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(短編集)

女のいない男たち



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【この小説が収録されている参考書籍】
女のいない男たち

女のいない男たちの評価: 3.76/5点 レビュー 328件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全49件 21~40 2/3ページ
No.29:
(3pt)

しっかりとお金を払って読む価値のある本

村上春樹氏の著書は1Q84以来でした。
本書は短編集でわりと読みやすいです。
ちょっと意味のわからない表現も多いですが、
その辺の安い小説を読むよりはちゃんとお金を払う価値のあるちゃんとした文学だなという印象でした。
村上氏の著書は正直あまり好みではないのですが、久しぶりにちゃんとした本を読んだ気分になれました。
女のいない男たちAmazon書評・レビュー:女のいない男たちより
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No.28:
(3pt)

中身ではなく商品について

新品を注文したのですが、帯もなく、カバーに使用感のあるものが届きました。
中身はきれいなのですが、カバー等表に違和感があったので報告します。
女のいない男たちAmazon書評・レビュー:女のいない男たちより
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No.27:
(3pt)

読みやすい

文学少女のお薦めで、一度は読んでおきたく購読。
作者の作品は初めて あえて短編集にしましたが…

読みやすい
上手な文章表現なのだと思いますが。
ベストセラーになるのが納得。
就寝前にハーブティーを飲みながらリラックス。
一気に読んでしまいました。

共感を得られる伝え方?
読者として楽しむと同時に、大いに後学に活用したいと思いました。
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No.26:
(3pt)

有耶無耶で消化不良物語。

重厚で貫録のある物語展開。しかし、結局、綿あめを掴むような結論!続編はあるの?
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No.25:
(3pt)

ひさびさの村上作品

ひさしぶりに村上春樹の小説を読んだけど、面白かった。

『イエスタデイ』の主人公は、ちょっと村上作品には珍しい感じの人だと思った。
「僕は昔から人見知りするくせに 、好奇心だけはけっこう旺盛なのだ 」って、わざわざいう主人公キャラはいなかった気がする。

『木野』は、『眠り』に通じるような悪夢的な展開で、面白く読めた。

『女のいない男たち』はちょっと意味がわからなかった。
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No.24:
(3pt)

いつもどおりの村上春樹の小説

いつもどおりの村上春樹の小説という感じで特に目新しいことはない。作者の語りというか説明的な文が多いくらいか。「ドライブ・マイ・カー」と「シェエラザード」がまあまあ楽しめた。「ドライブ・マイ・カー」で前半のドライバを雇うところは期待させたが、後半のぐだぐだした話はつまらない。「木野」では、冴えない男がいい女とセックスするといういつものパターンがあり、後半の部分で蛇に意味を持たせるところが受け入れられなかったし、恐れの対象がぼんやりし過ぎ。村上春樹の小説にはよく出てくるが、木野の伯母のように論理的に話をする女性に私は会ったことがない。最後の「女のいない男たち」は意味がよくわからない。この短編集を評価している人たちは、サザンオールスターズの曲が好きな人と同じで、似たような曲だけどそれを聞くのが好きという人たちなんだろう。
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No.23:
(3pt)

失恋した直後は手に取ってはいけない類の本

独特の雰囲気をもつ失恋をテーマにした短編集

さすが有名作家。文章はうまいし、現実離れしたとらえどころのない雰囲気もいい。
必ず出てくるのが、とんでもなく現実離れしたキャラ。それが楽しみというファンも多いかも。

女を失った男性の過程や心理を純文学として書くから、最後は絶望とか自殺とかになってしまう。
ひたすら暗い。失恋した直後は手に取ってはいけない類の本。

好みの問題だが、
同じ失恋をテーマにした短編集なら、角田光代「くまちゃん」の方が、希望があってよかった。
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No.22:
(3pt)

恋人や妻から捨てられ裏切られた男たちを描いた短編集

村上春樹氏による短編集。2014年の出版。
短編小説を書くのは9年ぶりなのだという。

レビュワーのmugi氏の指摘するように
本作は「恋人や妻から捨てられ裏切られた男たち」を描いた短編集であり、
彼らのこころの傷をいろんな角度から照らした「失恋ソングブック」である。
けっして彼女いない歴=年齢の男たちを描いた作品ではない

ドライブ・マイ・カー 『文藝春秋』2013年12月号
胃癌末期で妻を失った役者の家福は飲酒で免停のため24歳の女ドライバーのみさきを雇う。
家福とみさきの交流を描きながら、生前に妻には四人の浮気相手がおり、その一人と飲み仲間になったことをみさきに語る

ドライブ・マイ・カーの一部が、単行本化にあたって、表現が改められている。
同作品が文藝春秋に掲載された際、その表現をめぐって、
北海道・中頓別町の町会議員、宮崎泰宗氏から抗議を受けた
文藝春秋掲載時の表現は、以下のとおり。

小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。
たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう。

