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ストーリー・セラー
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ストーリー・セラーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全100件 21~40 2/5ページ
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小説家の女性と,その最大のファンでもある会社員の夫. 妻が死ぬストーリーと夫が死ぬストーリーの中編の2作品. 女性の夫への想いが中心に描かれており, 愛情と死による別離の過程が描かれている. そのひたむきさや純粋さに感動できる読者には楽しめるのかもしれない. ただ,その男性像がなんというか,同性から見ると 少々現実離れしていてリアリティが感じられない. この作者の別のラブストーリーである「レインツリーの国」でも感じられたが, 恋愛を描くのに,人間の心理の葛藤や行き違いではなく,条件設定を全面に押し出している. 登場人物は毒のない,理想に近い人物像で,よくも悪くもピュアである. ラブストーリーは,恋愛の障壁となる事象やイベントを乗り越えて, 愛情を深めているプロセスが肝だと思うが, この作者はその障壁を登場人物の内面ではなく,設定に置いているわけである. でも,個人的にはこういうラブストーリーはあまり面白くない. もっと,男のみみっちさや女の思い込みなど,ありふれた人間の心理を描かないと, リアリティが感じられないし,人物造形が薄っぺらになる. 何より,ストーリーに共感できない. | ||||
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作者の小説は全般的に好きなのですが、本作は読んだあと何も残らない内容でした。残念です。 | ||||
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有川さんらしくはないのかなという話でした。とはいえ、図書館戦争と植物図鑑しかちゃんと読んだことないけど… サイコのような、でも恋愛小説で、私的には、山田宗樹作品を彷彿させる話でした。 山田さんの「聖者は海に還る」とかそのへんが嫌いじゃない人は好きだと思います。 決してハッピーエンドではないので、植物図鑑が流行ってるからそこらへん期待して読む方はやめましょう。 幅があって面白い作家さんだと思います。 キャラクターはなんか、いい男とかっこいい超人女で、なんかなんか…うらやましくなんかないんだからっ(泣) みたいな(笑) 有川さんご夫婦がそんななの?なんて深読みしちゃいました。 | ||||
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本の状態はとても良かったです。カバーに傷もなく、神の黄ばみもなく大変良かったです。 | ||||
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楽しい作品も、面白い作品でもなかった。 作家が死ぬか、作家の夫が死ぬかが、SideAとSideBの違い、とするのは乱暴か…。 作家というもののエゴイスティックな部分を、少しだけ見た気がする。 ある種、作家が理想とする配偶者との出会い方を紹介しているのかもしれない。 寿命もしくは余命が判明した作家に願うことは、 シリーズ物は完結して、絶筆はきちんと書き終えてほしい、ことなのだが、 作家の望みは別なのかもしれない。 3時間前後。 | ||||
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数々のレビューのとおり、確かに好みは分かれる作品かとも思う。 私は、この作品に触れて心が震えた。 作品に込められた強い強い意志、想い。 時に激しい痛みを伴い伝わる本文が、いわんとするもの。その重さや情熱が、どこか心地よくもある。 これだけの強い筆致で、もし自分が書き手だったら何かを書けるだろうか? 突き抜けるような想い、本文すべてが、気高く輝いて見えてしまった。 | ||||
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旅猫レポートで感動しました。 星5つ。 ヒアカムザサン。星3つ。 ストーリーセラー。星1つ。 最後まで読んで判断しようと、読みました。 サイドAも違和感ばかり。サイドBは、一冊の本にするために、付け足しましたって感じの話。一粒で2度美味しいではなく、サイドAの搾りかすで、サイドBをアクや苦味まで全部絞り出しました。って感じで、サイドAよりももっと劣化してました。 せっかく感動した 旅猫レポートの感動まで色褪せてしまって、すごくすごく残念です。 | ||||
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人の亡くなるお話はそれだけで悲しいですが、有川氏はその状況を一捻りも二捻りもしてきます。なかなか手の込んだ構成をしてますが、最後はやっぱり泣けます。生きてあることの幸せを今一度かみしめようと思いました。 対になるB面はラストにちょっと驚きました。このままでは悲しすぎるので救いを入れたのかもしれません。 女性作家とその夫君のお話となるとどうしても、氏と夫君を重ねてしまいます。本当にどこまでが小説なのでしょうか。 | ||||
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ダビンチの恋愛小説部門1位というタイトルに踊らされて購入。 期待値が高すぎたのか、なんだいまひとつ。 キャラクターがやや現実離れしていた点と有川浩さんのライトノーベルなのか現代小説なのか純文学なのかよくわからない境界線上にある文体についていけず… わかりやすければいいってもんじゃないんだよなー この辺は好みなので、つまらなかったと言ってるわけではありません。 | ||||
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作家の妻と、その作家の大ファンにして妻を絶妙に支える夫。 ここから、妻が亡くなる話がside A、夫が亡くなる話がside Bという対になる二つのお話です。 「作家が料理すれば、同じ設定から亡くなる当事者が全く逆の二つのお話が作れるんだよ」と作家の力を誇示されているような、悪く言えば技巧を見せびらかされたような、そんな気がしないでもありません。 でも、読み進めると、やっぱり止まらなくて、一気読み。 そして、どちらの話にもしっかり泣かされてしまいました。 ちょっと悔しいけど、素直に読んで、素直に感動するが吉。 そんな作品と思います。 | ||||
