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十角館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
十角館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全694件 561~580 29/35ページ
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綾辻行人氏の小説に最近ハマった者ですが、 読んだのが緋色以降のホラー血みどろ系 (サイコホラーというべきかw)ばかりしか読んでなかったので、 評価が高いこの処女作を読むに至りました。 犯人は分かりましたが、トリックの予想は悉く外しました。 これぞ叙述トリックの決定版!! さすがは新本格ムーヴメントを起こしただけあります。 買って損なし。 | ||||
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普段推理物を読みません。単に物語として読みました。 キザったらしい台詞回しは推理物の様式美なんですかね(笑)、でもハマりそうです。面白かった! 随分業界に衝撃を与えたデビュー作だそうで…著者はギターが好きだそうですが、綾辻氏はさしずめ推理小説界のエドワード・ヴァン・ヘイレンみたいな存在なんでしょうかね。 | ||||
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名探偵ホームズからミステリー好きになりました。 最近、ミステリー小説らしいミステリー小説を読んであませんでしたが、これほどおもしろいミステリーを読んだのは久しぶりです。 途中、鳥肌が立ちました。 こういう本に出会えたことがとても嬉しいです。 アガサクリスティーなどのいかにもな感じが好きな人なら絶対楽しめます。 | ||||
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すぐれた小説だと思います。 しょっぱなから抵抗があった「アガサ」とか「エラリィ」という登場人物らへの呼称も、 きちんと意味があることが最後にわかります。 本格ミステリ、というジャンルに詳しくない私には、 アマゾンの評価は、やや偏愛気味に感じましたが、 あとがきを読むと、その理由もわかります。 新装版のあとがきには、それに加えて単行本の当時のあとがきも載っており、 この小説が20年以上前の、いわゆる日本の本格ミステリ におけるエポックメイキングだったこと、 そして日本における本格ミステリの歩んできた艱難が察せられます。 優れた才能を大事に育てることも読者の勤めであると思いました。 | ||||
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とある小説に、この作品が登場していたので読んでみました。初めての綾辻作品です。 冒頭のプロローグにて、犯人のモノローグが書かれているんですが、その文章が めちゃくちゃカッコ良くて痺れました。ベタベタの推理小説的な趣のある筆致です。 この時点でワクワクしてしまったんですが、中身も読者を飽きさせる事のない展開です。 どんどん死んでいきますし、推理も進んでいきます。その裏で伏線も張られていきます。 そしてあの驚愕の「一行」ですね。 この一冊のみで綾辻のファンになってしまいました。 館シリーズ全部読みたいと思います。 | ||||
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ここのレビューを参考にして購入を気めましたがいかんせん分厚く最近ミステリーを読んでないこともあって大丈夫かなと思ってましたが5日で読んでしまいました。読んだあとの快感がすばらしい。 感想は皆さんが書かれたとおりで伏線の張り方が見事。 ここのレビューはほんとうに参考になります。 | ||||
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本書登場のときの衝撃は、すごかった。その当時、本格ミステリといえば高木、鮎川等の旧作か、翻訳ものか、新作なら島田、都筑あたりしかなかった。松本清張もどきの社会派といっても中身の薄いミステリが氾濫しており、本当に読み応えのある濃いミステリを渇望したいた。だから、本作を読んだときの驚きと喜び、そしてこの作品が評判になってこの作者の自作が刊行されることへの願いには、とても熱いものがあった。 そのため、本作に対する評価は、どうしても甘くなる。客観的に見たら、ミステリとしてのレベルと作品の完成度では、もっと上の作品がいっぱいあるだろう。しかし、あの頃にこの作品を刊行した、世に出し挑戦状を叩きつけた、その勇気に高い点をつけたい。 本作は典型的な孤島もの、ミステリサークルの仲間、という、まさに本格ガジェット満載の典型的なマニアック本格である。この設定だけでも本作を手に取る意味が本格読みにはある。そして、その若さゆえのガチガチのロジックに痺れたものは、間違いなく本格おたくである。 著者のスタートであり、現代本格ミステリの隆盛のきっかけとなった歴史的作品である。これを書いた著者、世に出すサポートをした島田、宇山諸氏に深く感謝したい。彼らがいなかったらと思うと、本格読みはゾッとしてしまうのである。 | ||||
