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(短編集)
浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上
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浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
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表記上は『5さつめ』ですが,実際にはシリーズの6作目.文庫書き下ろしとなります. プロローグで語り部の過去が明かされ,敵対する組織との因縁が出てきたかと思いきや, その組織の大きな変化,さらには気になる不穏な最後と,新展開を意識させられる巻です. ただ,難しい題材を分かりやすく,のんびりとした主人公が爛々と語る姿は変わらず, もしかしたら,事件や敵のことなんてどうでもいいのでは…?と思えるほどに楽しそう. また,思わずため息が出るほどの『解答』も,決して解いた自分をひけらかしたりはせず, それを導いた数学の楽しさを伝えることに夢中.だから,みんな彼女に惹かれるのでしょう. しかし,サブタイトルから連想される『京都編』が,最後の篇だけだったのは物足りず, 修学旅行も絡めていただけに,名所を巡りつつなど,もうちょっと広げてほしかったです. とはいえ,語り部と敵の新ボス(?),二人の関係に少しだけ着地点が見えてきたようで, 次巻,動きのあったここからどう転がるのか,新しい数学の話も含めて楽しみなところです. | ||||
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