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歌うクジラ
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歌うクジラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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すぐに届きました! 梱包も丁寧、清潔感あり、心地良い! オススメです! ありがとうございます! | ||||
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作者は昔、ミトコンドリアをテーマにした某小説を批判したこともあり、今はもう次元の違うレベルに達している書き手のように思えます。なぜこれまで読んでいなかったのかと自分を叱りたい、傑作の一言。ネギダールの赤い飛行自動車がポップ。ただただ、言葉が脳髄に刻まれるような衝撃に酔います。 | ||||
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僕は本を沢山読むわけじゃないから、この作品が文学作品としてどうとか、文章の力強さなどについては分からない。ただ、本を読み終わり不思議な安心感に包まれた。どんなに辛い人生でも、人として良く生きていかなければならない 逃げる事は出来ない どうせ逃げれないなら怯える必要がない 他にも感じたことは沢山あるが、苦しい人生の中、この本の圧倒的なスケールに全てがどうでも良くなった 反面 自分のためにいきたいとも思った そういう、スケール感と面白さを備えた本。 | ||||
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いやもうこれ村上龍の最高傑作じゃない?村上龍版ブレードランナー、村上龍版家畜人ヤプー、村上龍版日本沈没って感じ。村上龍版海辺のカフカ…かなぁと最初何となく思ったが、そんなもんじゃない、スケールが桁違い。村上春樹の全作品結集してもこれ一作に到底及ばない。今までいろんな村上龍の近未来もの読んできたけど、ここまで空前絶後なものはない。この通りの未来になるなんて全然思わんし、むしろ多分全然違う未来になると思うが、そういう未来の予測としてより、人生とは何ぞやという部分で、自分が思っていることと見事にシンクロした、やっぱりそうだよなと、自分以外にも同じことを考えてる人間がいたってことが確認できて嬉しかった。 | ||||
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いやもうこれ村上龍の最高傑作じゃない?村上龍版ブレードランナー、村上龍版家畜人ヤプー、村上龍版日本沈没って感じ。村上龍版海辺のカフカ…かなぁと最初何となく思ったが、そんなもんじゃない、スケールが桁違い。村上春樹の全作品結集してもこれ一作に到底及ばない。今までいろんな村上龍の近未来もの読んできたけど、ここまで空前絶後なものはない。この通りの未来になるなんて全然思わんし、むしろ多分全然違う未来になると思うが、そういう未来の予測としてより、人生とは何ぞやという部分で、自分が思っていることと見事にシンクロした、やっぱりそうだよなと、自分以外にも同じことを考えてる人間がいたってことが確認できて嬉しかった。 ここからは下巻だけ書く感想。この小説は何かの比喩(メタファー)という意見がある。村上春樹みたいに作者が自分で比喩だメタファーだ言ってないから断言できんが、多分そうだろう。そうすると何が言いたかったのか?まずこの先日本はますますメチャクチャになり、人口も減っていくしかない、移民国家になるしかない、日本が日本でなくなる、という予測。そして超格差・超階級社会になるが、結局どの階級社会も行き詰まり、滅ぶ、というか元の木阿弥に戻るだろうという予測。だから難しいこと考えないで、とにかく自分の人生を精一杯楽しめと。 | ||||
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人の名前は人種を問わず大抵カタカナ呼びだったり、句読点が少なく情報過密な説明描写などの典型的な村上龍的文体と、クールなバイオレンスが相変わらずふんだんに盛り込まれ、長年のファンは読み進める毎に逐一ニヤリとしたことだろう。 加えて近い未来の移民達の混入や文化の意図的で公的な改造の為にヘンな日本語がパターンを変え延々出てくる。 更には過去の作品群に比べればスピード感の劣る展開。特に上巻は引き込まれるまでに少々時間を要する。 だから、村上龍を読み慣れていないと読みずらいかも知れない。取っ付きづらいだろうなと思う。 しかしながら、私にとっては、村上龍の最高傑作だったと思う。ここのレヴューでは比較的に過去の作品に比しつまらない、ドライブ感が足りない、と言う意見も多いようだが、それは例えて言うなら今の佐野元春に彼の若いときのノリの良さや輝くような天才性を求めるようなものと感じてしまう。 