(短編集)

黒後家蜘蛛の会1

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評判

黒後家蜘蛛の会1の評価:

4.21/5点 レビュー 47件。 B ランク

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平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全64件 41〜60 3/4ページ
No.24
(5pt)

私にとってはベストな作品

賛否両論あるようですが、私にとってはベストな作品の1つ。
アガサクリスティ好きが高じて、いろいろな推理小説を読み漁りましたが、
推理小説という分野だけでは語れない作品だと思います。

化学者、数学者、弁護士、画家、作家、暗号専門家が、
毎月1回ゲストを呼んで、レストランで会食。
その給仕を担当するのが、ヘンリー。
ゲストの話から飛び出すほんのちょっとしたミステリーを
6人の識者が、喧々囂々と論議かつ推理する。
そこで最後に一番シンプルな答えをヘンリーが導き出して解決。

こんな風に書くと面白みも素っ気もありませんが、
6人の言葉のやり取りが本当に楽しいのです。
古臭い手法だし、華やかさやスリルとは無縁ですが、
読んでいるとホッとするし、微笑ましい作品です。
全作揃えていますが、少なくとも1冊20回は読んでいます。
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.23
(5pt)

良き時代の素敵な集い

多才なアシモフの推理短編集。
多士彩々な推理を楽しみとするメンバーが集い
美味しいディナーとインテリジェンスの高い会話で、
事件が披露、解決が展開されます。
ヘンリーの鶴の一声的な解決も楽しみですが
集う際の雰囲気や機知に富んだ会話がとても素敵です。
良き時代を覗き見る様、しばしの同席を楽しんでは。
黒後家蜘蛛の会〈1〉 (1976年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会〈1〉 (1976年) (創元推理文庫)より
B000J9555C
No.22
(5pt)

良き時代の素敵な集い

多才なアシモフの推理短編集。
多士彩々な推理を楽しみとするメンバーが集い
美味しいディナーとインテリジェンスの高い会話で、
事件が披露、解決が展開されます。
ヘンリーの鶴の一声的な解決も楽しみですが
集う際の雰囲気や機知に富んだ会話がとても素敵です。
良き時代を覗き見る様、しばしの同席を楽しんでは。
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.21
(5pt)

素晴らしい読者との連携プレー

10数年ぶりの再読。やはり「パズラー」ならこれ、ということを再認識しました。
大仰なトリックがある訳でもないし、意外な犯人がいる訳でもない。
いわゆるどんでん返しもない。
でも、「些細な手がかりをもとに、いかに論理的に真相を解明するか」という推理を思う存分楽しめる、ミステリ史に残る傑作短編シリーズの第1弾が本書です。

今回、読んでいて発見したのは、著者と「読者」との関係。
本書全体の「まえがき」で、著者が当惑するような手紙を送ってくる読者のことを皮肉混じりに書いていますが、その意味は、記念すべき第1作「会心の笑い」の「あとがき」で分かりました。
何と、この第1作には、「穴」があったというのです。
解決に至るまでに展開される仮説に忘れていた点があり、雑誌での作品発表後、読者の手紙で指摘され、単行本化の際に手直ししたということです。

人によっては、ここぞとばかり、作品をけなす者もいるのでしょうが、その読者はそんなことはしなかった。
しかも、著者はその批判を素直に認めて、訂正し、「あとがき」の中で「こういうありがたい読者もいる」として、「このような指摘を心から感謝」と述べています。
読者との連携プレーにより、傑作が誕生したのだと言えましょう。

著者は「贋作」にも寛容であったらしく、実際、ネットで検索してみると、「黒後家蜘蛛の会贋作集」という日本語のファンサイトがあります。
版元の東京創元社了承のうえ、ストーリーを公募、「ノベルゲーム」化し、無料で公開されています。
その作品の質は、本家に勝るとも劣らない、良作揃いです。
1992年に著者は没していますが、読者により新作は誕生しているのです。

