(短編集)

満願

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評判

満願の評価:

3.81/5点 レビュー 339件。 A ランク

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平均点3.81pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全517件 501〜517 26/26ページ
No.17
(5pt)

読む価値あり

初めて読む作家です。直木賞候補ということで購入しました。短編6作ですが、それぞれの完成度が高くてビックリしました。よい本はすぐに引き込まれます。
石榴は女性の心理って恐ろしいと思います。関守はホラー大賞の短編でもいけます。ぜひ直木賞をとって欲しい本です。山本周五郎賞を取ってるので直木賞の審査員は躊躇すると思いますがWクラウンの快挙を期待します。あと2日で分かります。今後、この作家に注目です。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.16
(4pt)

なかなかですが、直木賞はどうかな?

著名な作家ですが、私は初でした。
6編のうち、「万灯」だけはどうにも冗長に感じ、どうかな、とも思い、いまいち全体に粒は揃っていませんが、
逆にとても
力量を感じさせる好短編集でした!
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.15
(5pt)

満願

著者の作風が淡々としており、今後の執筆にいて大変に参考になりました。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.14
(5pt)

米澤穂信ベスト!

2010年から2013年にかけて書かれた短編を6編収録した本作。その間書かれた上位6編を集めたような完成度だ。
「古典部」シリーズや「小市民」シリーズを読んだ時は、ぬるい作品を書いてるなと思っていたが、本作は硬派でレベルの高いミステリーである。
山本周五郎賞受賞も納得の外れのない短編集。
直木賞候補になっていることも話題である。
今回の候補作6編で、何かひとつ読みたいという人がいるのであれば、本作を推薦したい。
直木賞に関しては、おそらく黒川博行の「破門」が本命で、ダブル受賞だとすると、千早茜の「男ともだち」か本作のどちらかが有力だと思われる。完成度から言えば本作の方が上だが、「男ともだち」は文藝春秋から出ていることを考えると五分五分の勝負といったところだろうか。
個人的には、千早茜はもっといい作品を出すだろうから今回は見送って、過去最高傑作を書いた米澤穂信に受賞して欲しい。
賞のあげ時を間違うことに定評のある直木賞だが、選考員もここ数年でだいぶ代わったことだし、今回は的確なジャッジをしていただきたい。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.13
(4pt)

面白かった。

様々な職業、年齢の人物たちの描写がいいし、展開、伏線ともむだがない。
上質の短編というのは長編小説より濃くていいですね。
自分は特に「万灯」の展開のスピード感がよかった。
「関守」のおばあちゃんもいい味だしていた。

米澤氏は、古典部シリーズやラノベで人気なのは知っていた。
「氷菓」をためしに読んだことがあったが、いい大人の自分にはさすがに中高生向けのラノベは楽しめず、「日常の謎」があまりにも興味をもてない「謎」なので(先生が授業の進捗ページを間違った理由とか、、)その後何年か米澤氏の作品は敬遠していた。 
(自分が中学生だったら、身近に感じて楽しめたのかもしれない。)
著者の初期のティーン向けの作品だけ知っていて、自分のように敬遠していた人はこの「満願」をお試しあれ。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.12
(5pt)

全編極めて高水準のミステリー

6編全て毛色の違った作品で、文句なしに只々面白いです。

殉職した警官に何があったのかと思わせる『夜警』、ラストが衝撃的だった『死人宿』、意外なところから綻んだ『万灯』、そして哀切を感じながらも強かさが伺える表題作『満願』など、いずれも伏線がしっかり散りばめられて、ラストもばっちり着地しています。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.11
(4pt)

一日一話

山本周五郎賞受賞作。
その冠に恥じない傑作短編集。

6つとも設定・落とし所が異なり、それぞれに楽しめる。
ちなみに私は一日一話、寝る前に読んだ。



他のレビューにもあったが、ミステリというよりは
全盛期の「世にも奇妙な物語」の読後感に近い。
とくに「関守」。
これは、そのうち「世にも」で本当にドラマ化されそう。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.10
(3pt)

王様のブランチがきっかけで

王様のブランチで紹介されていたことをきっかけに購入しました。
届くのをとても楽しみにしていましたが、個人的に少し期待はずれ。
でも柘榴というお話はとても面白く感じました。特に最後の一文にはぞっとした…
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.9
(5pt)

傑作です。読むべき本。

本書は、「小説新潮」、「小説すばる」、「Story Seller Vol3」に掲載された中短編の6話を集めた本です。
 この6話は驚くほど多彩なアイデアに基づきなからも、底に流れるトーンは一貫して同じ色合いを帯びています。
 表現するのは難しいのですが、本書の表紙のように暗闇とその対比としてのほのかな明るさといった感じでしょうか。
 人間の怖さを感じさせるストーリーばかりです。