イエスタデイ 『文藝春秋』2014年1月号
関西弁をしゃべる東京出身で二浪の木樽と僕はアルバイトで知り合い仲良くなる。
木樽にはえりかという彼女がいてセックスがうまくいかない木樽は僕にえりかと付き合わないかと彼女を紹介される。
三人で会った後日に二人はデートをする。映画を観てその後に僕はえりかに相談を持ちかけられる。
後日、アルバイトを辞め音信不通になる木樽、それから十六年後に僕とえりかはあるパーティで再会する、

独立器官 『文藝春秋』2014年3月号
美容整形外科医の渡会医師(52歳)は独身主義者で二、三人の恋人とのセックスを楽しんでいた。
そして十六歳年下の子持ちの人妻に恋に落ちる。彼女とは不倫をしながら本気で
好きにならないように努力する渡会医師。渡会医師と僕はジムで知り合い彼女の事を聞く。
会えない時のつらさと謎の怒りの衝動。その後、渡会医師はジムに来なくなり音信不通に、
秘書からの電話で渡会医師が死んだことを聞く、秘書は渡会医師に頼まれて僕に渡したいものがあるという、

シェエラザード 『MONKEY』2014年2月15日発行・Vol.2
ハウスにいる羽原には世話のために訪れる35歳の人妻(二人の子持ち)の看護師がいた。
看護師は美女とはいえなかったが職務のためか羽原とセックスをする。
その後に彼女はいろいろ奇妙な話をした。自分の前世はやつめうなぎだったことや
十代の頃に空き巣に入りそれが病みつきになったことなど、
そして彼女は好きだった男子の家に忍び込み、
彼の部屋から持ち物である使いかけの鉛筆を一本だけ盗む、
彼女は自分の証として「しるし」を残して行く、

木野 『文藝春秋』2014年2月号
出張から予定より早く帰宅した木野は間男を連れ込んだ妻の浮気現場を目撃する。
妻との離婚、バーの経営、灰色の雌猫、火傷の女、謎の客カミタ、三匹の蛇。
カミタから店を閉めて遠くに行くように言われる木野、

女のいない男たち 書き下ろし
昔の彼女の夫からの電話で彼女の自殺を知る僕。
僕の昔の彼女エムの追憶と思い出が書かれる

5編中4編は雑誌連載した。
そのどれもがそれなりに具体的な作品だ。
村上春樹作品にしては抽象的な会話も少なめであったように思う。
逆に書きおろしの女のいない男たちはいつもの村上ワールドという感じ。

「エムは僕の性器のかたちが美しいことを夫に教えたのかもしれない。
エムは昼下がりのベッドの上でよく僕のペニスを鑑賞し大事そうに手のひらに乗せ「かたちが素敵」」P277
エロいのか変態なのかよく分からない。
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No.21:
(3pt)

どうして・・・?

村上春樹はノーベル賞も期待されて、ファンが多いんですが、本を読むとどうして人気なのかいまひとつ分りませんね。 確かに読みやすいです。 でもこの短編も全てのストーリーにわたって性描写のある話で、男性からすると面白く読めても、女性のファンはどう感じてるんでしょう。 。 。
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No.20:
(3pt)

私にとっての「つまらなさ」

村上春樹は私とって「つまらない作家」ではないかと思っていたが「食わず嫌いはいかん」と思って読んでみたが、残念ながら予想通り;
1000人に一人天才がいるなら、この作家は999人の中の一人だ。鋭い感受性も強烈な個性もない。
しかし、読者も大抵は999人に属する人々なので共感する人々は多いだろう(感動する人は少ないかもしれない)
この小説の主人公達は似たような者達で作家の影を感じる。
それは「凡人の感性」をもった自分に対する諦めのような虚しさのような惰性感。
この本を読んでいて「この作家は「40歳以上の女性」が書けないのではないか」とふと思った。
村上春樹自身はそれに気づいている気がする。
分かった気になって書いている作家より好感がもてる。
もちろん、彼が「上手い書き手」で一流の作家である事は間違いない。しかし、芸術家ではないのだ。
ライターでも脚本家でもこの作家は人気者になった気がする。
「小説家になるしか道はなかった」という人物ではないのだ。
そこが私にとっての「つまらなさ」なのかもしれない。
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No.19:
(3pt)

男の性をさらっと語る短編集です。

あまりにも期待し過ぎたのか、読み終えた時には特に何も感じられなかった。ただ時間が経つにつれて、ひとつの疑問が生まれてくる。男はほんとうにこれほどロマンチストなのであろうか?自分という存在を相対的にしか定義できない男たちは、女という鏡の向こうに見え隠れする妄想と嫉妬を背景に、自らの姿を見てしまう。それが男の性なのかもしれない。深いテーマについて語っているけれども、短編でとても読みやすく、さらっと読める一冊です。
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No.18:
(3pt)

物足りなさ

全体的に春樹テイスト溢れる描写で悪くないが、短編だけにストーリーがタンパクで物足りなさあり。
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No.17:
(3pt)

娘が喜びました

自分用に買いましたがなんとなく読まずにいました。
娘が喜んで読んでます。
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No.16:
(3pt)

男は孤独・・

女のいない男たちを描いた短編小説。

小説前半の作品は、それなりに理解できて楽しめた。
特に「独立器官」は、切なくて心が締め付けられるようであった。

小説後半の作品は、あまり理解できなかった・・。
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No.15:
(3pt)

この短編集から何を楽しめば良いのか?

