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ストーリー・セラー
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ストーリー・セラーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全100件 61~80 4/5ページ
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学校の図書館で見つけ、読んでみました。 他の方も何人かが書いていらっしゃいましたが、好き嫌いが分かれる作品だと思います。 一気に読み切ってしまいました。でも、何かが腑におちませんでした。しかし、それがまたいいのでは・・・と思います。 有川さんの完結しきらないような書き方にハマってしまう方には、ぜひ、おススメです。 | ||||
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「甘く、哀しい恋愛小説」 これで興味がわくなら、ぜひご一読を。 期待に応えて楽しめると思います。 ※そういう気分のときに読むのがいいのかも 構成は、対になる2つの物語(Side:A、Side:B)で構成されています。 主役の夫婦が、妻は小説作家、夫:読書家(本好き) やがて亡くなる伴侶との、出会いから、その日までを描いてます。 妻は、本を書く以外は、全くダメで、家事や洗濯もできません。 性格は男っぽいが、これはツンデレ? 夫は、妻を甘やかすことが趣味な、妻の幸せを願う男。 そんな夫婦が過ごした時間、そしてその時に向けて書いた小説とは!? ********************************************************************* 小説をよく読む方は、この夫婦に共感できると思います。 ボクは、ベタな恋愛小説は苦手なのですが、 この夫婦(作家と本好き夫婦)の細かい設定や感情描写に、 ちょっと共感して読んじゃいました(;・∀・) ※雑誌(文庫にもなってる)「ストーリーセラー」Side:A が掲載されており、 ・伊坂幸太郎、佐藤友哉、道尾秀介 も同じく掲載されているので、 この名前なら、雑誌も非常にお得かと思います。 (どれも期待通りに、おもしろかったです) | ||||
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まず表紙に目をひかれ、 作者名を見てすぐに買うことを決めました。 オシャレです。 内容はオシャレというほど背伸びした恋ではなく 身近にありそうな、あったらいい、あったら切ない、 気持ちになるエピソード。 個人的に 有川さんの作品の中ではもっとも お気に入りの作品になりました。 | ||||
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奥さんが小説家で旦那さんが会社員という 設定の夫婦2組のお話。 SideAは奥さんの病気に無理があると思ったけど、 まあ最終的には良かったと思う。 SideBについては、無理に話を作らないで 別の短編をいくつかいれればよかったと思う。 最後の方はごちゃごちゃしていて他の人のように 感動はできなかった。 | ||||
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Side Aは既読だったので、Bのみ読みました。 堪りません。 くさいくさい話だとも思います。 だけど、胸が締め付けられる感じです。 結婚して20年。 決してラブラブなんかではなく、二人とも大きな健康上の問題も無く、のほほんと過ごしています。 相手が居なくなろうとしたら、こんな気持ちになるのだろうか? のほほんと過ごしていられる幸せを感じさせられました。 | ||||
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ストーリー・セラー/小説家を題材にした新潮社のアンソロージーに書かれた作品を単行本化するために、同一主題で夫が死ぬ場合を書き下ろし、まとめたものです。Side Aは精神を病んで壊れていく作家をとても切なく描いていて泣けました(考えると死ぬという奇病設定は蛇足でしたが).Side Bは愛する夫の死に必死にあらがおうとする主人公に有川浩の姿が重なりました.ただ、西尾維新や奈須きのこのような単語の羅列による感情表現はらしくないし、値段の割には薄っぺらいと言われていも仕方ないと思います.短編集に入れるべき内容で装丁で豪華にして高値で売るやり方は有川作品にはやってほしくないです。水嶋ヒロだけで結構です. | ||||
