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ぼくらの七日間戦争
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ぼくらの七日間戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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時代のかほりが凄くて面白かった。 80年代特有の家庭の崩壊とか、解放区にラジオ、プロレス、元軍人とか口調とか、まぁそういう表面的な時代性はもちろんあるんだけど…… そもそも令和の中学生だったら、「立てこもり抵抗運動とか時間の無駄」って言ってやんないもんね… | ||||
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小6の娘が買ってきて面白いって言ってたので読んでみました。熱気に満ちた作品でなかなか面白かったです。しかし古さが気になりました。中学生たちが廃工場をバリケード封鎖して立ち籠る話なんですが、首謀者の親が学生運動の闘士で、度々学生運動について言及されてて、それが良き物とされているんですね。まあそれはそれで良いんですが時代性が濃厚だなあと。あと、堕胎をしている産科医は悪いことをして儲けてるから、そいつの金は盗んでも良いんだとか、まあ子供らしい正義感ではあるんだけど、それでええんかいなと思うところが多々ある。小学校の推薦図書になってるし、本書が名作という扱いでもそれで良いと思いますが、個人的には、なんだかなあという感じでした。 | ||||
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子ども向けて買いました。お気に入りです | ||||
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児童文学の大家・宗田理による「ぼくらシリーズ」の代表作『ぼくらの七日間戦争』! 『ぼくらの七日間戦争』といえば、宮沢りえの映画デビュー作『ぼくらの七日間戦争』〈1988〉で主題歌であるTM NETWORK『SEVEN DAYS WAR』とともにテレビで何度も繰り返し放送され、当時主人公たちと同世代であったティーンエイジャーには最も印象に残る人気作品だった。 学校側の(現在だと問題になりそうな)厳しい校則(今ではかなりやりすぎと思われる描写があるが、当時は教師に小突かれたり、ビンタといった体罰は当たり前だった)に反発した中学生のクラスメートたちが立てこもって教師(大人)たちに宣戦布告する痛快な作品(イタズラの延長で大人たちをやり返すのもイイ)だったし、『スタンド・バイ・ミー』〈1986〉と並ぶ当時のティーンエイジャーたちにとってのバイブル的な作品であったと思う。 私自身、当時はそれほど本作に思い入れのあるワケではなかったのだが、周りが熱狂しているのは肌で感じていたし、主題歌と本書にはない戦車や中学生VS機動隊とのバトルなどが印象に残っていたくらいだ。 近年、本書が小学生の愛読書として現在も読み継がれている事がニュースになり、日本テレビ『世界一受けたい授業』〈2018・8・11放送〉でも取り上げられるなど、小中学生の活字離れと言われている時代に世代を越えて30年以上に渡るロングセラーになっている事が驚きだった。しかも今の子どもたちにも受け入れられている理由が「大人が嘘つきだから」というのに共感したというのも面白い理由だ。 物語の中でも市長や校長、教育長、警察署長、建設業者といった大人たちが悪だくみを立てこもった中学生たちが暴露するのだが、現実世界でも政府が追及をされると要領を得ない回答ばかりで国民に向き合おうとしないのはまさに本書と同じ構図だ。子どもたちにも大人のそうした部分が見透かされているところがあるのだろう。 だからこそ彼らが「解放区」に立てこもって抵抗する姿に共感できるところではあるのだが、時代背景として1960~70年代の学生運動がベースになっているところが作中からも散見されるのだが、発表当時は東大安田講堂事件から15年しか立ってならず、30代の両親が学生運動をやっていた世代〈全共闘世代〉というのも歳月を感じさせる。それをも含めて今の子どもたちに受け入れられているというのは面白い現象だ。 もっと10代20代の若者たちが政府や官僚たちが自分たちの都合のいいようにコントロールさせないためにももっと香港デモのように大きく訴え続けるようになったらイイと思う(ただし、血をみたり、破壊行為などの迷惑行為には反対だが)。そのためにももっと政治に関心を持った方がいいだろうな。本当に戦前のように物が言えなくなる時代が来るかもしれないから。山上たつひこ著『光る風』のようなディストピアの世界はゴメンだ。 余談だが、著者の宗田先生が御年91歳という事に驚いた(本書を書かれた時が57歳の時)。てっきり全共闘世代(当時30代)の人が書いていて、現在還暦を過ぎたくらいだろうと思っていたのだが、卒寿を迎えた現在も執筆されているというから頭が下がる思いだ。本書も決して子どものために書いたワケではないというところにも共感が持てるし、今の子どもたちにも「秘密基地(解放区)」の面白さは『トム・ソーヤーの冒険』からある伝統だと思う。 | ||||
