ハーモニー

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評判

ハーモニーの評価:

4.16/5点 レビュー 253件。 A ランク

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平均点4.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全506件 141〜160 8/26ページ
No.366
(5pt)

国産SFの傑作

国産SF作品の中でも比較的新しい部類ですが、とても面白いです。
設定や世界観にやや粗のある部分もありますが、そこは前提とする「フィクション」部分をどこまで許容できるか読み手の匙加減だと思います。

この作品は、人の感情を論理的に紐解く描写に関して、とても丁寧に描かれています。
特に「善の定義」に触れる下りは、そういう定義の立て方もあるのかと驚きました。
多くの人が漠然と感じている感情や意識を言語化するのがとても上手い作者だと思います。

物語のクライマックスが、あまりにも素晴らしく。また、この物語を読み終えた途端に氏の新作がもう二度と読むことができないことを痛いほど実感して、思わず涙が止まりませんでした。
伊藤計劃氏の、ご冥福をお祈りします。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.365
(5pt)

自身と社会との在り方が問われる

既存の社会を拒絶したり抗うよりも、その不完全さを把握した上で巧みに利用した方が都合が良い。そう感じながら、そう感じていることを悟られぬよう、静かに日本の"調和社会"で生きている人間は多いと思う。

社会への諦念と、革新者への背徳感。代償としてそれらが、少しずつ、膿のように、心に溜まっていく。

主人公の葛藤に重なる部分は多く、今後も読み返すことになる小説だと思う。自身と社会との在り方が問われる。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.364
(5pt)

国産SFの傑作

国産SF作品の中でも比較的新しい部類ですが、とても面白いです。
設定や世界観にやや粗のある部分もありますが、そこは前提とする「フィクション」部分をどこまで許容できるか読み手の匙加減だと思います。

この作品は、人の感情を論理的に紐解く描写に関して、とても丁寧に描かれています。
特に「善の定義」に触れる下りは、そういう定義の立て方もあるのかと驚きました。
多くの人が漠然と感じている感情や意識を言語化するのがとても上手い作者だと思います。

物語のクライマックスが、あまりにも素晴らしく。また、この物語を読み終えた途端に氏の新作がもう二度と読むことができないことを痛いほど実感して、思わず涙が止まりませんでした。
伊藤計劃氏の、ご冥福をお祈りします。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.363
(5pt)

自身と社会との在り方が問われる

既存の社会を拒絶したり抗うよりも、その不完全さを把握した上で巧みに利用した方が都合が良い。そう感じながら、そう感じていることを悟られぬよう、静かに日本の"調和社会"で生きている人間は多いと思う。

社会への諦念と、革新者への背徳感。代償としてそれらが、少しずつ、膿のように、心に溜まっていく。

主人公の葛藤に重なる部分は多く、今後も読み返すことになる小説だと思う。自身と社会との在り方が問われる。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.362
(5pt)

人間の心・意識は「進化のために”場当たり的に”誕生したもの」なのか?「今はもう不要」なのか?

<大災禍>と呼ばれる核戦争の後の、健康が大きな価値を持つ時代。人々は健康監視システムWatchMeを身体に「インストール」し、不調があれば直ちに医療分子メディモル(つまり薬)が生成されて正常な状態を回復することができる。病気にかかることどころか、痛みや不快さを感じることすらほとんど無い世界。
WatchMeやメディモルは医療の一つの理想形かもしれないが、とはいえ全くの夢物語というわけでもない。現在でも、ペースメーカーは患者の心拍に合わせて電気刺激を加えるし、糖尿病患者の血糖値を常にモニタリングして必要なインスリンを分泌する機械だって誕生している。そういう意味では、身体のシステム化・機械による代替は既に始まっていて、本書の世界とは単に程度の差でしかない、ということもできる。
問題はシステムよりも人々の価値観、”空気”なんだろう。医療が進歩して寿命が延びるのは基本的にはうれしいことだが、だからといって「生きること」自体が生きる目的ではない、そのなかで何をするかという生の中身が大事なのだ。―とみんなが思っている、はずで。
だけど、<大災禍>のようなことが起こったり、極限まで医療が進歩したりすると、その価値観も変わってしまうのかもしれない。生きること自体が目的となった世の中では、人間の精神・魂すら特別なものではないと考えられてしまうのは、ある意味自然なのかもしれない。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.361
(5pt)

人間の心・意識は「進化のために”場当たり的に”誕生したもの」なのか?「今はもう不要」なのか?