村上龍は晩年を迎え、小説家として絶望を極めつつあると感じる。私は2013の「心はあなたのもとに」という比較的不評な小説が大好きだった。だってしょうも無くて絶望しか描かれていないから。 そして更にはこの「歌うくじら」は、情詩的で哲学的で、歴史的考察に支えられた人類史学な、またグローバル経済の進展と資本主義のの行く末を冷静に考察した、村上龍の全てが詰め込まれた大作、傑作だと思う。 そして、確かに此処に描かれた世界像は、現実になりつつあることだと何処を切り取ってもそう思える。だから、この小説の世界観には、絶望しか無い。 ラスト→「別の人間になることだけは絶対にいやだった。他の人間になった自分をどうやって憎めばいいというのだろうか」 上記はラスト佳境での主人公アキラの台詞。人間として愛おしい台詞だと思うし、小説の主人公にグッと共感、思い入れられる瞬間である。しかしこの台詞が何をしてでも自分の生(“生”なのかは疑問だが)を確保したいヨシマツの思いと紙一重であることは、結構壮大な皮肉にも読める。でもヨシマツとは何かが違う。まぁそれは読めば分かるかも。 こんな、知識と忍耐を必要とし、捉えようによっては堅苦しく読み進め辛い作品ではあると感じもしますが、それでいて、主人公の味方をし続けたくなるような引き込まれる物語性はしっかりある。 だから、アキラがラストで宇宙空間に放り出されるが、近いてくる光は、絶対に猿女ネギダールの操るイスンだ!! | ||||
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下巻になると物語の速度が上がる。「5分後の世界」のような速度ではないが。主人公の旅が受動的に進み、課題を消化して次に進んでいくと言う英雄伝説的な流れではあるが、なんか違和感があるな~、なんて言う感じが、ラストで解消される。一場面一場面、丁寧に分析し、そこに出てきた発言やコンセプトを分析すると、色々、この作品の深さが理解できるのかもしれない。ただ、作者の人生で感じたエッセンスを脱稿の時間に追われて入れ込んだだけなのかもしれないとも思う。 上巻の「死や失敗が決定し安堵する」とか、「性欲は悪」とか、文化経済効率化政策によってリプロダクションが止まるとか、日本の教育が人々に与える影響を暗喩している表現、年老いたナマケモノはやっぱりグロテスクだとか言う発想と表現は、みごとだと思う。不老不死の遺伝子が注入されたのにサツキと他の人達の現状とに大きなギャップがあったりとか、不自然な設定もある。良く理解する為には、やはり細かく分析して他の作品と関連させないと良く分からない作品だと思う。 「歌うクジラ」のエビソードが最後の方で説明されるが、この作品が2010年に完結しており、小保方氏のSTAP細胞騒動の前に書かれているわけで、やっぱい予言性があった気がする。個人的には、やはり村上龍は、この時代を代表する作家だと思う。 | ||||
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「小説は時代を映す鏡のようなものである。」という言葉は誰かが言っていたような気がする。村上氏の感性で捉えた現在の日本は、本書で書かれたような世界に繋がっていくと感じているようだ。描写的には、「超電導ナイトクラブ」「フィジーの小人」「五分後の世界」「イン・ザ・ミソスープ」「ヒュウガ・ウイルス」とかが混ざり合っていると感じた。 隔離施設の出島から主人公が知り合った特殊な人間と共に脱出し、旅が始まると言う物語である。ともかく現状の場所から出てみる。人との係わりで人生が変わっていく。支配者層のお題目を盲信するのではなく、自分の経験と感性と思考で、解釈と行動をしてみる。そんな、人生を動かすには普通に必要な事が、極端な世界の中で描写されている。現在の日本の表面的な世界は平和を装っているけれど、本当はドロドロしたものだし、それに適応するのには色々な事を体験して、人の本質を知らないといけない。著者が信じている、人と社会のエッセンスがパラパラ出てくるので、それを拾い上げれる人は楽しめると思う。 | ||||
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村上龍さんが良く使うキャラクターと構成。 男二人と女性一人。 旅をする。 色々なものを見つける。 美しいもの、醜いもの、人間とテクノロジー……。 一緒に旅をしましょう。 | ||||
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自分的には多分これ以上のディストピア物にはもう出会わないんじゃ無いかと思わせる傑作。映像化される事を前提とするかの様な箇所が結構ありますが原作に忠実な映像化は無理でしょう。ディストピア物としても読み応えがありますが1人の少年を中心とした冒険物でもあると思います。何度か読み返す事がありそうな傑作。 | ||||
