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ぼくらの七日間戦争
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ぼくらの七日間戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全119件 101~119 6/6ページ
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中学生という多感な時期に誰もが思う 「大人ってウソつき」という感情。 そうそう!と自分の時にも思っていた気持ちを思い出し わたしも英治(エイジ)たちの仲間に自然に入っていました。 でも、現実は きっとこんな出来事は自分達では起こせないだろうな。と 思うと少し寂しい気持ちにもなるのですが マンガだからこそ出来た世界観だと思います。 いろんな性格のいろんな特徴を持った子供達が 個々の長所を駆使し短所を補う。 これこそが作者の伝えたい事だったのかな?と思いました。 | ||||
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この小説を読んでいると、毛沢東はこうやって紅衛兵を作っていったんだなという気がする。著者の宗田理氏は「子供たちを扇動して悪い大人をやっつけたい」とおっしゃっていたが、自分もその悪い大人の一人だということを自覚しているのだろうか? どんな形であれ子供を自分たちの戦争に巻き込むべきではない。そして、リテラシー能力の未熟な子供に極端な論理、信仰を植え付けるのは害毒でしかない。過去にそのようなことをした大人は全員ろくでなしだったし、今のスーダンとかソマリアでもそうだ。 しかし、この小説を読んで楽しめるのはせいぜい小中学生くらいだろうし…。難しいところではある。とりあえず自分の子供には読ませたくない小説である。 | ||||
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やはりこの本を読むのは、十代のうちがいいでしょう。 そうしたらこの本がもの凄く面白く感じられます! 「勉強しろ」としか言わない教師。こんなのいたら腹が立ちませんか? 受験のことばっかり、内申のことばっかり考えて、子供本人の事を考えない親。腹が立ちません? 確かに理由があります。 内申が良かったら高校入学でおめでとう! その後大学にすすんで、何不自由ない生活をしてほしい!そう思うのも分かります! ただ、そっちの方を心配しすぎるのもどうかと思います!! そんな子供の心をくすぐられる、傑作。 | ||||
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私も中学、高校生くらいの頃よく読んでいました。 理不尽な大人たちにいたずらを駆使して立ち向かうのがなんとも痛快! 皆のキャラがしっかり確立されているのもいいところ。 傷痍軍人のおじいちゃんの力も借りて、悪い先生を皆でやりこめる最後のどんでん返しは最高です。 | ||||
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お話は会話をメインに、さくさく進んでいきます。 大人(悪)vs子供(善)の構図がはっきりしていますが、ホームレスの老人や借金苦の中年などを登場させ、バランス感覚にも配慮しています。 でも、子供が読んだ方が、ずっと面白いでしょう。 これを読んで不愉快になった人は、完全な『オトナ』でしょうね。 | ||||
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本書が書かれたのは昭和の終わりですから、今からすると20年以上も前になるわけです。それでも尚、本書が多くの読者を獲得し、版を重ね、小学校の図書館にすら置かれているという状況を考えると、本書が扱うテーマは時代に限らず普遍的なものであるということができると思います。 大人に対する子どもの憤り、葛藤。 子どもに対する大人の管理主義的な態度、優越感。 確かに大人は、子どもを管理することが、大人の義務であり、それが子どもの幸せになると信じている側面があります。それが必ずしも間違いだとは思いませんが、それが必ずしも全ての子どもに当てはまるとも思いません。 ゆとり教育が失敗とされ、再び学力重視という風潮が強まる昨今において、本書はどう読まれるのでしょうか。子どもの幸せに対する課題は、永遠に答えが出ることの無い命題なのかもしれませんが、一つの、それに対する宗田氏の答えとして本書は見事に描いています。 本書の大人の子どもに対する反発には、「これは子どもとは言え、やりすぎでは・・・」「いくら子どもとは言え、最終的に子どもにも罰が与えられるんだろうなぁ・・・」と考える場面もありました。しかし、そんな読者の考えをお見通しと言わんばかりに、テンポのよい場面展開、巧みな登場人物の心理描写によって、そんな考えはかき消されてしまいました。 有無を言わさず、読者をひきつける文章力は見事だと思います。 世代を越えて読んでほしい、そんな一冊です。子どもにも大人にも、教師にも親にも・・・全ての人間に、僭越ながらお薦めする良書でした。 | ||||
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私は大人が嫌いでした。 何かというと偉そうで、お前のためだと言いながらもそれはためになっていないと気付いていない大人が大っ嫌いでした。 正直全てがどうでも良くて大人がほしがっているのはただ自分の言うことを聞くだけの人形じゃないのかとすら思っていました。 そんな私が学校の図書館便りに載っていたこの本を見て初めはただ少し興味がある程度で読み始めた本でしたが半分ほど読んだあたりからどんどん引き込まれていきました。 この本の作者の人は子供の心を分かってくれているんだと、少なくとも子供の頃の思いを忘れないでいてくれているんだ そう思えました。 | ||||
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なんですかこの本は!とても面白いじゃないですか!! 僕が一番面白いと思った所は、迷路で校長や酒井を困らす所です。 僕と同じ歳の子がこのような所で親や先生に反抗しているなんて僕も一度やってみたいと思いました。そして、あんなカラクリを作るなんて天才だと思います。 | ||||
