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狩野俊介の事件簿
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狩野俊介の事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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狩野少年探偵の活躍を描くシリーズ短編集である。 このシリーズでは時系列で狩野少年が成長していくのだが、この本では中学生くらいのようだ。 徳間書店のデュアル文庫ということで、対象としている読者層が中高生くらいのようで、挿入されているちょっとしたイラストはだいぶ漫画チックだ。 ミステリの内容はといえば、国語、数学、などのちょっとしたネタを織り交ぜながら、暗号の謎や、窃盗犯人消失の謎などを解いていくというもの。 この著者の特徴でもある比較的軽めの文体もあって、さらさらと読める。 トリック(?)の内容としてもなかなか面白い着眼点な話も多いのだが、「理科」のこれにはまいった。途中で、あれ?え?適用の仕方がおかしいだろう?と思っていたら、それが逆どんでん返しだったというもの。犯人の反応もかなりおバカだし、これをもって面白いミステリだと思うかどうかは人によるだろう。 まぁそんなところに目くじらを立てずに楽しめばよいという話もありますが。 | ||||
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狩野俊介シリーズとしては2冊目の短編集となる。今回も殺人事件ではなく、暗号や盗難などの非殺人系犯罪の謎を俊介が解いていく趣向。 短編は4編収録されており、それぞれが時間割の各教科にちなんだタイトルとモチーフになっている。 いずれの短編も太田氏の丁寧かつ上品な文体で描写されており、トリック自体の派手さはあまりないが、グイグイ読ませる。 ファンなら安心のクオリテイである。 | ||||
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