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ハケンアニメ!
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ハケンアニメ!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全108件 21~40 2/6ページ
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とても面白くあっという間に読了しました。 昔読んだ辻村さんの著書を再読してみたくなりました。 | ||||
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アニメを読まない自分には少し躊躇したが 小説として満足! アニメ業界に興味がわきました。 | ||||
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アニメ業界で働く3人の女性を主人公にした作品です。天才肌の監督の驚きの行動に頭を悩ませるプロデューサー、悩みながらも理想の作品を追い求める監督、全く違うタイプの人と組んで地域起こしに協力させられて不満そうなアニメーター。三者三様な心の情景が書かれています。女性の内面を書くのが上手な作家さんらしい作品です。 登場人物も人数を最低限に絞りながら、繋がりが絶妙な距離感で上手に書かれています。また「スロウハイツの神様」が神様らしく登場します。 スロウハイツの頃はちょっと長すぎるところがありましたが、読むのに程よい長さの作品になっていて、万人受けしやすくなっていると思います。文章も非常に読みやすく、絵は表紙だけですが、ライトノベルに近いと思います。 内容も文章表現も、ライトノベルしか読んでなかったけどちょっと普通の小説も読んでみたいと思った小説初心者さんにお勧めしたいしたい作品です。 | ||||
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ネット上では辻村深月のこの小説が「覇権アニメ」の語源だと吹聴してる輩が沸いてますが、違います。 2010年に鷲崎健とMay'nの公式ニコ生「生中」で出演したアニプレックスの広報が 「このアニメで覇権をとる」と発言し、コメ欄で「覇権アニメ」というワードが話題となり、 そこから「覇権アニメ」という言葉が普及したのです。 あ、作品は面白いですよ。いろいろと(笑) | ||||
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アニメ業界に関わる3人の女性を主人公にしたオムニバス形式の小説です。それぞれの章ごとに主人公は違うものの、章が進むごとに3人の仕事が交じり合い、爽快な終章へとつながります。このあたりはさすが辻村深月といった感じで、伏線の張り方や物語の盛り上がり方が素晴らしいです。 辻村さんの他作品とは違い、かなりエンタメ寄りになっているように感じます。ラストでこれまでの主な登場人物が勢揃いする場面や山奥の小屋にタイミングよく現れる助っ人、「そことそこが家族!?」など「ご都合主義」と思う人もいるかもしれませんが、それも含めて楽しむ作品なんだと思います。 王子監督の「ヨスガ」「リデル」、齊藤監督の「サバク」、現実にアニメになったらぜひ観たいと思いました。 | ||||
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コインを放り投げたらきれいな円を描いて手元に戻ってきたような気持ちです 「あぁ、面白かった」となりました。 | ||||
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仕事頑張るのダサいみたいな風潮あるけど、やっぱり一生懸命に愛とか情熱をもって、仕事してはじめて生まれる感動や見えてくる世界があるよねって、改めて感じさせてくれた作品。 サクセスストーリーではあるけど、成功体験にあぐらをかかず、日々挑戦!という感じもまた骨太でいい! 一方の少女マンガ感も若干古いけど、いい意味でベタでうまいなと思いました。 | ||||
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いろいろと学びがあります。ペラペラのビジネス書よりよっぽど共感して気分があがります。 | ||||
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三つのストーリーが綺麗にまとまってよかったとおもう。。。。。 | ||||
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面白かった! 何よりも、アニメという文化について、「好きで良かった」と思える作品になっていたことが良かった。 | ||||
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登場人物の設定も練られているし、狭くて厳しい世界も興味深い。実際もこんな世界なのかなと想像しました、やや長いが心地よく読めた。 | ||||
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ストーリーは一言で言ってしまえば、2組のアニメ制作グループを中心に今年の覇権アニメを 目指す感動のお話。でも作品を産み出そう苦悶する監督と渾身の力で後押しするプロデューサー、 フィギュア、アニメ原画に命をかける人たち、声優たちが、まるでいくつかの水の流れが 川になり、勢いづいて水しぶきをあげて海に注ぎ込む大河のように一気にエンディングに向かいます。 好きな道を思い切り生きている姿が生き生きと描かれています。 作者の意図によるものでしょうか。最初は人間ドラマを見ているような感じが 後半勢いがつくに従い、アニメドラマそのものになっていくようでした。 赤いポルシェから降りてくる美中年。普段は地味な女の子が祭りに浴衣を着て 男性に可愛いと言われエーンと泣き出す、その頭をクシャクシャなでる男性。 美人の声優が川に船を流す祭りの前にアカペラで歌うシーン。 プロデューサー女性にグーで殴られ飛んでゆき鉄棒に頭をカーンと当てる イケメン監督。 読み終わって最初からもう一度読むと。。もう最初から登場人物全員が アニメの映像で現れます。 私が若いころはアニメ制作なんて本当に地味な仕事だったし、声優も ほとんど俳優さんの副業、オタクなんて言葉は卑下かやや嘲笑に使われていました。 時代は変わるんだな~としみじみ思った作品でした。おもしろかったです。 | ||||
