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ようこそ授賞式の夕べに-成風堂書店事件メモ(邂逅編)-
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ようこそ授賞式の夕べに-成風堂書店事件メモ(邂逅編)-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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1巻をkindle unlimitedで読み、面白かったので4巻まで買って読みました。 この巻で急に登場人物が増え、視点がコロコロ変わり、よくわからないまま読み進んでしまい、よくわからないまま終わりました。 自分の頭の弱さが切ない…。 読み終わってからレビューを見たら、他シリーズとのコラボなんですね。道理で登場人物が多くなるはずです。 このシリーズは短編の方が読んでいて気持ちいいです。 | ||||
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『配達あかずきん』の「成風堂」シリーズと「出版社営業」シリーズとのコラボレーション作品。書店で著者作品のフェアが行われていた事もあり購入。 智紀サイドは「どの路線」「どの駅」と練られているのがよく分かるが、それだけに表紙絵柄を前作と同じものとして(ベースを成風堂側として)「コラボレーション作」という煽りは、肝心な事(コラボ内訳)を伝えていない。その煽りに読みたかったのはコラボ自体であって、中盤に片割れが様子見、終盤、チラと犯人像が浮かび上がってきたギリギリになって、ようやくこじつけな言い訳で押し通したストーリー側でなかった私には素直に楽しめなかった。合流を「まだかな?」と読み飛ばし、イライラし始め、中盤になってようやく「いやー さがしましたよ」ばりの「取引先の一人と、たまたま出会った」無感動ぶりには、犯人分かっているし、ここで終わってもいいですか、と投げそうになった。 犯人は、前述の混乱に気が散り、どうでもいいよ、に相応しい、あまりに雑魚だった。この素晴らしい仲間たちに、この下らなさ、という対比を行わせたかったのだろう著者意図は分かるが、流石に青年女性、成人男性に、周到に本職1人まで準備しての「犯人は…」には、捕獲の建前を通り越して、私刑の著者本音と犯人に哀れみすら感じた。この辺りは、初めから合流せず、携帯電話などで推理を伝えた後、男性陣(営業サイド)に汚れ役を一任させるとか、できたのではないかな、と感じた。最後まで探偵/オモリと、営業マン/その同僚達立場の原則を守り通した事には、応用が効かなかったというべきか、「コラボ」に免疫のない読者にどっちがどっちと混乱させないためには、立場を守らせ、余計な事をさせないぐらいの事前約束事が必要だったのか、悩むところだ。 解説にも触れた肝心の書店大賞(≠本屋大賞)に関しては、そもそもの賞の存在を知らなかったことから、受賞作だから読む、といった思い入れも特になく、賞に対する駆け引きや基本事項は、社会科見学な理解として新鮮だった。 読後、やはり感じた別所での「人物が多くゴチャゴチャしている」という評価を受け、個人的な整理の興味もあり、名前だけも含めて数えてみると40人近く。書店大賞よりも、むしろこの40人近くの人物を伝えたかったのか、と思いたい。コラボ自体を楽しむには前置きが長過ぎ、成風堂側として譲れない推理は、足(智紀サイド)に軍配があった、ように見えた。 構想★★★★★、設定★★★★☆を、消化不良☆で、結論★★★☆☆。 | ||||
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届いた不審なFAX・・・。しかも、差出人の名前は8年前に閉店したはずの書店になっていた。はたして、書店大賞授賞式を無事行うことができるのか?授賞式開始時間が、刻々と迫っていた・・・。 「成風堂書店事件メモ」、「出版社営業 井辻智紀の業務日誌」、両シリーズのキャラクターが勢ぞろい! ということで読んでみた。このふたつは私の好きなシリーズだ。 不審なFAXの送り主は閉店したはずの書店。しかもその店主は・・・。書店大賞の授賞式を無事終わらせるために、両シリーズおなじみのメンバーが真相を求め協力し合う。内容については、事件の背後にもっと複雑な動機があるのかと思ったが意外と普通だった。また、個性的な登場人物がたくさん登場するせいか、話があちこちに飛びストーリー展開がぎこちない感じがした。焦点が絞られていない?でも、書店大賞(実際は本屋大賞)のこと、業界や書店の内情など、今回も私たちが普段知ることができない本の世界について書かれていてとても興味深かった。ラストも無難にまとめられていると思う。 | ||||
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