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酷(ハーシュ)
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酷(ハーシュ)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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タイトルと表紙に惹かれて購入してみましたが、個人的にとても興味深い内容で何度も読み返したくなります。是非、一度読んでみて下さい。 | ||||
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あまりに衝撃的で、重厚な内容の推理小説である。著者は大学で英米文学を教える研究者であるが、50歳を過ぎてから創作活動に入るとは、よほど推理小説が好きで、外国のミステリーを研究してきたに違いない。この作品にはその研究の跡がよく見え隠れする。「離人症」が鍵概念である。異常なまでの親子愛は次のキーワードである。あらすじは言えないが、登場のキャラクターが明解で、よく人間観察をしている。執拗な刑事の捜索もよく描かれている。猟奇的な殺人を可能にしてしまう犯人の異常なまでの心理状態もよく描かれている。しかし、よくを言えば、猟奇的な殺人事件の背景に社会的な的な要素を導入してほしかった。これでは犯人の異常性ばかりが強調されてしまうような気がする。 しかし、その点は次回作の課題としておこう。本格派の推理作家の誕生を喜びたい。 お勧めの一冊だ。 | ||||
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『クリーピー』『アトロシティー』では、メインの事件とサブ事件が同時進行し、 ミスリーディングを誘いながら、終盤にどんでん返しを仕掛けるものでしたが、 そのメインとサブの食べ合わせが悪く、読後に消化不良のような違和感を感じてしまいました。 本作は、新婚夫婦連続虐殺事件と、捜査幹部失踪事件が絡み合うのですが、 今回は違和感なく素直に一気読みできました。伏線のバラマキ&回収も納得(アイピローはちょっと無理やり?) 登場人物も、主人公を含めて誰も彼もが、作品紹介の「壊れている、狂っている。何もかも……。」を 地で行く暗黒面を抱えており、読んでいて飽きさせない。 誰の暗黒面が、殺人と結びついているのか・・・・ページをめくる手が止まりません。 本当に酷いもの読ませてもらいました。満足満足。 | ||||
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私はおばさんですけど前川裕さんの作品のファンです クリーピから流れて全部読みました この作品は少し横山秀夫さん入っていて警察内部みたいのがありますけど、ストーリー的には大変おもしろいですよ 犯人はわかりやすいですけどね | ||||
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複数の候補者の中から、真犯人を最後まで推測できなかった。2時間ドラマにはできそう。 | ||||
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『ハーシュ』は、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞(2012年)を受賞した『クリーピー』、翌年の『アトロシティー』につづく、やや奇をてらった感のあるカタカナタイトルの第3作目だが、内容は明らかにパワーアップし、確実に進化している。これから読む人のためにストーリーに触れることはやめるが、著者の経歴に由来すると思われるぺダンチックな香りが薄らぐとともに、テンポと読みやすさが増幅していて、一気に読んでしまった。まさにミステリアスでスリリングな作品である。次の長編ミステリーと同時に短編集の刊行も鶴首して待つ思いである。 | ||||
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