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トシをとると余計なものというか、装飾的な物は廃したくなるものだ。 神、或いは父殺しという神話の骨格に、来るべき未来を担う一人の少年の地獄めぐり 美しいエピソードとエロスと殺戮という色とりどりの内臓を加え 神話とSFを再構築するようにして、この物語は出来上がっている。 | ||||
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書籍の内容に触れるのでレビューしにくいですが、あり得ると思える世界観でした。 | ||||
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SFっぽい体裁だけど細かいところはSF的にはザツで、それはわざとやってるのはわかる。展開に惹き込まれて読んだけど、大きなオチはない。けどなにか心に残るものはある。 | ||||
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読み終えて、メモリアックを通じて頭の中に銀河鉄道999の歌が流れた。 ・女衒のアンジョウはプチエンジェルの吉里弘太郎を彷彿させる。 ・2015年国勢調査の速報集計は、大都市を含めて日本のほとんどの地域で人口減少が加速と、総務省が発表。 ・映画「V フォー・ヴェンデッタ」のナタリー・ポートマン演じる女の子の父親が語ったという言葉。 「政治家は嘘を語り、小説家は嘘で真実を語る」 けして質問してはいけない。殺されるから。 国会で質問しようとして刺殺された石井紘基国会議員を思い出してほしい。 真相を究明しない者が出世する。 現実と小説の描写が渾然一体となり、 死に方は選べないが、生き方は選べること、 そして希望があることを知った。 | ||||
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『生まれてからこれまで何度も自分を憎んだ。だが自分を憎んだまま生きるのはむずかしい。だから人間は、自分を憎むのを中断するための方法や手段を考える。きっと人間は無自覚のうちに、そのことだけをずっと考えているのだ。』(歌うクジラ、下巻、354−355ページ) 村上龍ほど偏見の目で見られ、評価されている作家はあまりいないだろう。彼は極端に肥大したエゴと自分が学んできた知識、思想を骨子に、常に「物語」という媒体の可能性に挑んでいる。 この「歌うクジラ」は遺伝子工学的に「不死」が成立しえた近未来を描いている。 「社会的なディストピアを描いた小説」と一言で述べることは簡単だ。しかしそれは誤りだろう。彼が得意とするのは今の延長線上の未来に、「If」の分岐路を設けることだ。「半島を出よ」において設定されたのは「隣国の特殊部隊によるテロ」であり、そして本作における「もしも」は不死で、それがもたらす可能性を――そう、不死という特権がもたらしうる・波及しうる可能性というものを――社会的かつ醒めた目線でたっぷりと描いている。経済的・社会的にも満たされていて、かつ「不老不死」となった存在が次に何を求めるのか? 「理想は求めるもので、叶えるものでない」、その通りだ。指向性を失った才能が、熱意が、行き過ぎたユートピア思想へ辿り着いたり、残虐性を帯びた管理思想と手を結ぶ――十二分にあり得る「IF」だろう。 「想像せよ」、随所随所でリフレインされる通り、敬語と想像力、言葉を武器に立ち回る主人公・タナカアキラは、しかし残念ながらこの世界を救うヒーローではない。だが、彼はこの世界を満たしている諦念、ひいてはこの権力社会の代表ともいえる怨霊と戦い、生き延びる。限りない受動と放浪の旅の末、見出されたその哲学のシンプルさ、美しさといったらどうだろうか。ラスト・シーンの宇宙の描写は凄まじい。老いてなお冴える村上龍の想像力に慄く作品だ。 | ||||
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視線が文章につまづくことがない。反り返った刀身が適切な鞘におさまっていくようにスルスル読める。これほどストレスを感じさせずに読ませる日本人作家を他に知らない。このような(瑠璃の勾玉のような)(その曲線と曲線の合致のような)文体を読み慣れてしまうと、他の作家の小説を(戦時中の割り箸のように句読点が毛羽立ったその文章を)読む際に、文章そのものにストレスを感じるようになるという副作用もあるので、良し悪しだ。 貧困層の少年少女が富裕層の暮らす最高級老人施設を目指して命がけの旅をするという冗談みたいな話。日本人や日本社会に対する鋭い嫌悪感がたいへん好ましい。随所で神の視座から届く主人公へのメッセージが感銘を打った。つまるところそれは著者のエセーのテーマでもあった〔死ぬな、楽しめ、世界を知れ〕ということに尽きるが、これは、中東の諺を脚色したものだったか知らん? 忘れた。なんにせよアルゼンチンの空気のように素晴らしく素晴らしい言葉だし、こどもたちへのメッセージとしても、今だ、まちがいのない言葉であるように思う。 | ||||