<大災禍>と呼ばれる核戦争の後の、健康が大きな価値を持つ時代。人々は健康監視システムWatchMeを身体に「インストール」し、不調があれば直ちに医療分子メディモル(つまり薬)が生成されて正常な状態を回復することができる。病気にかかることどころか、痛みや不快さを感じることすらほとんど無い世界。
WatchMeやメディモルは医療の一つの理想形かもしれないが、とはいえ全くの夢物語というわけでもない。現在でも、ペースメーカーは患者の心拍に合わせて電気刺激を加えるし、糖尿病患者の血糖値を常にモニタリングして必要なインスリンを分泌する機械だって誕生している。そういう意味では、身体のシステム化・機械による代替は既に始まっていて、本書の世界とは単に程度の差でしかない、ということもできる。
問題はシステムよりも人々の価値観、”空気”なんだろう。医療が進歩して寿命が延びるのは基本的にはうれしいことだが、だからといって「生きること」自体が生きる目的ではない、そのなかで何をするかという生の中身が大事なのだ。―とみんなが思っている、はずで。
だけど、<大災禍>のようなことが起こったり、極限まで医療が進歩したりすると、その価値観も変わってしまうのかもしれない。生きること自体が目的となった世の中では、人間の精神・魂すら特別なものではないと考えられてしまうのは、ある意味自然なのかもしれない。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.360
(1pt)

これほどつまらない話も珍しい、凄まじい駄作

こんなにつまらない小説も珍しい
ストーリーも登場人物にも文体にも魅力がないし、読み続けるのが苦痛で6割読んだところで断念しました
人生でもかなり無駄な部類の時間でした
ほんと面白くない
平均点が高いのが謎すぎますね。。
そこにトリックが?と疑ってしまいます
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.359
(1pt)

これほどつまらない話も珍しい、凄まじい駄作

こんなにつまらない小説も珍しい
ストーリーも登場人物にも文体にも魅力がないし、読み続けるのが苦痛で6割読んだところで断念しました
人生でもかなり無駄な部類の時間でした
ほんと面白くない
平均点が高いのが謎すぎますね。。
そこにトリックが?と疑ってしまいます
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.358
(5pt)

半端なく面白い

友人に勧められて読んでみました。

ネタバレは言いたくないので書きませんが、もうほんと面白い。内容も最高。それでいて社会の病理を鋭く突いている。未来の世界を想像するのが好きな人にもおすすめ。

作者は天才だと思う。よくここまで素晴らしい作品を書いた。
知性も教養も存分にあった人なんだろう。早世したのが本当に惜しいが、残りの時間に限界を感じていたから書けかもしれない。

虐殺器官も素晴らしい作品だったが、自分はこちらのほうが好き。
すべてが完璧な作品だと思った。
伊藤さん、傑作をありがとう。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.357
(5pt)

半端なく面白い

友人に勧められて読んでみました。

ネタバレは言いたくないので書きませんが、もうほんと面白い。内容も最高。それでいて社会の病理を鋭く突いている。未来の世界を想像するのが好きな人にもおすすめ。

作者は天才だと思う。よくここまで素晴らしい作品を書いた。
知性も教養も存分にあった人なんだろう。早世したのが本当に惜しいが、残りの時間に限界を感じていたから書けかもしれない。

虐殺器官も素晴らしい作品だったが、自分はこちらのほうが好き。
すべてが完璧な作品だと思った。
伊藤さん、傑作をありがとう。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.356
(3pt)

薄紫色のクオリア

意識はどこから生まれるのか。意識のハードプロブレムとも呼ばれるこの問題、脳科学者や哲学者などの間でけっこうもてはやされた時期があった。脳が発する単なる電気信号だ、いや違うそれではクオリア(自分が自分であるという意識)の説明がつかない、とかいうふうに。

オーストラリア人哲学者デヴィッド・チャーマーズが投げ掛けたこの問いが各界に反響を呼んだのが20世紀末だったので、当然伊藤計劃自身も見知っていたに違いない。闘病生活を送りながらの執筆だったため、書きながら“意識”が遠のくこともしばしばだったとか。

本作の随所に登場するHTMLもどきのタグが特徴的だ。読み始めは行数稼ぎかなとも思ったりしたのだが、小説後半にかけて表記の統一性が次第に失われていくところに、作家の病状悪化による影響を感じないではいられないのである。

主人公のトァン、友人でもあり敵となるミァハ、そして自殺するキアン。優しさを押し付ける社会に絶望した3人のJKが、自殺サークルを結成する小説冒頭などがとてもラノベ的と評される本作。癌を患っていた伊藤が自らの死(わたしがわたしでなくなる)を意識しながら書いたとすれば、むしろ自然な表現手法だったと思うのだ。