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なるほど〜と。読後感は満足と感動でした。 文体から受ける違和感の払拭と、彼女のひたむきな心(エゴ)が真心に昇華された感触を同時に味わえた感じ。 一人称と三人称とが入り混じった文体だったので最初からおかしいと思いながら読んでいました。 こんな下手な文章を書く作家じゃないはずだと……案の定、叙述トリックです。 同じ言葉を繰り返すなど、あえて陳腐でベタな心情描写を多用していますが、このトリックをよりいっそう生かすための仕掛けと判れば納得できます。 物語の主人公はどこまでも「彼」であり、「彼」の心が描いた(書いた)物語を読んだ錯覚に陥りました。 作中には『書ける側』と『書けない側』という表現が出てきますが、その定義すらも曖昧にさせられるような……この感覚はなんと表現したらいいのでしょうね。私は見事にトリックに嵌まってしまったようです。 | ||||
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簡単にストーリーを書くと、 たいそう読書好きな男性を引き付ける本の著者が身近にいる女性だったことを知り、 そこから一気に関係が近づき、結婚するが、ひょんなことからトラブルが発生し、 女性ないしは男性が不治の病にかかり、死ぬといったどこにでもある内容。 そして、勤勉なサラリーマンスタンスの者を女性化して書いていることで 男性なら普通だが、女性だから強さを見せつけている。 ただ、この手の流れはツンデレ漫画にはよくあることなので何も真新しいことではない。 前半部分と後半部分だけは細かく描写しているのにその間は完全に筒抜け状態で、 単に著者は出会いと別れを男女別々で書きたいだけのようにしか見えない。 約200頁の本ですが、1時間程度で読み終わりました。 それだけ内容が薄いってことです。 現代日本人のように薄っぺらいストーリーでも「読書してるんです!」 なんてたいそう偉ぶって言いたい人にはぴったりの本ですが、 著書に出てくるような読書好きの方には完全不完全燃焼です。 ツタヤ(書店)にて恋愛部門No.1かなんか書いてあったから読んでみましたが、 読書を普段からしていない人には読みやすいのでいいんじゃないかと思います。 こういったノンフィクションは普段から殆ど読まないのですがそれでも本は年間 300冊程度読んでいる私から見れば、この程度の作品で☆5なんてつけられる人は 相当読書した経験が無いんだなぁ・・と言わざるを得ないです。 もうちょっと文学作品読んでからレビューしようよ。日本人として恥ずかしい。 | ||||
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カバーイラストからは想像できない、壮絶な2つの物語。 読み終わったときの衝撃が、他の小説ではちょっと思い当たらない。 sideBはどこまで本当のこと、いや、少しでも現実が語られているのか? 気になってしまって。 有川作品を初めて読む人にはお勧めしません。 「図書館戦争」とか「阪急電車」「植物図鑑」くらいから入ってください。 それで、もっと読みたい人は是非どうぞ。 読みごたえのある作品を読むと、他者の感想が気になってアマゾンのレビューを読んだりするけれど、 自分だけの感想を固めるために一晩置くことが多い。 だが、この本に限っては読み終わってすぐにカスタマーレビューを読むためにPCを開けた。 これを、どう受け止めたらいいか分からなくて。 有川作品の中でも異色だし、レビューで批判されてる点には納得できる部分もあるけど、 わたしは感情を揺さぶられました。 なんにも感じない小説よりずっといい。 | ||||