それほどにファンを獲得している作品とは?
自分がミステリ好きだと思うなら、必読の書と言える連作短編集、それが「黒後家蜘蛛の会」です。
給仕のヘンリーのことは、一生忘れられなくなることを請け合います。
黒後家蜘蛛の会〈1〉 (1976年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会〈1〉 (1976年) (創元推理文庫)より
B000J9555C
No.20
(5pt)

素晴らしい読者との連携プレー

10数年ぶりの再読。やはり「パズラー」ならこれ、ということを再認識しました。
大仰なトリックがある訳でもないし、意外な犯人がいる訳でもない。
いわゆるどんでん返しもない。
でも、「些細な手がかりをもとに、いかに論理的に真相を解明するか」という推理を思う存分楽しめる、ミステリ史に残る傑作短編シリーズの第1弾が本書です。

今回、読んでいて発見したのは、著者と「読者」との関係。
本書全体の「まえがき」で、著者が当惑するような手紙を送ってくる読者のことを皮肉混じりに書いていますが、その意味は、記念すべき第1作「会心の笑い」の「あとがき」で分かりました。
何と、この第1作には、「穴」があったというのです。
解決に至るまでに展開される仮説に忘れていた点があり、雑誌での作品発表後、読者の手紙で指摘され、単行本化の際に手直ししたということです。

人によっては、ここぞとばかり、作品をけなす者もいるのでしょうが、その読者はそんなことはしなかった。
しかも、著者はその批判を素直に認めて、訂正し、「あとがき」の中で「こういうありがたい読者もいる」として、「このような指摘を心から感謝」と述べています。
読者との連携プレーにより、傑作が誕生したのだと言えましょう。

著者は「贋作」にも寛容であったらしく、実際、ネットで検索してみると、「黒後家蜘蛛の会贋作集」という日本語のファンサイトがあります。
版元の東京創元社了承のうえ、ストーリーを公募、「ノベルゲーム」化し、無料で公開されています。
その作品の質は、本家に勝るとも劣らない、良作揃いです。
1992年に著者は没していますが、読者により新作は誕生しているのです。

それほどにファンを獲得している作品とは?
自分がミステリ好きだと思うなら、必読の書と言える連作短編集、それが「黒後家蜘蛛の会」です。
給仕のヘンリーのことは、一生忘れられなくなることを請け合います。
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.19
(5pt)

アシモフのミステリー

アイザック・アシモフといえば、SF作家とはいえ、多彩な才能で大活躍した巨人だ。
これは、その中で、SFではなく、純粋なミステリー小説として書かれたものだ。
それも、安楽椅子探偵もの。(ヘンリーは椅子には座っていないが。)
純粋ミステリーはあまり沢山読んでいないので、これがどのくらいの位置にあるのかはわからない。しかし、最終的に謎解きをするヘンリーを描くために、黒後家蜘蛛の会のメンバーがそれぞれの推理や考えを出さなければならないわけで、それだけでもかなりのレベルではないだろうか?
個人的には最初の話が好きだが、これは個人個人の好みだろう。
黒後家蜘蛛の会〈1〉 (1976年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会〈1〉 (1976年) (創元推理文庫)より
B000J9555C
No.18
(5pt)

アシモフのミステリー

アイザック・アシモフといえば、SF作家とはいえ、多彩な才能で大活躍した巨人だ。これは、その中で、SFではなく、純粋なミステリー小説として書かれたものだ。それも、安楽椅子探偵もの。(ヘンリーは椅子には座っていないが。)純粋ミステリーはあまり沢山読んでいないので、これがどのくらいの位置にあるのかはわからない。しかし、最終的に謎解きをするヘンリーを描くために、黒後家蜘蛛の会のメンバーがそれぞれの推理や考えを出さなければならないわけで、それだけでもかなりのレベルではないだろうか?個人的には最初の話が好きだが、これは個人個人の好みだろう。
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.17
(5pt)

雰囲気が大好き

 様々な職業の6人の人物からなる黒後家蜘蛛の会。例会ではなぜかいつも何らかの謎が提示され、皆が様々な議論をしますが、いつも最終的に謎を解くのは6人の中の誰でもなく給仕のヘンリー。
 6人のメンバーの軽妙な会話、そして、ヘンリーの控えめな様子が素晴らしい雰囲気をかもしだしています。
 短編集なのでそれぞれの話は短く、また出てくる謎もシンプルなので、とても読みやすくなっています。暇な時に1,2話読むのがおすすめです。
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.16
(4pt)