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アニメは全然詳しくないので、なんとなく、派遣業界で苦しみながらも前向きに頑張る青春群像劇、のようなものをイメージして読み始めたら、(ダブルミーニングではありますが)「派遣」ではなく「覇権」がテーマになっている作品でした。こういう言葉があるんですね。 監督、プロデューサー、造形師、広報、シナリオライター、声優、アニメーター、自治体職員などなど、アニメにかかわるいろんな職業の人が出てくるので、アニメ業界の職業ものとしても楽しめると思います。 すごいなと思ったのが、劇中劇ならぬ劇中アニメの設定がよく考えられていること。アニメはそんなに見ているわけではないですが、作品に出てくる2本のアニメを実際に見てみたいなと思いました。 「ぺんぺん草もはえないくらい」というセリフが登場人物の口から語られていて、ドラえもん好きの作者らしいなと思ったりもしました。 長編ですが、3つのエピソード(表紙の3人の女性が主人公です)がそれぞれ独立しているので読みやすいです。個人的には、「リア充」を小馬鹿にしていた女性が内省しながらさわやかに成長していく3話目がお気に入りです。デビュー作からずっと読んでいますが、作者さんの人間を見る目線の成長のようなものも感じられる良作です。 アニメが好きだったらもっと楽しめるんだろうなぁと想うと、アニメ好きの人がちょっとうらやましくもなりました。お勧めです。 | ||||
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辻村深月さんをこの本で好きになりました。2人のアニメ制作に携わる方々の日常を丁寧に描写していくので、アニメ制作の現場を何も知らない人でも、グッと引き込まれていきます。 何よりすごいのが、クライマックスの伏線回収。作中に出てくる伏線を全て丁寧に拾い上げる構成もすごいですが、伏線を拾うごとにストーリーがどんどん盛り上がっていくというリズム感も素敵です。 | ||||
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私は納得できる理由による怒りの描写が好きなので、とある場面はお気に入りです。有川浩っぽさを感じる方もいるかもしれません。この作品はプロデューサー、監督、アニメーターの3視点で構成されています。特に主人公が制作進行のアニメではあまり触れられなかった、プロデューサー、監督が何をしているかがわかってよかったです。もちろんこの通りではないでしょうが、このくらいの人物でないと務まらない気がしました。聖地巡礼の話が無理やりに感じられたり、美男美女が多かったり、説明しすぎたりして気になる点もあるにはあります。登場人物の一人である王子はリアルではないかもしれませんが(別に新書でもないしフィクションだから構いませんが)王子‼と笑ったり仕事ぶりや発言に感服したりと面白かったです。覇権を明確に示す指標はないが、一つの指標である売り上げで決められることが多い中、あなたが思う、あなたが決めるハケンアニメがあるという話は、アニメが1クール60本以上ある現在において共感できると思います。 | ||||
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辻村さんの物語は大好きです。 主人公が他の作品にも登場するので嬉しくなります。思わず前に読んだ作品を手にとって確認してしまいました。 | ||||
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アニメーション制作の裏側大変さが垣間見えた気がした。巻末の新房昭之監督との対談も面白い。 | ||||
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お話としてとても面白かったです。終盤のカタルシスは久々にジーンときました。 唯一、唯一ダメだったのが「仕事愛=長時間労働」みたいな書き方になっちゃってるところ。 アニメの現場の現実はそうなのかもしれませんが、そこに誰も疑問を持っていなさそうなのが 個人的にどうしても受け入れられず、★1つ減らしました。 アニメ界を題材に今小説を書くなら、その問題から逃げちゃダメだろーという思いが拭えませんでした。 | ||||
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私はあまりアニメは観ません。メディアで取り上げるのは監督ばかりです。なのでそんな私でも宮崎監督や新海監督の お名前だけは存じ上げております。ところがこの物語を読み、アニメ業界では色々な仕事をしているプロがたくさん いらっしゃるのだなーと認識を新たにしました。この様なプロたちにもっともっと光が当たってもいいのではないで しょうか。 天才といわれた王子監督でさえハワイに行ったふりして地道にコツコツとシナリオを書いていた・・・という個所を 読み、プロの仕事とは何ぞやという事を痛いほど知らされました。香屋子プロデューサーの仕事っぷりも素敵でした。 | ||||
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作者辻村さんの小説の好きなところは、過去の小説に登場した方たちが「あれ、ここに参加している!」 って感じで、それぞれの本にリンクしているところ。 読んでいて幸せを感じる。 このような状況は作者の初期の作品に多く、ネット上では相関図なるものまで見受けられる。 最近ではトンとご無沙汰でしたが、ついにきました。「ハケンアニメ!」 読んでいて涙が止まらなかった「スロウハイツの神様」から2名いやおそらく3名が参加しています。 ただし、話の内容には特に影響はないと思います。気にせずに「ハケンアニメ!」を楽しんでください。 わたしは心が少し軽くなりました。 | ||||
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