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PSYCHE
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PSYCHEの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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さあーっ、と読んでいける小説です。 中身があるようなないような、重たいのか軽いのか、まるであらすじだけじゃ分からない。 人々とのぽつぽつとした会話がテンポよく小気味よく発せられていって、自分の吐露がつらつらと述べられていく。 扉絵が度重なるごとに黒く塗りつぶされていってきびが悪くなっていく。 表紙のカバーイラストがかけらもない。扉絵に騙された!という人もいるのではないでしょうか。 くるっていくさくひん、だと書いている人が多いですが、くるっているかどうかなんて人によって違いますし、くるっていくさまがそのとおりかどうか読んでお試しあれ、です。 | ||||
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【あらすじ】 飛行機事故で家族を失ったナオには、死んでしまった家族の姿が見える。 だから、家の中は思いのほか賑やかだ。姉さんが階段を駆け降りる音が 聞こえてくるし、テーブルに着いた父さんは文庫本を捲っていて、 母さんは何処かでボソボソと何かを呟いている。 奇妙な家族と従姉妹のアイと交流しながら、ナオはある一つの絵を仕上げ ようとキャンバスに向かっていた。 夢と現実の境が曖昧になる中、ナオが見たものとは―― 【感想】 星海社文庫版の方の感想です。 何処か遠くから眺めているような文章が夢と現実を曖昧にし、とても不思議 な世界観を作り出していると思います。何が現実で何が夢なのか、読み手側も だんだんと分からなくなってきます。この曖昧な空気がこの作品の最大の魅力 ではないでしょうか。 全体的に欝でダークな内容ですので、非常に読み手を選ぶ作品でもあると思い ます。明るい話が好きな方にはお勧めできません。ラストもすっきり終わる訳 ではないので、そこから自分なりの答えを見つけて味わえる方でないと、不完 全燃焼な読後感になると思います。 私はこの暗い雰囲気は好きなので、とても興味深く読み進めることが出来ました。 | ||||
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こういう系統の小説が好きなので、かなり楽しめました。ただ、話を投げるバランスというか、もう少し書き込んでも良かったんじゃないかと思いました。本当にあと一歩で星4つの面白い作品でした。 | ||||
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表紙が最高です。 冬目景さんの描く儚さと危うさを持った少女は、本当に素晴らしいと思います。 ただ残念なことに、本文とはあまり関係がありません。 「アイ」なのかもしれませんが、作中のイメージとは違います。 星三つは全て表紙への評価で、内容に関しては評価対象外です。 はっきり言って、浅い。 文章もプロとしてはかなり下手だと言っていいレベルでしょう。 重く、深い話を書こうとした素人が、見事に失敗したといった印象。 主人公を初め、登場人物全員にリアリティがまったくなく、少しも共感できませんでした。 退廃的な雰囲気を好まれる、小説を読み慣れていない方にはいいかもしれませんが、 他に読むべき本はいくらでもあると思うので、お勧めはしません。 | ||||
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