軽い読み心地の短編集。

化学者、数学者、弁護士、画家、作家、暗号専門家の六人によって構成される

“黒後家蜘蛛の会(ブラックウィドワーズ)”

毎回ゲストを招いて開かれるその会合では、ささやかな謎が提供され、

全員が安楽椅子探偵としてその謎に挑戦する。

でもいつも正解を出すのは給仕のヘンリー。

ヘンリーのイメージに、森博嗣さん“S&Mシリーズ”の西之園家の執事、諏訪野さんを思いました。

短編でたまに活躍する姿がダブってみえます。

作品は1つ1つがとても短く、謎解きもシンプルなのでサクサク読めちゃいます。

寝る前のひと時や、移動中にもぴったり。

自分でも問題を解決しながら読んでいくと、ドリルを解いてるみたいな感覚でとてもおもしろいです!
黒後家蜘蛛の会〈1〉 (1976年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会〈1〉 (1976年) (創元推理文庫)より
B000J9555C
No.15
(4pt)

軽い読み心地の短編集。

化学者、数学者、弁護士、画家、作家、暗号専門家の六人によって構成される
“黒後家蜘蛛の会(ブラックウィドワーズ)”
毎回ゲストを招いて開かれるその会合では、ささやかな謎が提供され、
全員が安楽椅子探偵としてその謎に挑戦する。
でもいつも正解を出すのは給仕のヘンリー。
ヘンリーのイメージに、森博嗣さん“S&Mシリーズ”の西之園家の執事、諏訪野さんを思いました。
短編でたまに活躍する姿がダブってみえます。
作品は1つ1つがとても短く、謎解きもシンプルなのでサクサク読めちゃいます。
寝る前のひと時や、移動中にもぴったり。
自分でも問題を解決しながら読んでいくと、ドリルを解いてるみたいな感覚でとてもおもしろいです!
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.14
(3pt)

アシモフの名誉のためにも、本シリーズは早く打ち切るべきだった

SF作家としての名声を確立していたアシモフは本格ミステリのファンでもあり、本シリーズは安楽椅子探偵合戦に挑んだもの。化学者、数学者、弁護士、画家、作家、暗号専門家の六人が集まった「黒後家蜘蛛の会」。月一回の晩餐時に、興味ある事件について喧々諤々の議論となるのだが、結論が出ない。そして、鮮やかな解決を見せるのは決まって給仕人のヘンリーだった。

有識者が答えを出せないのに、給仕人のヘンリーが鮮やかな解決を見せると言うのがウリだが、冷静に見て、ヘンリーの解決は他の六人に比べてそれ程優れているものだろうか ? 元々この形式はA.バークリー「毒入りチョコレート事件」を短編化したものだが、流石にバークリーは結論を曖昧模糊として読者を煙に巻くと言う手法を採っている。同程度の可能性のある七つの案から一つの案を正解として選ぶのは、殆ど作者の恣意であり、書き方次第で何とでもなる。実際、アシモフは本シリーズを執筆中、周囲に、「幾つかの解決の可能性がある状況を知っていたら教えてくれ」と頼んでいたそうである(実話)。

アシモフの稚気は微笑ましいし、E.Q.M.M.への貢献度も高い。その本格好きが「裸の太陽」等にも活きているのだが、アシモフの名誉のためにも、本シリーズは早く打ち切るべきだったと思う。
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.13
(3pt)

アシモフの名誉のためにも、本シリーズは早く打ち切るべきだった

SF作家としての名声を確立していたアシモフは本格ミステリのファンでもあり、本シリーズは安楽椅子探偵合戦に挑んだもの。化学者、数学者、弁護士、画家、作家、暗号専門家の六人が集まった「黒後家蜘蛛の会」。月一回の晩餐時に、興味ある事件について喧々諤々の議論となるのだが、結論が出ない。そして、鮮やかな解決を見せるのは決まって給仕人のヘンリーだった。