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小説を読んで泣いたのは、久しぶりだった。止まらなくて、数時間で読んでしまった。 "こんな夫婦になれたら幸せだろうな〜"っていう温かな気持ちになれる 切ないけど 素敵な話。 【Side:A】 すごく愛を感じられるけど、大切な人が 側にいてくれることは 当たり前じゃないってことが痛いくらい伝わってきて 涙が止まらなかった。 【Side:B】 彼の悲しい運命が分かっているだけに、言葉の1つ1つが とても甘くて切なくて。だけど、重い。 「大切な人のことを失いたくない」って感情移入してしまって... "いつも隣りにいるから、きっと言わなくても伝わってるだろう"なんて思わないで 気持ちや想いは ちゃんと言葉にして 本人に伝えないといけない。 失ってから気付くんじゃ遅いから 生きているうちに | ||||
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僕も、「ページを同じ言葉で埋める表現方法は好きではない」に同意します。 純愛?サイコしか感じません。 本作といい、三匹のおっさん2といい、少しネタが切れてきたかな。それとも、なんか辛いことでもあったのかな。 図らずも、「彼」が言っています。「だから自分の好きじゃないもんにあたってもそれはハズレだったって無視するだけなの。ベストセラーでも自分にとって外れのこともあるし、」 無視できませんでした。 僕の場合には、当たり外れは、次に同じ作家さんの本を買うかどうかに表します。 だから、普段ならレビューなど書かず、買わなくなってお終いなのですが、今回は何か悲しくて、書いてしまいました。 | ||||
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いつもの有川浩らしくない悲しく残酷な話。 しかしSideA、SideBともに人物像が作りこまれた感がありすぎて うーん... 自分はこんなに物分かりのいい我慢強い男じゃないし、これだけ の思いを抱く女性にも出会ったことはないから、というよりもあ る意味夢のような男女の話でそれが違和感の原因かもしれません。 もちろん小説だし、まさにここがストーリー.セラーである所以 かもしれませんが、個人的には設定がSF的なものであるのは受け 入れられるのですが、この作品は人物像があまりにできすぎていて 感情移入するところまではいけませんでした。 | ||||
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有川浩さんの作品はほとんどすべて読んでいますが、今回はこれまでで一番「ピンとこなかった」作品でした。 人物像がわざとらしすぎて登場人物に共感できなかったのが大きいかもしれません。 最後の「オチ」も「ふ~ん」という感じで、A面B面と繰り返されると辟易しました。 作者は違いますが、『イニシエーション・ラブ』も私は「ふ~ん」で終わってしまったので、ちょっと似たテイストの気もするこちらの作品も向かなかったのかも。 逆に『イニシエーション・ラブ』でがおもしろかった人にはいいのかもしれませんね。 | ||||
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小説家の妻サイドA版が奇病致死性脳劣化症候群。 複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病で亡くなるとあんだかな泣けたサイドB面旦那が不慮のことで亡くなるこれまたあんだかな泣けるお話かよ | ||||
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表紙が素敵でプレゼントに買ったのですが自分もよみました。 最高に感動しました! 二作で完全版のようですが二作とも とても良かったです。 迷っている方は読んで損はないと思います。 | ||||
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感動恋愛小説としての王道な結末でもありつつも、椎名誠さんの作品ばりのゲシュタルト崩壊も随所に散りばめられている。 夫婦それぞれが、駆け抜けた生き様を感じる。 同時に感じるのは、作者である有川浩さんの、小説家としての「魂」 感覚としてはジブリ映画「風立ちぬ」を見終えた後に似た、爽やかさを感じる感動を覚えます。 | ||||
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本作品は、Side:AとBで構成されているが、正直な所、Bはいらなかった。 Aだけだと文量が少なく、本にすることは難しかったから、書き下ろしで足した、ということなのだろうが、これは失敗だった。 それぞれの繋がりもよくわからなかったし、もっと言うなら、「Bって必要?」という印章だ。 Aだけでは文量が少ないと言うならば、膨らませて増やすか、思い切って200ページ弱で刊行した方が良かった。 Aは読んでいて、映像が浮かんでくる素晴らしい作品だっただけに、残念だった。 | ||||
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登場人物の設定は(この本は小説家と夫婦という点で)同じで、ストーリーは全く違うという2作。連作でもなく、短編集というのでもない。今までにない本のスタイルだと思います。 1作目は、小説家の妻が不治の病気になり、夫の回想という形で物語は始まります。小説家として成功した妻ですが、次第に仕事にも追われるようになり、祖母の介護問題をきっかけに実家の家族とも絶縁状態になり・・・という悲劇的な物語。正直、この話はあまり好きでないです。だんだん周囲の人と孤立して、信用できるのは、お互い夫婦2人だけになるのに、その相手も亡くなってしまう。この先どうやって残されたほうは生きていくんだろうと心配になるだけで、なんか感動とかもなく、読み終わったら、重たい気分が残るだけでした。あんな状態の祖母をここまで放置するかというのも疑問に思ったし。あそこまでなるのに、もうちょっと行政の方が動くと思いますよ。 2作目は夫が病気になってしまうのですが、「病気を逆夢にしてやる」という妻の心意気がとても好きです。「ストーリーセラー」という題名の付け方も納得できます。同じ小説なのに、読み終わったあとの気分が全く違い、この本を読んでよかったと思えました。1作目を読んで読むのをやめないでください。 2作目はとてもいいですから。やっぱり、読んだあとに、「ああ、色々あるけど、明日から頑張ろう」と思えるようなそんな小説を私は読みたいです。 | ||||
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価格に満足、又状態についても思った以上に満足いくものでした。 又購入したいと思います。 | ||||
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