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作者の作品で既読は「阪急電車」のみです。 あちらは面白いと思ったのですが。 娘に勧められて読みましたが、わたし自身が読者として年寄りすぎたようです。 涙腺は刺激されましたが、ほぼ反射。 Bは蛇足だと思います。 作者は、 自分の作品が筆の勢いで読ませるだけの力量を持っているということをそんなにも言いたいのか。 AでもBでも同じフレーズが出てきて、くどさを感じました。 夫婦で外界を見ないどっぷりさも、幼なすぎて気持ち悪い。 そういう人種でなければ小説なんて書けないかのような表現の数々。 それによって勝手に不幸が増しているのに、 それを可笑しがる余裕もない内容。 装丁が美しいが、それすらも、夫へのプレゼントでしかなく、 読者の存在はセラーに対するバイヤーでしかないのではと思わせる。 ひとつだけ沁みたのは、別れの言葉が「それでは」だったというところ。 おびただしい単語の羅列より、その一言が。 いや、それすらも計算なのか。 なんにしても、 邪魔されたくないからという理由だけでキスで口を塞ぐほどの読書好きの男子は、 わたしはごめんです。 「今だ!チャンス!」くらい思って欲しい(笑)。 | ||||
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私も装丁にやられて手に取ってしまいました。(笑) ちょっと前に読んだので、思い出しながら書きます。 ・・・いずれにせよ、芯の強い、男気のある女子に惹かれるあたり、男性にとって永遠なのかな、と 思いますね。 本が売れてメジャーになり、予想していなかったことが起こり(家族の確執、病気等。)、だけれども2人は夫婦として人間として支え合う。 最後に死を迎えるあたり、同じ言葉がずーーーーーっと 続きます。 私も思いがこみ上げる、というよりはえーーーーーーーっと引いてしまいました。。 | ||||
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ただ甘いだけの恋愛小説ではなく、気持ちの悪さ、えげつなさ、色々入っています。 全部ひっくるめて、この作品が好きです。 恋愛や結婚に対しての価値観が冷め気味な私でも、この本を読むと、夫婦っていいなぁ、と思ってしまいます。 ハッピーエンドではないけれど、登場人物たちの想いの強さに涙がボロボロ出てきました。 そして、このお話はフィクションだと分かってはいるものの、気になってしまう有川さんの旦那さん。 以前インタビューで、『レインツリーの国』の伸に近いと言っていましたが、どうなんでしょう? | ||||
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正直、どう評価していいかわからなかった。 作者がどうしてこの物語を書いたのか、非常に気になって、 あとがきを探したら・・・ 無かった。 今までの有川さんの小説が好きでこの本を手に取りました。 リボンをかけたプレゼントのような装丁、いつもの恋愛模様を 期待していたら一転、物凄い衝撃を受けました。 独特な描写、わざとらしくありえないような導入部分、 極端な心理状態への展開、読み手に対してどんな感想を持ったか 言ってみろ、とでもいいたげな挑戦的な作品に仕上がっている。 | ||||
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うーん。確かに今までの有川作品のような爽やかさとか、胸がほっこりするような感じの作品ではないけれど、素晴らしい作品だと思います。 精神力をごっそり持っていかれるほどの確執や執念や人間の醜い部分の応酬がたしかに沢山あります。 でもそれがあるからこそ伝わってくる情愛の深さがある。臭いものに蓋をしなかった作品です。 出会い方が不自然、付き合う過程が強引で有り得ない、後味が悪い等のレビュー…確かに好き嫌いが別れる作品だと思います。 理論的、現実主義者、感情移入しにくい方、または男性にはのめり込みにくい作品なのかな…。 その人と一緒に人生の一部を積み重ねられた事、その人の人生に関われた事、その人に必要とされる事がどんなに幸せか、体験した事のある人か、この作品で素直に感情移入できてそれが感じられた人にしか、この作品の良さは伝わらないのかもしれませんね。 私は胸を抉られるような痛みと苦しさと愛に号泣しました。海の底、植物図鑑、に並ぶ私の中では大好きな作品です。 | ||||
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話の流れも出会いも別に文句ない。 でも何かひっかかる。 極端な性格の主人公、今までだって登場してた。 でもここまで執念とか怨念を込めたような行動を 主人公がしなくっても・・・とひいてしまいました。 それと、肝心なところで 主人公の気持ちがわからなくて困ってしまった。 もう一行、気持ちを書いてもらえないかなー。 そういうのでテンションダダ下がりになると 気にしたこともなかった 男の子の回りくどいセリフが鬱陶しくなって 女の子のヒステリーに近い拒絶が共感出来なくなる。 のめり込めなくて寂しかったです。 あとこの2話を並べて入れるのが良くわからない。 話の流れから2話目の意味もわかるんですが 片方だけで十分な気がします。 こんだけ近い話なら 同じ話で目線変えたのを読みたかったなあ。 大好きな作家さんでも 一冊くらい自分と合わない本もあるよなと また今度を楽しみにします。 | ||||
