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妖魔の哄笑



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【この小説が収録されている参考書籍】
妖魔の哄笑 (1955年)
妖魔の哄笑 (春陽文庫―探偵小説傑作選)

妖魔の哄笑の評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

もやもやする展開

もともと昭和6〜7年に『大阪時事新報』に連載された長編推理小説である。
 列車のなかでの惨殺事件、4本指の男、女性の屍体を解体するグロテスク趣味、複雑な入れ替わりトリックと読者サービスにあふれた物語だ。舞台も列車内から東京、鎌倉、大阪と次々と展開していき、トラベルミステリーのようでもある。
 真相はきわめて複雑。しかし、よくできており、いまでも読む価値のあるトリックと思う。
 ただ、主人公のへまや秘密主義、警察側の不手際が多く、読んでいていらいらさせられる箇所が多かったのも事実。最後の謎解きもあまりに詰め込みすぎ。
妖魔の哄笑 (春陽文庫―探偵小説傑作選)Amazon書評・レビュー:妖魔の哄笑 (春陽文庫―探偵小説傑作選)より
4394397014

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