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神の時空 ―鎌倉の地龍―
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神の時空 ―鎌倉の地龍―の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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第一弾ということですが、これが第一弾とは気づきませんでした。というのも、非現実的な設定で、途中までちょっと意味がわからなかったので。この方の本だからというのを承知の上で読めばいいのでしょうが、初めての人は違うシリーズから読んだほうがいいようなレベルかもしれません。 鎌倉時代というのは戦国時代ほどの認知度もないと思うのですが、教科書に載っていない人の酷い殺戮の末の物語だということはわかりました。今回は神さま的な固有名詞も出てこず、歴史的に実在したとされる人たちのお話で読みやすかったですが、結構な量の人物がざ〜っとでてきて歴史上何があった、みたいな結論を登場人物があっさり納得してしまうので、もっと読み手への説得力が欲しかったです。 | ||||
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鎌倉を舞台にした作品には観光案内としての情報を盛り込んだものが多く見受けられる。しかし本書は 少々趣を異にしており鎌倉時代の鎌倉、即ち源氏一族の殺戮の歴史と怨霊を題材にしている。著者は薬 科大学出身との事だが専門分野とは異なるテーマを扱っている点について優れた取材力がうかがわれる。 神社仏閣の歴史や遺跡の碑文を紹介しながら次第に怨霊や怨念の世界へ誘う手法は鮮やか。だが折角 調査取材したのだから「もったいない全部書いちゃおう!」と少々蘊蓄が長すぎる点が残念。ラストの どんでん返しや捻りについては今までにないユニークなアイディアであるが、メルヘンチックな感じで タイトル負けしている印象を受ける。もう少し大掛かりなギミックを仕掛けてもいいのでは? | ||||
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表沙汰にされてこなかった歴史の暗部を軸に、怨霊を現代に現そうとする者たちと、それを阻止しようとする者たちの攻防を描いた伝奇物語。 学校や伝記で学ぶ歴史は、長い歴史の積み重ねにおいて表面に浮いてきた、言わば「上澄み」。その奥にある、血腥い闇の歴史を軸に、『QED』では推理小説を、『カンナ』では冒険小説を書いてきた高田崇史氏。新たに始まったシリーズは伝奇小説でした。 まさか伝奇ものとは。最後で明らかになった陽一くんのことは吃驚。確かに「……?」と気になった描写がいくつかあったが、まさか××とは。確かに「怨霊がいるなら××がいても」だけど。「ちょっと唐突過ぎる」という感はある。 次に登場する怨霊が何者か、という点も楽しみだが、またカクテルとかお酒全般の話題も追加してほしい。 | ||||
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