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神の時空 ―鎌倉の地龍―
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神の時空 ―鎌倉の地龍―の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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特に面白い。 | ||||
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この作品のシリーズは、全巻持っています。高田崇史氏の歴史観に染まっています。 | ||||
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高田さんの著書は初めて読みました。 もともと日本の歴史が好きなこと、「神」「怨霊」というワードに惹かれ手に取った本。 読み初めからわくわくと私には好きなジャンルでした。 鎌倉幕府を築いた、源頼朝を取り巻く歴史的記述、そこに隠された頼朝の死の真相。 それであれば歴史ミステリーとしてお話が進むわけですが、そこになぜか鎌倉の結界を破り、怨霊となった頼朝初め、頼朝を取り巻く一族の怨霊を 解き放とうとする術師、高村皇、そして彼に仕える磯笛。 この物語りは壮大なファンタジー要素が含まれます。 辻曲家の末っ子、巳雨の磯笛に対して「狐さん」と呼んだシーン。物語の語り手である陽一。 彼らの正体を考えると今度の展開が楽しみです。 ここで書くべき感想ではないのかもしれませんが、シャーマン的な能力を持つ辻曲家のお話など、 私の大好きな作家さん、荻原規子さんの著書を思い出されました。 | ||||
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高田さんの歴史謎解きシリーズはとても好きなジャンルで特にQEDや毒草師は全部 読まさせていただいた。 なかには強引で飛躍しすぎかなあ。。。と思いつつも歴史や宗教について学校やテレビで 今まで単純に丸暗記やテスト勉強的に問題意識を持つこともなく覚え込んでいた知識が いかに脈絡もなく断片的で、しかも一面的であったかを思い知らされて知恵熱のような 快感に打ち震えたことが何回もありました。 神話や神社に伝わる神々と先祖の過去の歴史とその伝承の裏に隠蔽された真実。 大体は朝廷や権力者により滅ぼされたり地位や財産、土地をはく奪された古い有力者 が巧妙に祀り上げられつつも社に封ぜられているというのが基本テーゼです。 神社や祀られる神は昔は庶民の信仰対象ではなく権力者の政治装置であったのです。 多くはそこの御利益はその神々が奪われ、果たせなかった望みの数々。 曰く、権力から追われた天神さまは出世と学業成就に、 曰く、身体を損なわれた神様は足腰に効くとか眼病に効くとか 曰く、病いや毒を盛られた神様や仏様は病気平癒の御利益が、、、といった具合。 また本殿に祀られる神様の陰に追いやられるように壮大な敷地の片隅や裏山に ひっそりと小さく祀られるその地に住んでいたかつての本来の土着の神様のことなど ああ なんて自分はモノ知らずで、考えも本質も思うことなく自分の御利益ばかり 安穏とお願いしていたんだろう。。。と恥じ入ってしまうこと数知れず、です。 今回のシリーズでは推理サスペンスのQEDシリーズとは趣向を変えて現代に怨霊を 解き放とうとする悪役側とそれを阻止すべく対抗する正義役側の伝奇アクション的な 風合いになりました。 やや年齢的に下がった感があり、本巻は導入と説明、物語の筋を進める必要性から 肝心の僕たちが好きな歴史謎解きの部分は残念ながら縮小気味ではありますが、 その分鎌倉と伊豆を舞台に源三世代の将軍の怨霊と悲劇的な真実について コンパクトにまとめられて良くできています。 昔は泥質地でむじなも住まなかったような荒地の鶴岡八幡宮と鎌倉の土地について 今はスイーツとオシャレスポットだらけな観光地の裏側にひっそりと息づく昔の 真相を肌で感じる。なんて粋なぶらり旅を、この本を読んで予習していくのも なかなかヨロシイと思います。 | ||||
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高田先生の新シリーズです。 私は、もともと鎌倉時代に興味があったので、とても楽しい読書時間を過ごせました‼ 私も、鎌倉時代について勉強します | ||||
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鎌倉には、このような悲劇が隠されていることを初めて知りました。鎌倉に行った際には、本にある略地図をたよりに行ってみたいです。 | ||||
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レビュ-書くのが大変難しいです。と言うのがこの小説は新シリ-ズの始まりらしく、プロロ-グに当たると思われまだ設定が明確ではありません。従って、あくまでも現在の時点での理解に基づきます。誤解していたら悪しからず。 怪奇小説の形式での歴史推理ものになるのかと思うのですが、上手く話を広げて発展していけばそれなりに面白くなるかもしれません。でも、今のところ見えてきた設定だと、推理なんかせずに当事者に聞きに行けば良いのになあと言うのが正直なところです。あまり書くとネタばれなので書きにくいのですが、成仏していないのは幽霊も怨霊も同じなのだから。まあ、期待も込めて星4つにしておきます。ところで、よくわからないのが北条時政死後18年で北条家が滅ぶという記載は何?きっと2冊めで説明があることを祈ります。 | ||||
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