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読んだ私としては、マイナスなこと書いてる人たちに 「嫌いなら何でそんな食ってかかってるんですか。」 と笑いたいのですが。 とまぁこれは読んだ人なら分かる皮肉でして。 良くも悪くも心に残って離れない物語です。 女性作家とその夫の物語。 読んだ人は必ず思うでしょう。 「どこまでが本当なの?」 と。 多少無理がある設定だと言うのは否めませんが、それ以上に私は物語に引き込まれました。 沢山の人が書いてる同じ言葉の羅列も私にはプラスにうつりました。 ページを捲った時の圧倒感は忘れられません。 迷っている方にはぜひ読んでもらいたい作品です。 | ||||
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〜前半を読んでの感想〜 正直、有川さんの作品?って感じが読んでいる時に一番思いました。 自分は有川さんの作品が好きで読んでいますが、この作品はどこか有川さんらしさが無いです。 内容が薄いのかな?ケータイ小説みたいな感じがします。 しかし、好きな人は好きだと思います。話のも発想かなり面白いです。しかし何処か引っかかる所があります。 前半を読んで自分が一番感じた感想です。 正直、嫌いな人は嫌いで好きな人は好き!といった感じの作品だと思います。 これから後半も読もうと思います。 二、三回読み返してみたいと思います。そうすることで、有川さんがこの作品にどのような事を思って書いたのかが分かると思うので・・・ | ||||
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人の好みは別として。 私はやっぱり有川浩さんが好きだなぁと感じられた作品でした。読み手である以上、自分の好みの小説に出会える事は少ないです。だけど、そんな小説を書ける人が近くにいたら‥‥。でも、有川浩さんが小説を書いてくれているので私は幸せですけどね。Side:Aで最期に使われた言葉はきっとあの瞬間その思いだけが彼女の頭に巡っていた事が伝わってきました。彼の頭の中にも同じように‥‥。Side:Bでもきっと強く強く文字を繰り返し打ったと感じられました。小説を1人の人間として考える事が出来れば。まぁそれでも好みはしょうがないですが、とにかく私は有川浩さんの世界が好きだという事実を書かせて頂きました。 | ||||
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有川作品はほとんど読んでいます。今回はとくに装丁も美しく、すぐに購入しました。 いつも話の舞台となる着眼点がユニークで、それが楽しみで毎回読んできました。今回は二つの話とも「作家」が主人公です。自らの作家生活から思うことも織り交ぜながら書かれたのではないかと思うのですが、正直なところ、話の創作する舞台が浮かばなくて、自らの職業を題材に書いたのかなと思ってしまいまいました。言葉の繰り返し表現の多用さも鼻につき、泣かせる話のわりには話の世界に入り込めず、しらけてしまいました。彼と彼女との出会い方やきっかけに強引さや無理があるように思え、それが”しょせん作り話だよな”という思いにさせたまま終わりました。ちょっと残念! | ||||
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有川浩さんの本は全部読んでいます。ストリーセラーは作家である妻が亡くなるお話のSide:A、読者である夫が亡くなるSide:Bという構成で語られます。 どちらも予定調和的なハッピーエンドではないけれど、後味の悪いお話にはなっておらず、夫婦の愛情がほのぼのと伝わってきます。 有川さんは、語り口とお話の進め方がとても上手いのでスラスラ読めます。 ラノベでデビューし、図書館戦争が代表作の有川さんが、文学しようとしているのかなと思う作品でした。 | ||||
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