大森望などが本作をグレッグ・イーガンの難解小説と比べているが、“私”という1人称で綴られた本作は、ジェイムズ・ティプトリーJr.の『たったひとつの冴えたやり方』と同じ文脈で語られるべき小説のような気がする。(両作品とも)あえて作家とは正反対ともいえる人物を主人公にした理由がせつなすぎるのである。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.355
(3pt)

薄紫色のクオリア

意識はどこから生まれるのか。意識のハードプロブレムとも呼ばれるこの問題、脳科学者や哲学者などの間でけっこうもてはやされた時期があった。脳が発する単なる電気信号だ、いや違うそれではクオリア(自分が自分であるという意識)の説明がつかない、とかいうふうに。

オーストラリア人哲学者デヴィッド・チャーマーズが投げ掛けたこの問いが各界に反響を呼んだのが20世紀末だったので、当然伊藤計劃自身も見知っていたに違いない。闘病生活を送りながらの執筆だったため、書きながら“意識”が遠のくこともしばしばだったとか。

本作の随所に登場するHTMLもどきのタグが特徴的だ。読み始めは行数稼ぎかなとも思ったりしたのだが、小説後半にかけて表記の統一性が次第に失われていくところに、作家の病状悪化による影響を感じないではいられないのである。

主人公のトァン、友人でもあり敵となるミァハ、そして自殺するキアン。優しさを押し付ける社会に絶望した3人のJKが、自殺サークルを結成する小説冒頭などがとてもラノベ的と評される本作。癌を患っていた伊藤が自らの死(わたしがわたしでなくなる)を意識しながら書いたとすれば、むしろ自然な表現手法だったと思うのだ。

大森望などが本作をグレッグ・イーガンの難解小説と比べているが、“私”という1人称で綴られた本作は、ジェイムズ・ティプトリーJr.の『たったひとつの冴えたやり方』と同じ文脈で語られるべき小説のような気がする。(両作品とも)あえて作家とは正反対ともいえる人物を主人公にした理由がせつなすぎるのである。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.354
(4pt)

SFをあまり見ないのですが、これは比較的難解すぎず、すんなり読めましたのでお勧めです

ヒトの健康すら完全に管理された世界、その世界の仕組みを作った一端を担った父親、そしてその世界の憎しみかたを教えてくれた友の間で、ゆれる女性の話です。

近未来の描写は初めはイメージするのが難しいですが、そこまで難しい用語は多くなく、読み進めるうちに問題なくなります。
また結末に向けての展開はスピード感もあり一気読み、さらにその結末には裏をかかれました。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.353
(4pt)

SFをあまり見ないのですが、これは比較的難解すぎず、すんなり読めましたのでお勧めです

ヒトの健康すら完全に管理された世界、その世界の仕組みを作った一端を担った父親、そしてその世界の憎しみかたを教えてくれた友の間で、ゆれる女性の話です。

近未来の描写は初めはイメージするのが難しいですが、そこまで難しい用語は多くなく、読み進めるうちに問題なくなります。
また結末に向けての展開はスピード感もあり一気読み、さらにその結末には裏をかかれました。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.352
(4pt)

良い

個人的には『虐殺器官』と比べて物語に説得力があると感じたが
意識についてなど、やはり物事を単純化しすぎなところがある。
問題意識とアイデアは良いと思った。投げかけている問いが大事だと思う。
色々なことについて考えるきっかけになり、
そこが伊藤氏の作品が影響力を持つ理由の一つなのかもしれない。
個人的には、物語の説得力は星三つ、アイデアとメッセージ性は五つ。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.351
(4pt)

良い

個人的には『虐殺器官』と比べて物語に説得力があると感じたが
意識についてなど、やはり物事を単純化しすぎなところがある。
問題意識とアイデアは良いと思った。投げかけている問いが大事だと思う。
色々なことについて考えるきっかけになり、
そこが伊藤氏の作品が影響力を持つ理由の一つなのかもしれない。
個人的には、物語の説得力は星三つ、アイデアとメッセージ性は五つ。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.350
(5pt)

満足です。

ずっと読みたかったので、購入しました。中古本なのに、綺麗でした。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.349
(5pt)

満足です。

ずっと読みたかったので、購入しました。中古本なのに、綺麗でした。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.348
(3pt)

よい

SFが好きな人、興味がある人にはおススメです。
読みやすいのであっと言う間に読めます。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.347
(3pt)

よい

SFが好きな人、興味がある人にはおススメです。
読みやすいのであっと言う間に読めます。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X