小説の語りくちはあいかわらずうまい。

しかし、
「ドライブ・マイカー」「イエスタデイ」「独立器官」は普通の恋愛もの(不倫もの、浮気もの)としか読めない。残念ながら。
「シェラザード」「木野」あたりで少しづつ村上節が出てくる。
「女のいない男たち」で全体をまとめようとしている。(まえがきにもある)

作家に「なぜこのような本を書いたのか?」と聞くのは愚問だろうが、「1Q84」からはじまった村上の迷走は、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」、本書と混迷の度合いを深めているように評者には思える。過度に「性」に傾きつつある作風は(その必然性が良くわからないためだが?)、読み進めるのが少々つらい。

筆者はどこへ向かおうとしているのか?
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No.14:
(3pt)

久しぶりの短編集

村上春樹の短編集は好きである。長編は、いつも大きなニュースになって、自分が考えるより先に報道でその内容や読み方まで「知って」しまう。だから私は、もう熱も冷めたころ、1年以上たってから読むようにしている。
 しかし短編集はそうではない。なぜそうではないかというと、多分、村上春樹の短編集はそれほど評価の対象ではないのだろう。だからいろんな雑音を気にせずに読むことが出来る。
 では、本書はどうだったかというと、いつもの調子というしかない。淡々とした、翻訳調(相変わらず)の文体で物語が語られる。盛り上がる話ではないが、面白くなくもない。また今回は各編とも性的な要素が多かったように思う。村上春樹の作品は長編にしてもそうなのだが、あっけらかんとそういうものが挿入される。しかし少しも官能的でないので、そうと気づくのが遅れるほどである。
 それでも今回はいやに多いなと思った。もしかしたら、そういうことを書きたい人なんじゃないかと思ったりもするが、一面当たっているかもしれない。それはそれとして読んでいる間、いつもと少し違った味わいの時間をもらった、そんな気がした。
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No.13:
(3pt)

物足りない

読了後、2週間経ちましたが、強烈に心に残っている作品が見当たりません。読んでいる最中はつまらなくなかったし、ほかの村上作品同様、読みやすいタッチなのですが、どういうわけか物足りないというのが正直な感想です。
前書きで、海外のラブストーリーの短編集を出す際に書いた短編「恋するザムザ」をきっかけに再び短編に取り組んでみたとありました。「恋するザムザ」が素晴らしかったので今回も大いに期待したのですが・・・・・・。
これほどの作家でも、次から次へと名作を生み出すのは難しいということでしょうか。
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No.12:
(3pt)

前作の長編よりは、この短編集の方が、ずっといい。

結局、読む事になった。
そして、前作でかなりがっかりしていたので、むしろ、楽しめた。

ただし、あまりに、気楽に複数の人と付き合っている女性がいる風に描かれているので、もしかして、外国の人が読むと、日本の女性、それも人妻は、かなりな、好きものに思われるんじゃないかと、心配になる。
sex場面が多く、こりゃ、書きすぎなんじゃないかと思った。それとも、村上さんも60過ぎだから、邂逅みたいな気分で書いたんだろうか?

個人的に気に入ったのは、「木野」
行ってみたくなるような「根津美術館裏にある、ひっそりとしたバー」
表紙に描かれた、柳と猫がまたいい。

残念だったのは、表題作。
できたら、真夜中にかかってきた[電話]で告げられた内容が、≪先週の水曜日、妻が亡くなりました。何はともあれお知らせしておきたいと思いまして≫だけってあって欲しかった。
そうであれば、もう少し、想像の幅が広がってきそうだったのになあ。
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No.11:
(3pt)

『イエスタデイ』の関西弁替え歌

2日で読めました。とても読みやすい短編6作品。
うち2作品(シェエラザード、木野)が気に入りました。
村上春樹の描く、日常に潜む犯罪性や呪術的な恐怖が味わえます。
木野に関して言うと、長編でも読んでみたい気分になりました。
もっとも、あれぐらいの長さが心地よさの秘密かもしれませんが。

イエスタデイの中にビートルズ『イエスタデイ』の替え歌が登場しますが
雑誌掲載時とは異なって歌詞が大部分削除されており、非常に残念。

「あの子はどこかに 消えてしもた
 さきおとといのあさってには ちゃんとおったのにな」

Bメロ部分の歌詞がこちらですが、これがあるとないとでは作品の印象が変わるのではないでしょうか。
木樽がこの歌を歌う情景を読みたかった。

町名を変更したり、本来あったはずの替え歌が削除されたりと物議をかもした一冊です。
個人的には物語は物語、フィクションとして割り切るべきだとは思いますが
著作権や名誉等鑑みると仕方のないことかもしれません。
それでもイエスタデイは心にひっかかる。
★をひとつ減らしました。
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No.10:
(3pt)

ともこ

やはり村上春樹は長編んで読みたい。
その先が気になってしかたがない。
イライラしちゃう。
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