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ラフ・アンド・タフ
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ラフ・アンド・タフの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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うんと下品な「傷だらけの天使」みたい。アメリカのペーパーバックみたいでもある。こんなのもたまには良い。少なくとも「少年と犬」よりこっちが好みだ。 | ||||
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良いと思います | ||||
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ケンイチには幸せになってもらいたかった。ただ暴力で自分にとって一番大事な浩次郎を死なせた罪は重い。だから仕方ないかなと思いながらも悲しくて切ない。 | ||||
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読了後の切なさや哀しさは馳星周独特で、ボクはそれを求め、期待しているから馳星周を読むのだと再確認しました。 このあとどんな結末が待っているのかは、馳ファンなら感じることができますが、それを先読みせずに、馳ワールドにどっぷりと浸かるのがよいと思いました。 | ||||
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馳先生の作品を2、3冊読んだ人なら「またかw」と思うこと請け合いの馳ワールド全開の、金銭暴力愛憎入り混じった逃走劇。 追われる身なのに主人公の行動が間抜けすぎて呆れるが、そういうキャラ付けということで納得。切れ者が本気で逃げるだけじゃつまらんしね。 馳作品は演歌みたいなもの。新鮮な驚きはなくても、安定感(安心感)がたまらない。 | ||||
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「悪ガキ」「風俗嬢」「ヤバい金」「ヤクザ」… 馳さんの作品はすべて読んでいますが、あいかわらずの疾走感に 一気読みしてしまいました。 本作はいわゆる「ノワール」ですが、初期の作品とは違い、 根底に「救い」があるように感じたのが読後の感想です。 馳星周さんの小説には、本当にハズレがありません。 | ||||
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幼少の頃から家庭の温かさを知らず育ったケンイチ。 気に入らないことがあると反射的に暴力に訴えてしまうならず者だ。 闇金の取り立てを始めるが、ヤクザの借金を踏み倒した風俗嬢をみつけて大金を手にしようとする。 風俗嬢は子持ちで、その子どもも他人に預けられて虐待されていた。 ケンイチは虐待の光景を目にして、過去の自分の人生ををやり直そうと何もかも投げ捨てて女とその子どもをと一緒に逃亡することを決意。 逃亡生活の中で徐々に親子の絆が深まっていくほか、風俗嬢の地元が東日本大震災で津波に流された土地で痛ましい震災の話も出てくることもあって、ハードボイルド、またはアウトロー作品という側面よりも親子の絆などに感動する作品であった。 エロ描写の表現が直球なのが印象的であった。 | ||||
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新宿から地方へ出ましたが、馳さんの本、好きです。読んでいてハラハラドキドキ。最後はちょっと涙だった。 | ||||
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ストーリーや設定、展開は????ってとこが多かったですが、逆にそれが物語を単純にわかりやすくしてくれ、一気に読み終えました。 自分とは無縁の世界の設定。その中での家族ってなんであるんだろう、、、とあらためて考えさせられました。 平凡に暮らすことの幸せを感じています。 読みあわったあと、何故か感動してしまいました。 最後も、、、あれで良かったんだろうな、、と。 | ||||
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過激な表紙や扇情的な帯とはうらはらに、内容は家族愛を求める男のどストレートな物語です。 母親の愛情を全く受けず家族の暖かさも知らずに育ったろくでなしの男が、借金を踏み倒した風俗嬢に母性を見出し、その息子に父性を引き起こされ、「家族」を守るため暴走していく様が、作者らしいテンポで小気味よく描かれています。 暴力と性と金、本作の小説のようなジャンルには欠かせない要素が盛り込まれ、そしてこれを描けば、やはり馳星周が一番だなと感じます。そして、この哀しき幕切れもまた、その醍醐味と思います。 | ||||
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主人公のケンイチ。 本能的に触覚だけたよりに生きている。 これは、珍しい!馳の主人公はいつも考えて考えて・・ 内面と戦いながら進むので・・・ 女も本能で!もちろん騙すことは忘れません。 馳の読ませるテクニックは健在! 死亡率は少なめ・・・ 不夜城の健一と同じ名前なので、期待しながら読んだが、 ケンイチは別人だった。w 当たり前か?! ファンはわがままなので、あと一息! ねっとり感が欲しいなあ~と。 | ||||
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ケンイチは借金取り立てのアルバイトを始めた。 ターゲットの子持ち風俗嬢に柄にもなく心が動いたことから、運命の歯車が思わぬ方向に回りだす。 こんな凶悪な主人公は見たことが無い。腹が立てば相手かまわず暴力をふるう。しかも沸点がきわめて低い。 バディの浩次郎でさえ例外ではない。絶対に好きになれない男だが、生い立ちを知れば納得してしまう。 愛情も必需品も与えられなかった少年は、こうなるしかない。 ヒロインの早紀子が性産業に足を踏み入れた事情にも唸らされる。 ある大事件が原因なのだが、似た境遇の女性は絶対に何百人も実在する。 暴力と性的サービス。どん底に堕ちた人間には、自分自身しか売る物がないのだ。 凡百の嘘くさいネガティヴ小説と違って、本作には人と社会の現実が見事に描かれている。 だから嫌な話であっても、読者を惹きつける。 心臓を鷲掴みにされるようなサスペンスに陶酔した。 ケンイチの心情が変化していくところに文芸的な深みもある。 行政が国民を守らないこの国では、愛する者は自分で守るしかない。虎の目を持て。 | ||||
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