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子供へのプレゼントとして購入しました。 本自体はまだ読んでいないので分かりませんが 小さい包丁、ナイフも一緒に購入したのですが、まず折り曲げ厳禁とかかれているのに ポストにぐちゃぐちゃに入っていたり 中身を見たら本の間に包丁が入り込んでいたり、本が折れたりはなさそうですが少し残念でした。 | ||||
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小4の子供には、文字が細かく一見取っ付きにくさを感じささていたようですが、どんどんハマっていっています。 | ||||
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読みやすくてよかったです。10歳の子供も、楽しく読めました。 | ||||
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小学5年生の男の子にプレゼントしました、親がテレビ不要の考えなので本に知識を求めています、評価はききませんでした。 | ||||
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子どもが大人と戦うなんて、当時小6の自分には衝撃的でした。 すぐに真似して、担任の先生に挑みました。 といっても、担任は平凡で良い先生で、子どもに圧力を掛けるようなことなど一切ない人でした。 それでイライラ。 自分はなんとしても「悪い先生」と戦いたいので、 先生の言動から些細なことをあら捜し。 それで「教師の横暴だ!」などと叫んでいました。 思い返すと、それは教師イジメでした。 | ||||
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面白いのは面白かったんだけど、どうしてもずれを感じた。 全共闘世代とか、スケ番とか、体罰とか、そんな時代背景によるズレには、対応できたけど、 中学生たちの言葉遣いが、かなり古臭く思えて、のめり込めなかった。 「あたしのケリは、ちょっとばかり効くよ。おっさん立ちなよ」 「もたもたしてて、ポリ公につかまったらたいへんだぜ」 初版は1985年、この当時の中学生はこんなしゃべり方だったのかもしれないけど、 どうしてもダメでだった。 あと、誘拐事件や賄賂、談合、不倫など事件が盛り沢山すぎて、 かえって子供だましな感じがする。 少年少女小説だからそれでいいのかもしれないし、 この時代に中学生で読んだのなら、目を輝かしながら読んだかもしれない。 でも、今の時代に大人の目でしか読めないので、 「面白いけど、子供向けのちょっと古い感じの本」という感想しか抱けなかった。 言葉遣いが、標準的なものだったら、たぶん☆4つになったと思う。 | ||||
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昔からの大定番。 子供も読んでいると思うと不思議な感じがしますね。 やっぱり、いいものはいい。 | ||||
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この小説を読んでいると、毛沢東はこうやって紅衛兵を作っていったんだなという気がする。著者の宗田理氏は「子供たちを扇動して悪い大人をやっつけたい」とおっしゃっていたが、自分もその悪い大人の一人だということを自覚しているのだろうか? どんな形であれ子供を自分たちの戦争に巻き込むべきではない。そして、リテラシー能力の未熟な子供に極端な論理、信仰を植え付けるのは害毒でしかない。過去にそのようなことをした大人は全員ろくでなしだったし、今のスーダンとかソマリアでもそうだ。 しかし、この小説を読んで楽しめるのはせいぜい小中学生くらいだろうし…。難しいところではある。とりあえず自分の子供には読ませたくない小説である。 | ||||
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