有識者が答えを出せないのに、給仕人のヘンリーが鮮やかな解決を見せると言うのがウリだが、冷静に見て、ヘンリーの解決は他の六人に比べてそれ程優れているものだろうか ? 元々この形式はA.バークリー「毒入りチョコレート事件」を短編化したものだが、流石にバークリーは結論を曖昧模糊として読者を煙に巻くと言う手法を採っている。同程度の可能性のある七つの案から一つの案を正解として選ぶのは、殆ど作者の恣意であり、書き方次第で何とでもなる。実際、アシモフは本シリーズを執筆中、周囲に、「幾つかの解決の可能性がある状況を知っていたら教えてくれ」と頼んでいたそうである(実話)。

アシモフの稚気は微笑ましいし、E.Q.M.M.への貢献度も高い。その本格好きが「裸の太陽」等にも活きているのだが、アシモフの名誉のためにも、本シリーズは早く打ち切るべきだったと思う。
黒後家蜘蛛の会〈1〉 (1976年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会〈1〉 (1976年) (創元推理文庫)より
B000J9555C
No.12
(5pt)

SF界の巨匠による《安楽椅子探偵もの》

◆「明白な要素」
  本日のゲストは、異常心理学の准教授・エルドリッジ。
  彼は、直感的に万引き犯を感知するスーパーの店員・メアリーの話をする。
  しかも彼女は、三千マイルも離れたサンフランシスコで起きた、
  アパートの火事の被害状況までも予言していたという。
  彼女の自作自演、共犯者との共謀、別の人間による《操り》など、
  さまざまな可能性が検討されるも、ことごとく否定されてしまう。
  果たして本当に、メアリーに予知能力はあるのか?
  アンチミステリであり、ある意味、メタミステリでもある異色作。
  シャーロック・ホームズの名言“不可能をすべて消去した後に残る
  ものこそ、よしやいかにそれがあり得べからざることであろうとも、
  真実である”を引き合いに出しているのが、心憎いです。
  
黒後家蜘蛛の会〈1〉 (1976年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会〈1〉 (1976年) (創元推理文庫)より
B000J9555C
No.11
(5pt)

〈ブラック・ウィドワーズ〉シリーズ第一弾

◆「明白な要素」
  本日のゲストは、異常心理学の准教授・エルドリッジ。
  彼は、直感的に万引き犯を感知するスーパーの店員・メアリーの話をする。
  しかも彼女は、三千マイルも離れたサンフランシスコで起きた、
  アパートの火事の被害状況までも予言していたという。
  彼女の自作自演、共犯者との共謀、別の人間による《操り》など、
  さまざまな可能性が検討されるも、ことごとく否定されてしまう。
  果たして本当に、メアリーに予知能力はあるのか?
  アンチミステリであり、ある意味、メタミステリでもある異色作。
  シャーロック・ホームズの名言“不可能をすべて消去した後に残る
  ものこそ、よしやいかにそれがあり得べからざることであろうとも、
  真実である”を引き合いに出しているのが、心憎いです。
  
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.10
(5pt)

アシモフのミステリー

6人の紳士が四方山ばなしをするという食事会、その名も<黒後家蜘蛛の会>。
毎回ゲストを呼んで話を聞くが、ゲストの話の中になぜかいつもミステリーがあらわれて、それを会のメンバーで話し合います。
事件はすべてゲストから口頭で語られ、事件現場に行かずその場ですべて解決します。
アームチェア・ディテクティブ(安楽椅子探偵)の形式をとっています。
この会のメンバーは多士済々。科学者、小説家、数学教師、特許弁護士、画家、暗号の専門家。それにかかせないメンバーが、名給仕のヘンリー。
短編連作12編。謎は粒が大きいのから小さいの、納得度が高いものから、こじつけめいたものまで多々あるけれど、あまり気になりません。
黒後家蜘蛛はこのメンバーたちの会話がおもしろいので、メンバー同士の丁々発止のやり取りを読んでるだけでもニヤリとすることが多いです。
1巻目では「指し示す指」が話が奇麗に落ちていて好きです。
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.9
(4pt)