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”大作家”の作品ではないと思っていますし、”ベストセラー”でも無いと思っています。 しかし、ここでのレビュー数が多いなど、一部で大きな評判になっている作品だと思って見てました。 それをようやく読みました。 面白かったです。 途中から、「真犯人は誰?」「どうやったの?」と思いながら止まれなくなりました。 しかし、星5つを出す事には躊躇しました。 私は松本清張さんや、堂場瞬一さんのファンです。 ”社会性”や”人間関係”を重視しながら作品群を楽しんでいると思います。 この作品を読み「殺人の動機はそれで良いの?」「そんな風にうまくいくの?」と思った部分もありました。 その分、マイナス1ポイントです。 これがデビュー作、という綾辻さんの素晴らしさを感じました。 他の作品も読んでみようと思います。 また、10代の息子には勧めました。 若者が楽しめる作品なのではないかと思いました。 | ||||
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最近実用書しか読んでいなかったので、久しぶりに推理ものを読んでみようとまとめ買いしたうちの一冊。 非常にテンポよく読めた。後半には何となく犯人も想像できた。動機も含めて。 それでも、あの一行には「あー、そうきたか!」と言わされた。レビューを見ていて「あの一行」の知識があったにもかかわらず。 他のレビューにもあるように確かに全体的な軽さは否定できないが、通勤の時間に楽しめる一冊でした。 | ||||
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最初の印象は分厚いなーという感じでした。 最後に驚かされるらしいということは判ってたんですが、 それまで我慢して読まなきゃいけないのかなんて最初は思ってました。 でもそれが違うんですね。アガサ・クリスティ調クローズドサークルの ツボを押さえた雰囲気にすっかり魅了されて、気付いた時には どっぷりハマりこんでました。 ハッと気付いた時にはもう終盤で、ふたつの舞台(詳しく書けない!) がアレで、ああなっていたのはもう衝撃でした。 最後、真相がページめくったとたんに出てくるようになってるのは、 改訂したからでしょうか? 粋な演出ですね。やっぱいい物はいいと 再確認させられた秀作ミステリでした。 | ||||
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レビューや、いろんな掲示板とかでの評価が良かったので、期待しながら読みました。 見事に僕の期待に答えてくれました 読みやすく、文も秀逸、登場人物が魅力的でおもしろい。そして何よりトリックが凄かった ストーリーも矛盾点や、?となる場面が無く、読んだ後も凄くすっきりしました これから、綾辻行人さんの館シリーズや他作品を読んでいこうと思いました | ||||
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本書が出た当時に読み、かなり楽しめた記憶があったので、 久々に改訂版が出たということで読んでみました。 トリック・犯人については再読にもかかわらず(記憶力が悪いからか、、)、 最後までわからず、その意味でもまた楽しめました。 まだ読んでいない本格好きの方は是非読んで頂きたいと思います。 | ||||
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本書は推理小説を大量に購入した際に、間違えて購入していたものの一冊。 これほど有名だとは知らずに、読み始めました。 島での犯人は、最初に気がつきました。 ほかに考えようがなく、誰が考えてもこの人だと思いました。 物語が、並列に走っていて、その間の架け橋がなにかが、 最終章の前に種明かしがあります。 自分は推理小説の愛好家ではないので、一瞬、何を言っているのかが分かりませんでした。 最後の最後の壜の意味も、ひょっとしたら勘違いしているかもしれません。 それでも興味深く読めたのは、著者の文章力だと思います。 ありがとう。 | ||||
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本書は推理小説を大量に購入した際に、間違えて購入していたものの一冊。 これほど有名だとは知らずに、読み始めました。 島での犯人は、最初に気がつきました。 ほかに考えようがなく、誰が考えてもこの人だと思いました。 物語が、並列に走っていて、その間の架け橋がなにかが、 最終章の前に種明かしがあります。 自分は推理小説の愛好家ではないので、一瞬、何を言っているのかが分かりませんでした。 最後の最後の壜の意味も、ひょっとしたら勘違いしているかもしれません。 それでも興味深く読めたのは、著者の文章力だと思います。 ありがとう。 | ||||
