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(短編集)
中国行きのスロウ・ボート
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【この小説が収録されている参考書籍】
中国行きのスロウ・ボートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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本文前の復刊によせてによれば、本書は1983年に出版された村上春樹の初の短編集で、やがて文庫版となって事実上単行本としては廃刊になり、2024年に改めて当時の装丁のまま単行本として復刊したとの事。 巻末を見ると、七編の短編全てが1980年から1982年の間に発表されている。だからか、本書に限らずバブル時代によく有った空虚というか軽薄短小、薄っぺらい言葉で七編全てが埋め尽くされている。 七編全ての主人公は「僕」。小説なので七人の別々の「僕」だと思うが、そのどの「僕」も、いとも簡単に女性と知り合い、いとも簡単に肉体関係を持ってしまう。 最初、本書1ページ目の最初の行に短編小説と書いてあるにも関わらず、一人称「僕」で進んでいくので、ついついエッセイかと勘違いして読んでしまった。つまり、「僕」とは村上春樹のことなのだと。 という事は、これって村上春樹の願望なのかな?と思ってしまう。現実には絶対に出てこないセリフっぽい言い回しの会話をし、いとも簡単に女性と肉体関係を持ち、日々が流れていく。 車に乗ればFENを聞き、給油中にはガソリンスタンド横の草むらに寝転がる。仕事終わりには読売ランドと経堂駅の間にあると思われるドライブインで食事をする。 な~んか格好良い感じはするけど、満タンで60Lぐらい入る車でも草むらに行く前に給油は終わってしまうし、80年代初頭でも既に都内でドライブインなんて見当たらない。 実際は文化放送にチューニングし、運転席で所在無げに給油終了を待ち、ファミレスで飯を食うのだろうけど、それではお洒落感が出ない。 そんな、取って付けた感満載の薄っぺらい小説だった。 また、気障ったらしい英文小説を翻訳したかの様な文章も、自分には合わなかった。 | ||||
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少し期待したが、大したことなかった。 | ||||
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村上春樹さんの小説は昔から比較的読んでいる方だと思う。長編では、ねじまき鳥クロニクル、世界の終わりとハードボイルドワンダーランド(途中まで)、海辺のカフカ、1Q84、その他短中編やエッセイ、ルポルタージュもいくつか。海辺のカフカは高校生の時に、1Q84は社会人の時にそれぞれ没頭したと言っても良い。それで今回は(暫く小説そのものから遠ざかっていた)数年ぶりに何となくAmazonで評価の高い本作を読んでみようと注文したのだが、途中の「ニューヨークの炭鉱が何ちゃら」まで読んだ評価はタイトルの通り。何一つとして伝わるものもなく突然終わる物語群(なのか?物語とは何かを考えさせられた)。平成という時代を代表する作家がここまで中身の無い(と私には感じられる)ものを書いたのだろうか。本書のレビュースコアは異常に高い。しかし新作長編(騎士団がどうのこうの…という本)はあまり話題になっていないようだ。村上春樹が単なるファッションだったのか、未だ私が読み取れない(かつて没頭していた時には読み取れていた?)何か価値ある視点が内包されたものか、分析するのは価値があるようにも思われるが今はその気力もわかない。 | ||||
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初めて村上春樹の作品を読みましたが、どうもだめでした。 なんというか違和感というか不快な感じで途中でやめてしまいました。 一冊だけで判断はするべきではないと思いますが、また何年か経ったら別の作品を読んでみるかもしれません。 | ||||
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とても話題になっている作家さんなので、試しに読んでみましたが、私にはその良さが全く解りませんでした。村上春樹さんは、ナルシストなのでしょうか?有名な長編「ノルウェイの森」でも読めば、何らかの感動を得られるのかもしれませんが、今のところ、この方の小説を読む気にはなれません。 | ||||
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