分にできる運命を変える力を、どう使うか。すべてを、無視して生き延びるか。作者の答えは、読んでください。
フォルトゥナの瞳Amazon書評・レビュー:フォルトゥナの瞳より
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