 私は、それぞれのストーリーの冒頭で「この話はどんな展開にするのだろう」と不思議に思いながら読み始め、その展開が堅実かつ興趣に富んでいるのに耽溺し、そして意外な結末に驚きを覚えながら、本書を読ませていただきました。
 すばらしい着想と筆力です。

 どの話も、いろんな意味で「残酷な話」で、読み終えた後もずっと心に残り、反芻してしまうような印象的な話ばかりです。
 そして、人間の怖さを語った話なのに、読後感は全く悪くない不思議な本です。
 お薦めします。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.8
(5pt)

本年度のミステリー選での上位、間違いなし。当確の一冊。

全六話中で最も推理小説的な謎解き味のある「夜警」、主人公の内面描写が胸に響いた「死人宿」、母と娘の危うい関係を描いてこれは凄いと唸らされた「柘榴」、城山三郎全盛時の経済小説を思わせる「万灯」、怪談めいて次第に背筋の寒くなった「関守」、そして松本清張の女性物とも比肩すべき秀逸なプロットの「満願」。日常的な滑り出しに始まり、やがてあらわれる些細な謎と波紋、そしてその脇でドップリと暗い穴を開けて読者を引きずり込もうとする人生の深淵のどす黒さ。どれも読み始めると止まらない、正に一気読みの一冊。

どれか一篇選べと云われれば、評者は「柘榴」を選ぶ。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.7
(5pt)

面白いです

連作ではない短編集です。

それぞれがきちんとした純文学的な完成度の短編なのですが、それが終盤でミステリー作品であったと分かるという構成です。

姉妹の話は怖かったですね。「いまはそれほどでもない」というところが。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.6
(4pt)

街のどこそこにいるような、いわゆる普通の人が持つ、怖ろしさ。

ちょっと、怖いお話、6編。
いわゆる普通の人だと思える人の持っている怖ろしさが、ほんとうにありそうな話になっている。
実際、本書に描かれているような感情はあるんじゃないだろうか。

現実にありそうなだけに、少々辛い話もあった。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.5
(5pt)

昭和文学の薫香にも似て

古典部シリーズや小市民シリーズしか知らない読者には「上手なラノベ作家」程度の先入観がいまだに強いかもしれないけれど、かつて久生十蘭に感化されたという傑作『追想五断章』をものした実力はここに再び大きく開花。志賀直哉や石川淳がミステリーを書いたらこんな雰囲気に仕上がるに違いないと思われるような熟成された文体と筆運びはさすが。35歳にして文豪の域です。版元が新潮社というアドバンテージはあるにせよ、山本周五郎賞受賞は当然でしょう。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.4
(4pt)

日常×怖さ。

ミステリというより、『世にも奇妙な物語』に近い。理路整然としたストーリー・テリングと文体は説得力があり、読んでいてわからないことはひとつもない。その上、物語の裏側できちんと構築がなされているから、すべてが明らかになったとき、読者はもう身動きが取れないようになっている。見事としか言いようのない作品がいくつかあった(そうでないものもいくつか)。十分、読むに値する一冊である。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.3
(3pt)

人の心は、複雑怪奇・・・

鵜川妙子が矢場英司を刺殺した!彼女はなぜか控訴を取り下げ、懲役八年の一審判決が確定した。彼女の真の動機とはいったい何だったのか?表題作「満願」を含む6編を収録。

起こってしまった出来事・・・。人はその表面に見える事実しか知らない。だが、その出来事の裏には、複雑に絡み合いうごめいている人の思惑がある。人の不思議さ、人の怖さ、人の面白さ。作者は6編の話の中で、そのことを巧みに描いている。表題作の「満願」はなかなかよかった。鵜川妙子という女性の執念には驚かされた。何かを守るためにはそんな力も出せるものなのか・・・。また、それ以上に印象に残ったのは「夜警」だった。川藤浩志というひとりの巡査の死は、本当に惜しまれ二階級特進に値するものだったのか?彼の裏の顔を知ったときには、ぞくっとするものがあった。
6編の中にはインパクトが弱い話もあったが、どの話も興味深く読んだ。人の心はまさに複雑怪奇・・・。読後、不思議な感じの余韻が残る作品だった。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.2
(5pt)

連城三紀彦の再来か

これは文句なしの傑作。
また、読まれた方の多くは、ミステリー界の巨匠で昨年惜しまれつつ早世した連城三紀彦の作風を思い起こすのではないか。
人間心理の複雑さを軸にした意外な結末を、これほどトリッキーに描き出した作風はまさに大連城全盛期の作品群にも匹敵すると言って良いだろう。六作どれも傑作だが、冒頭の「夜警」と表題作は特に心に残る名篇。
本年度ベストミステリーの上位はまず確実な必読の短編集。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.1
(5pt)

とても楽しめました。

6つの物語の全てが楽しめました。
人間って怖いなぁって思わされます。
実際にどこかで起こっているのではないかと思わされる話ですが、実際に起こっていたら怖いですね。
伏線と結末のつながりもいいですね。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741