蟻地獄♪

『ダ・ヴィンチ・コード』の訳者、越前敏弥氏にオススメされて思わず買ってしまった一冊。読めば読むほどはまっていく、蟻地獄のようなストーリーです。確かに面白い。何といっても、1話目のシュールな落ちに、思わず拍手していまいました。
いわゆるミステリーはあまり読んだことなかったんですが、こんなミステリーもあるんだ、と世界が広がりました。
舞台とかにしたら面白いと思います。
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.8
(5pt)

生き返れアシモフ!

各巻に1話は超能力や超常現象のトリックを暴く話があるのが素晴らしい。
死後の世界は存在しないというヤツも書いて欲しかった。
完璧に思える超常現象肯定論があったとしても、
そのトリックを見破れるアシモフなら、
自分の臨死体験さえトリックであったと説明出来るだろうから、
生き返って、復活の奇蹟のトリックを暴いて欲しい(w
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.7
(5pt)

もっと…(;_;)

SFとミステリーをさりげなく融合させ楽しませてくれたアシモフ!なぜ、もっと書いてくれなかったのかという思いが読むたびにします。科学エッセイをあんなに多く書くよりSFミステリーの巨匠としてのアシモフが好きな私は、このシリーズや「ユニオン・クラブ綺談」をもっと書いて欲しかった。たまに、そんなオチでええんかいっ!?と思う結末もあるし、舞台を宇宙旅行の中継ステーションのバーや銀河間を航行する長距離貨物船のキャビンにしてヘンリーという名前のアンドロイドが最後にいつも解決する…という設定のSF小説にもなりそう。でも、読むたびにいつも思ったのは会員としてあの場で食事をしながら酒を飲みたいっ!でした。難しいこと考えずにヘンリーに会いに行きましょう!雰囲気は20世紀前半のミステリー好きな英国紳士風メンバーによる食事会での謎解き…といったところです。ディープなミステリーファンには物足りないかもしれませんが、ウィットに富んだ軽めのミステリーが好きな人にオススメします。
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.6
(4pt)

「ベスト」ではないけど、何回でも楽しめる短編集

「ミラノ・レストラン」に毎月集う7人の「ブラック・ウィドワーズ」
−弁護士、暗号専門家、化学者、画家、作家、数学教師、そして給仕のヘンリー。
毎月のゲストが語る「不思議な出来事」をみんなでつつきあう。
でも最後に解決するのはいつも給仕のヘンリー
このパターンは一緒ですが、全然飽きない。
アシモフの博学な知識と「ブラックウィドワーズ」のたのしいおしゃべりの雰囲気、
そしてヘンリーの慎ましやかな口調から出る鮮やかな解決。
これらを楽しく味わえる人にはおすすめ。
それに対して、
「なにこれ?こんなの全然事件じゃないじゃないの!」
という人にはおススメできません。
私はすでに5巻までそろえました。
寝る前に2−3篇ずつ、繰り返し読んでいます。
全然飽きません。
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012
No.5
(5pt)

見方を変えてみよう

アシモフといえばSF作家という印象が強いが、この「黒後家蜘蛛の会」は本格ミステリです。
直接話法を多用しており、短篇で一話ごとが短いので、とても読みやすく、活字離れの激しい人にも御勧めできます。
有名で名作と言われるミステリの中にも、勧善懲悪や差別発言を多用する作品も多いのですが、「黒後家蜘蛛の会」シリーズは主に弱者の視点から(時には犯人の視点から)物事を捕らえている話が多く、好感が持てるのです。
特に「会心の笑い」は、大概の作品につきものの弱い=可哀想な被害者という単純な構図ではなく、立場は流動的な物だと言う現実的な考え方が特に評価できる。
人間心理を知り尽くした善良な犯人の復讐には末恐ろしさすら感じた。
まさに「黒後家蜘蛛の会」を象徴する名作です。
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1) Amazon書評・レビュー: 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)より
4488167012