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私が今まで読んできた小説の中で一番面白いと感じた小説です。 私の中学生活といえば、校則に従い、ただ授業とクラブをこなすだけの毎日で、学校がつまら ないと感じ、「青春」と言えるものはこれっぽっちもありませんでした。しかし、この作品を 読んでいると、まるで自分が中学生に戻ったような気分になり、主人公達と同じ場所に立って いるような気分にさえさせてくれました。この小説では昔私が夢見たことがすべて書かれてい ます。あぁ、こんな事したかったなぁとか、こんな仲間がいたらなぁとか、そんな羨ましい思 いばかりがこみあげてきました。そして相原がかっこいぃ。。 まだ中学生の人も、もう教師(大人)の立場になってしまった人も是非読んでみて下さい。 私もこんな青春したかった。。 | ||||
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河川敷の廃工場を解放区とし、立てこもった男子達。FM放送を使った解放区放送は大人達を翻弄する。 そして誘拐事件から汚職事件まで巻き起こり・・・。 大人を相手に反乱を起こした子供達の、7日間の大戦争。 読みやすいし、しっかり作り込まれたストーリーで大人が読んでも楽しめました。 暴力などではなく、知恵を使って戦う所が良いですね。 爽快な読後感。時代の流れをもろともしない名作だと思います。 たったひとつの難点は、登場人物が多すぎて時々混乱することかな。 | ||||
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ぼくらのシリーズはここから始まったんですよね。 親や教師に対して納得できない事をぶつけるための立てこもり。 それぞれが持っている個性や特技を生かせる仲間。 私もこんな仲間がいたらなぁとよく思いました。 中・高生はもちろん大人も読む価値があるんじゃないかな? 親と子、教師と生徒その他色んな人間関係を 見つめなおすきっかけになってほしい1冊です。 | ||||
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私は、主人公の彼らと同じ中学生です。反抗期になり、親や先生に何かと不満を持っていることが多くなります。そのときに、この本を読むと、スカッとします。例えば、学校の教師たちを自分たちの作った迷路にいれ、さまざまないたずらをしたり、教師の秘密をテレビ局のカメラの前で暴露したり・・・・。 ストレスの発散になるので私は大好きです。 | ||||
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なんか毎年1回ぐらいは読んでる気がします。 僕はこの本が大好きです。 子供と大人の対立ってのは、現代が抱える1テーマでもありますよね。 20年近くたった本にいまだ共感を得るのはそれだけ普遍的なテーマだからでしょうか? さて本の内容はデータベースに任せるとして、 一番のお勧めポイントは「後読感」がすばらしいって事じゃないでしょうか? 爽快感、すっきり感、そして高揚感。 全てに満足できるはずです。 この本は昔は良かったよな~、という本ではなく、明日また生きるための本だと思います。 ぜひ、大人になってしまった人や、今の子供たちに読ませてみたいですね。きっと普遍的な感動が待っているはずです。 | ||||
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すっごく、おもしろかったです。 ぼくらシリーズの第一巻! 廃工場で立てこもったぼくらの天才的ないたずらも魅力です。 読んでいて、とてもすかっとします。 おすすめです。 | ||||
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もう5年以上前にこの本に出会いました。中学生のころって確かに先生などのやってることはおかしいと思うものですよね。この作品の主人公達もそう感じ、大人や先生達と対決する。だれでもこんな戦いはあこがれるものじゃないでしょうか。仲間と知恵を絞って教師をやっつけ自分達の解放区を作るのですから。この本を読んだあとは本当に気持ちがすっとします。これ1冊で終わりだと思うと寂しいですが、この後どんどん続くので読書の楽しみがふえることまちがいなしです。 | ||||
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初めて購入してから、10年が過ぎていますが、 いまだにその話は古さを感じさせません。 押し付けられた教育、システムに疑問を感じる若者が、 同志を集め、深く考え合い、一緒に廃ビルで過ごす。 学校の先生やマスコミから、横槍が入るが、 はじめは、ばらばらだった仲間が、 いろいろな体験を通して、1つになります。 読み終わったあとに、熱い感じが残る1冊です。 | ||||
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世間体ばかりを気にする理不尽な大人たちに立ち向かうために一致団結した生徒たち。大人たちを翻弄するために、そして、誘拐された仲間を救うために、頭を寄せ合い、彼らは成長してゆく……。 夏になると読み返したくなる本。もう10回以上も読んだくらい大好き。このシリーズは学生のバイブルとも言ってもいい本で、これを読んで救われた人は少なくないはず。こんなステキな青春を送りたかったと思わずつぶやいてしまいそうになる。いつのまにか登場人物たちに年を追い越されてしまって、代替わりもされてしまったけれど、やっぱり私は、この一作目が一番好きだ。永遠のベストセラーと言ってもいいだろう。 | ||||
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一番最初に読んだ「ぼくらシリーズ」。大人の押しつけに負けないで行動を起こす中学生達。今の子は文句は言うけれど、こんな行動力はないだろうなぁ。これを読んでいると、なんて学校って楽しいんだろう・・。友だちっていいな、と思う。小学校高学年、中学生には読んでもらいたいな。きっと本を読むことが大好きになると思います。うちの息子がそうだったから。 | ||||
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わくわく、どきどきの学園ものであるこの本むしろ、小学生や中学生が楽しめる内容だろう。思春期というのは本当にあっっというまに過ぎ去ってしまう夢のような時代だが、そんな年頃の少年少女たちが繰り広げる冒険物語を笑いあり涙ありの小気味良いテンポで描いている。宗田理の代表作。10代の少年少女に読んで欲しい。 | ||||
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