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いわゆる「叙述トリック」というジャンルです。文字だけで脳内再生されるため、不足している情報を自分で勝手に思い込んで読み進むため、あっと驚くこの仕組みは映像化は原則無理なものです。 この作品も違和感なくその記述がされており、終盤のあの一行であれっと思わせて、エンディングになだれ込むところはカタルシスですね。 ただ他の作品に比べてやや作りすぎのところがあり、若干評価が低めになっています。特にミステリー初心者にお勧め。これが入門作だとしたらその人はとても幸せでしょう。 | ||||
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読み進めていくうちになんとなく犯人の目星がついてしまうのだけど、それを確信させないところが絶妙です。犯人がわかった時も「やっぱりそうか」ということより「そういうことか!」という驚きの方が大きいです。しかもそれを一文で与えてしまうとは…デビュー作にして、すでに著者の醍醐味がいかんなく発揮されていますね。 | ||||
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探偵小説を読むのは久しぶり。十代の頃は随分と読んでいたものだが、大人になってからはとんとご無沙汰。日本でどんな作家が人気で、どんな作品が出ているのかも知らない私であるが、名前だけは聞いたことのある作家さんだったので手にとってみた。作者の処女作であり、87年の発刊。27歳の時に書かれたとのこと。かなり面白く、結局二日で読んでしまった。クリスティの「そして誰もいなくなった」がモチーフのようで、作者のみならず登場人物もそれを意識しているのだが、私は読んだことがないので比較はできない。つまりは孤島もので犯人の正体がつかめないまま、次々に人が死んでいく。いずれもそれらしき装いをふりかけられた犯人候補が次々に登場するので、最後の意外性にびっくりさせられるという仕掛け。探偵小説のトリックについて一家言ある人は知らないが、娯楽作品としては十分に楽しめたので野暮なツッコミを入れるつもりはない。巻末の鮎川哲也氏による解説も面白い。要するに「お前ら叩きすぎなんだよ!」と言っている。本作は"新本格派"の嚆矢となった作品だけに、高い評価と共にいろんな批判もあったものらしい。その後ネット時代に入り、当欄をみれば分かるように素人書評がますますかまびすしくなっていることを考えると、探偵作家もなかなか大変な仕事のようである。 | ||||
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日本のミステリのある一側面において先駆者的な作品である。この「ある一側面」が何なのかはネタバレになるので避けるが、この作品を皮切りに多くの日本の新人作家が後を続いた為。所謂「新本格」の記念碑的な意味がある。難点を言えば、ワントリックだけで物語や登場人物のつくりが低いという事か、ある主の個性はあったが、深みはなく感じた、動機も低い。この難点は後の作品では大幅に改善されたと思うが、この作品では低いので、減点対象。 | ||||
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様々なサイトで「これは面白い」と多くの人が薦めていたので買って見てみましたが、たいして面白くもありませんでした。伏線の張り方が簡単過ぎて、100Pくらいで犯人もトリックもわかってしまいました。注意して読まなくても「コレはおかしいんじゃないか」という文や行動がたくさんあり、それを組み合わせれば答えが簡単に導き出せてしまいます。私はこの伏線の張り方と「ドンデン返し」という前評判から、多くの伏線を書いておいてミスリードを誘発させ最後に衝撃の結末がくるのかと思っていましたが、予想内の結末すぎて逆にびっくりしてしまいました。 | ||||
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最後まで犯人がわからなかったので時間を忘れ興味深く読むことが出来ました。物語が二つの場所で二元的に語られるのも効果的でストーリーにより深みを持たせているなと感じました。登場人物がニックネームで語られるのは最初は読みにくかったですが最後で納得出来ました。流石にトリックはもう少し被害者が賢かったなら破綻してしまうものですがこの手の作品では仕方ないと思います。ミステリーが好きな方ならお勧めです。 | ||||
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