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数年前に購入したものの、序盤の淡々とした展開と独特の文体に挫折しておりましたが、気を取り直して読み直し、上下巻共に読了致しました。 22世紀の日本を描くディストピアものSFなのですが、タイトルである「歌うクジラ」は現代社会から小説内で描かれる未来社会へのパラダイムシフトの契機となった遺伝子の発見エピソード(と、それによって名付けられたとされる遺伝子名)にちなんだものであり、「歌うクジラ」なる牧歌的なキャラクターは登場しません。 上巻は、意図的に助詞を崩して会話する登場人物たちの会話を執拗なまでに記述している部分が長く、文章では理解しづらい架空のスポーツを観戦するシーンなど、正直に申しまして読むのに忍耐が必要になる方が多いかと思われます。また暴力的なシーンの描写に置いては残酷さが非常に強く、嫌悪感を示される方にとっては苦しい読書になることも考えられます。 以上、ネガティブな意見ばかりに思われるかもしれませんが、上下巻を通して読了した上での評価は私が感じた読みにくさを差し引きしても星4つ。過去に著者が「小説家なのだから言いたい事があれば小説で表現する」という意味の発言をしておられたのを読みましたが、その言に恥じる事の無い小説だった、との感想を持ちました。 | ||||
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上巻では淡々とした展開、助詞を意図的に崩した会話の執拗な描写、文章では理解しづらい架空のスポーツ観戦場面、暴力的で残酷なシーンなど、読む事に忍耐が必要な部分も多くありましたが、上下巻共に読了し、読んで良かったと思えました。 主人公の旅(移動)は最終到達地点に達し、ディストピアと化した未来社会の最下層から最上層までを縦断した末に物語の重要人物から「世界と歴史の真実」みたいなものを語られる終盤まで、話が進むごとに読み易くなって行き、物語にもいっそう引き込まれました。 過去に著者が「小説家なのだから言いたい事があれば小説で表現する」という意味の発言をしておられたのを読みましたが、その言に恥じる事の無い小説だった、と感じます。 | ||||
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はじめ、近未来SFファンタジーで少年が大冒険する血湧き肉躍るワクワク物語りなんだろうなー楽しみ☆、見たいな感覚で本を開きました。……それが間違いだった。正直なめてました。多分そういった体で読み始めるとガッカリします。だってこれ、楽しむ趣向の物語ではないですもん。エンターテイメントと言うよりは教養?物語を通したエッセイ?といった感じではないでしょうか。 結末というのはあまり重要ではないような気がします。結末ではなく、過程。主人公のアキラが新しい世界、新しい人間にふれあい、初めて人生が始まる、そんな長大な成長物語なんですよね。 たしか「21世紀の神曲を書きたかった」見たいなことが帯に書いてありました。なるほど!っと思いました。地獄→煉獄→天界は、本書でいう下層→中層→上層で、移動しながら何かを受け取っていくというのは、まさしくプロットとして酷似しています。 下巻に関してはもはや岩波の赤版を読んでいるような感覚を覚えました。 百数十年後の世界、ありえないようなディストピア、ファンタジー、ということで現実と乖離しているように感じるかもしれませんが、これって完全に現代の風刺ですよね?まさしく現代に蘇ったガリバー旅行記ですよ。 少年が最後にたどり着いた『答』。分かってはいるんですがいざ文字で明言されると心に来るものがあります。是非少年と一緒にその答えにありついてください。 いやー久しぶりに物凄い本だった。 | ||||
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「上」と同様、悪夢のような未来世界の、それなりにリアルな描写が延々と続く。しかし、キーワードの一つとでもいうべき「メモリアック」というのがややこしくてうまくイメージできず、さらにおしまい近くの「35号棟F」(その1〜その4)はどこかのSF映画で観たような展開で、拍子抜け。というか、期待したほどではなかった(どんでん返しはあってなきがごとし)。娯楽系(?)SFとしてはさすがによくできている、とは思うものの、物語内で交わされる思弁の部分に歯止めがかかっていない印象が残る。歯止めをかけないのがSFと言われればそれまでだが。ともあれ、結局、☆五つとはいかなかった。 思えば、やはり『半島を出よ』の方が読み応えがあったような気がする。それと、文庫本の「下」のおしまいには吉本ばななさんの「なんのためにでもなく」というタイトルの「解説」が付いている。評者は2回繰り返してこれを読んだが、何を書いておられるのか、ほとんど分らなかった。 | ||||
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