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ハードラック
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ハードラックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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薬丸岳のノンストップ社会派ミステリー。単行本で読んだが、文庫化されたので、再読。 日雇いの仕事を無くし、闇の仕事に手を出し、殺人放火犯として追われる身となった仁。真犯人は誰なのか、誰もが怪しく、誰もが信じられず… 最後まで一気に読ませてくれた。現代の日本の闇を舞台に犯罪に手を染めることの恐ろしさを知らしめてくれる。薬丸岳の作品は相変わらずハズレが無い。 | ||||
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派遣切りに遭い、仕事も住む所も、貯金も帰る所もない主人公、仁。 闇の掲示板で仲間を募り、「一緒に大きなこと」をしよう、と呼びかける。 集まった仲間と強盗を企てるが、押し入った先で頭を殴られ昏倒。 ようやく一人で逃げ切るが、その後の報道で 家が焼け、3人の遺体が見つかったと知る。 このままでは3人殺害の犯人として追われてしまう。 自分はただ人生を変えたかっただけなのに―。 読後の感想としては、面白かったです。 一通りこの作家さんは読んでますが、相変わらずテンポよく あっという間にラストまで集中して読ませますね。 なんとなくほかの作品とは毛色が違う感じがして、避けていたんですけど やっぱり読んでみてよかったです。 読んでる最中は仁のすぐ騙されるところ、無防備すぎるところに 馬鹿じゃないのか、自業自得、なんで学習しないのか、とイラついてましたが。 ああ今作は失敗した、あんまり好きじゃない、と思ってましたが。 最後まで読んで納得、です。 さすが薬丸岳!ハズレなしですね。 自分の読む速度で好きか嫌いか、面白かったか否か計るんですが、 (あんまりノらない作品は途中で他のことをしだしたり、時間がかかるため) 薬丸作品は今のところトップレベルで読了してしまいます。 これからも楽しみです。 | ||||
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結末が気になって、たった3日で読んでしまいました。作者の本の中でもナンバーワンだと思います。 新品同様で送られてきたことも感激です。 しばらくたったら、また読みたいと思います。 | ||||
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職を無くし、闇の仕事に手を出し、殺人放火犯として追われる身となった仁。真犯人は誰なのか、誰もが怪しく、誰をも信じられず…最後まで一気に読ませてくれる。現代の日本の闇を舞台に犯罪に手を染めることの恐ろしさを知らしめてくれる。薬丸岳の作品はハズレが無い。 | ||||
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派遣切り、犯罪、最初そのテーマの重さに、主人公の陥った境遇、不幸。押しつぶされそうな暗さを感じたけれど、チームを結成したあたりからは、ドンドン進むペースに引っ張られて読み進みました。 犯人は確かに「真剣に犯人探し」をすればかなり前から、そうでなくても、ちょっと前にはわかると思います。また、確かに、「小説だったからだませたんじゃない?」というのはあります。でも、面白いプロットでしたよ。 まあ、最後は救われた感じはありましたしね。 | ||||
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過去の薬丸作品と比べると、エンタテイメント性の高い仕上がりだ。 主人公の仁が、闇の掲示板を使用するまでの一気に転落していく様は何とも恐ろしい。 ああいうものは悪意の塊のような人間だけが使用するものと考えていたが、ちょっとした ボタンの掛け違いから、やむなく犯罪に手を染めていくこともあるのだなと、余計に怖さ を感じてしまった。 嵌めたのは誰か?を探っていく過程は面白いが、作者がそこかしこにヒントを書いている ので、誰なのかは割と分かりやすい。実際にそこまでバレないものかはちょっと疑問であ るものの、芸能界を見渡せば「有り得るか?」との思いも・・・。 星5を付けるまでには至らないが、薬丸作品らしい現代社会の暗部ををテーマにした物語 構成の巧みさや、テンポの良さは相変わらず。今回も一気に読むことが出来た。 | ||||
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いきなり目が覚めると、信じられない光景が。。。 逃げ出していく。 そこから始まったストーリーです。 会社を首になったところから、彷徨う方向へなり 派遣や一日だけのアルバイトでネットカフェを中心に 生活をしていく主人公。 安定した生活を得るために、お金を払ったらそれは 詐欺であった。 そのための一発逆転を狙った犯罪計画。 自分で決めたことだのに、転がりだしたものは止める こともできない。そして自分は極悪人になっている。 どうしたらいいのか。それは自分を陥れた真犯人を つかまえるしかない。 その気持ちがリアルに文章となって入ってきます。 揺れる気持ち、疑いだしたとき誰を信じるべきなのか。 合間にみえる裏世界。きっとそこは1度入ったら 抜け出すことができないのだろう。。。と思わせてくれます。 小さなすれ違いが、後戻りできない世界への入り口になると 思わされる迫力ある作品です。 後半になるにつれて 盛り上がるのもさらに面白かったです。 | ||||
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派遣切りや詐欺に遭い、明日生きていくのもままならない男が、闇の提示板で募った仲間と一攫千金を企てるのだが、何者かに騙され殺人の罪をきせられてしまう。無罪を証明するために少ない糸口から真実を究明していくミステリ。 序盤は、優等生の連れ子と比較されて苦しんだ少年時代の話や、ネットカフェを転々としながら苦しい生活をする様子が主人公の相沢の視点で描かれている。その後、殺人が起きた場面から、事件を捜査する警察、一緒に事件を起こした仲間、そして相沢と3つの視点から事件の全容が明らかになっていく展開は楽しめた。 事件や事実確認の順番等よく考えられていたと思うが、殺人事件が発生しており指名手配されているにも関わらず、全体的に緊迫感が感じられなかったのが残念だった。 | ||||
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